学校と塾の対立?

最近、オンラインサロンや読者対談、はたまた他のコミュニティで偶然にもチラシやHPへの顔出し論争が沸き起こってる感じです。

結構驚くのが、顔出しをしていない塾長が多いということ。

と言いつつ、私も数年前まで基本顔出ししてませんでしたから…

偉そうなことは言えないんですけど。

タダですね、顔出しし始めてから生徒数増えたんです。

もちろん、顔出しが全てじゃないのは当たり前ですよ?

でも、やっぱり顔を出すことによって覚悟が決まった部分。

で、「俺をもっと知ってくれ!」って部分。

何となく、何をするにも縮こまってたのがずいぶん楽に突き抜けられるようになった部分。

色んなメリットがあったのかなって。

一応私は2017年からチラシやHPへの顔出しを本格的に始めました。

で、そのときから2019年の現在に至るまで、生徒数はおよそ1.5倍になりました。

70名から100名超ってイメージで。

顔出しすれば生徒が増えるのかッ!って単純に思われちゃうと困るんですが…

ま、そんな単純な話ではないのは皆さんお分かりだと思いますが、今まで縮こまって顔を出して来なかった人が、「俺が塾長だ!」って顔を出せば、やっぱりその時から変わるものはあるのかなって。

それをお客様、市場が感じ取ってくれれば当然集客に影響してくるわけで。

顔出しを躊躇する理由

ダメ講師

顔出ししていない皆さんが躊躇する理由って何でしょう?

・顔を出すのが恥ずかしい。

・顔を出すことによってプライベートがバレてしまう。

・画像を悪用されるのが嫌だ。

・顔が悪いから逆効果になる。

・顔を出したら外で後ろ指差されかねない。

こんな感じですかね。

私も顔隠し時代が長いですから。

全部分かります、その気持ち。

でも、どうなんでしょう?一個一個見ていくとそんなに恐れることのリスクがあるのかな?とも思うんです。

「顔を出すのが恥ずかしい」⇒生活、人生がかかっているのに恥ずかしいの一手でやらないの?

「プライベートがバレてしまう。」⇒SNSなどでバレてはいけないプライベートを載せているの?そうじゃなければ、そんなにリスクないような…。

「画像を悪用されるのが嫌だ。」⇒炎上されるような行為をネット上でしているとか、たいした仕事をしていないとか、悪いことしてるとか、そう言うことがなければタダの一般庶民の画像を悪用する人がいるだろうか…?(悪用する側のリスクも今はかなりありますし。)

「顔が悪いから逆効果になる。」⇒カッコよければ人が集まる?塾ってそういう商売だったっけ?むさくるしい髭もじゃ先生でも、それはそれでキャラが成り立ってれば、逆に集客力あるだろうし。ぽっちゃり系の方が安心感ありそうだし。(私なんて生徒から「外国の犯罪者みたいな顔」とか言われることもあるんですよ?そっちの方がヤバくないですか?)

「顔を出したら外で後ろ指差されかねない。」⇒世間で認められるような仕事をすればいい。「あ、あの人、〇〇塾の塾長じゃない?あの塾、凄い評判良いんだよね~」って言われるんだったら、何もコソコソ生きる必要なし!

好き勝手に書きました。

もちろん、ノーリスクだなんてことはありませんよ?

多少なりともリスクはある。でも、もともと独立開業って大きなリスクを背負ったはずなのに、何というか、ずいぶんと小さなリスクにとらわれてるんだとしたら、それはもったいないことだなぁ~と。(当然、何かあったときの責任は私には取れませんけど…。)

残念ながら人は他人に驚くほど無関心であるという事実

挫折

さっきのリスクなんですけど、恐れている人達は自分が周りから見られている、気にされているということが意識の前提にあるわけですよね?

でもね、残念ながら人ってそんなに他人に興味がない。他人のことなんて考えてない。

そんな暇ないんですよ、人間って。

辛い自分で精いっぱいなんです、つまらない自分をどうにかしたくてたまらないんです、楽しい自分を見つけるのに大忙しなんです。

他人のことなんて悠長に考えている暇、ないんですよ、皆。

近所の塾の塾長がチラシに顔を出しました、HPに顔を出しました、さあ近隣のお客様はそれを見てあれやこれや騒ぎ始めるぞ~、「ギャハハハハ変な顔~」「画像加工して遊んじゃえ!」まずあり得ない。いや、むしろこんな風になってくれたら儲けものですよ。知ってもらえる可能性が高いんですから。

現実はもっと残酷です。いくら顔を出したって普通は誰も見てくれない。誰も何にも感じてくれない。笑われる方がどれだけマシか。

だったら出さない方がいい?

いや、出さなければもっと無関心。限りなくゼロの無関心。これは商売をやっている人にとっては最悪ですよ?

自分の存在(自分の塾)は空気と一緒…

嫌われるよりも悪い。嫌われるのなら、存在は気づいてもらえている。

存在を気づいてもらえていれば、誰かが好きになってくれる可能性はある。

空気は誰にも嫌われない代わりに絶対に好かれることもない。見えないんだから。

私はそういうことを考え始めてから、塾経営では思いっきり顔を出すようになりました。(ブログ活動では隠してますけど。)

結局、私が考えていたようなリスクはほとんどなかったんです。

もっと早くからこうしていれば良かった、むしろそれしか思わないくらいに。

どうでしょう、皆さん。

今日、どれだけ他人のことを考えました?

家族やお客様以外の他人のこと。(お客様のことを考えるのは当たり前。だって、それは結局自分のためなので。)

友達のこと考えました?近所のお店の店員のこと考えました?物件の管理会社の社長のこと考えました?

ほぼ考えてないですよね?

そうなんですよ、人ってほぼ99%自分のこと(せいぜい家族のこと)しか考えてないんです。

たまに、すごく他人に奉仕する精神の人がいて、そういう人には頭が上がらないですけど…。

でも、普通の人はいつだって自分です。

商売って、そこに入り込まなきゃいけないんですよ?

その難しさと言ったら、チャオズがナッパに勝つようなもんなんです。

そう言うこと考えたら、恥ずかしさを理由に引っ込んでる場合じゃねぇぞ?って自分は2017年に思ったんですね。

自分の顔はそれ自体で差別化ができる

商売は差別化が必要だって経営本とかで書いてありますよね。

そりゃ同じ商品を同じ値段で売ってるんだったら、みんな大手から買います。

差別化できなきゃ、私のような零細は木っ端みじん。

みんな必死に差別化を図ってると思うんです。

ICT化、英語教育、プログラミング指導、思考力育成などなど。

私ごときの人間がこうやって大して考えもせずに、すぐにズラズラ並ぶような言葉。

すでに差別化できるようなツールじゃない。

聞いた瞬間、「あぁ、それね…」って飽きられている可能性もあるくらい、もはや世の中どこにでもある。

色んな業者の説明を片っ端から聞いて、必死に比較検討して他と違うモノを探そうとする。

いや、ちょっと待って、と。

そんなものにいくら知恵と財布を絞っても大した差別化にならないでしょ?

鏡見てくださいよ?

そこにあるじゃないですか。

他と違う、そして絶対に真似できない唯一無二の差別化の材料が。

「自分」ですよ。

われわれの商売って幸いにして、この最強の差別化ツールをフルに使える仕事なんです。

芸能人やスポーツ選手に次ぐレベルで、「人」を売る商売かもしれませんよ?

ここに目を付けないなんて、もったいなすぎると私は思うんです。

「人」を売る商売において「人」を出さないというデメリット。

私はとてつもなく大きいと思ってます。

人は知らないモノには近づかないという原理原則

意味のないチラシはダメ

これも色んな本に書いてますね。

人は知らないモノを恐れる。だから近づかないって。

どれだけ接触回数を増やして、安心感を持ってもらうか。

営業マンなんかホントに大事なんでしょうね。

これって私たち塾関係者でも感じることありません?

教材会社の営業マン。

何度も何度も通ってもらううちに、最初は「誰だよ、コイツ?」って不信感爆発だったのが、次第に顔を覚えて人柄を知って「あ、また来てくれたの?〇〇さん。」って。そうなった先に教材の取引があったりしません?(ちなみに私はこのパターンで育伸社と取引を始めました。)

顔を出さない、自分の物語も語らないチラシやホームページ。

いくら何度もお客さんに見てもらっても、安心感醸成の接触回数にカウントされないんじゃないでしょうか?

何度も何度もチラシをまいて、何度も何度もホームページも見てもらっても、そこに塾長のパーソナリティを全く感じない。

いつまで経っても「誰だよ、コイツ?」の状態。

だからいつまで経っても、あの塾の門をたたくのは怖いって思われる。知らない人がそこにいるから不安でしょうがない。

これはブログを頻繁に更新している塾長の話です。

自分のブログを見てくれている人は、自分のことをよく知ってくれている。

だから、初めての問い合わせの段階でも「前から知っている人」という感覚を持ってくれている。

これって個人塾にとってはメチャクチャ重要なことじゃありません?

二つのチラシ、どっちが客を集めるだろうか?

たとえば自分の塾がこのチラシを出すとします。

当たり前ですけど、こんなふざけたチラシ出さないですよ?

でも、何となくこういう雰囲気のチラシは見ることありますよね?

で、となりの塾がこういうチラシを出すとします。

書いてあることなどはほとんど同じ。

違うのは塾長の写真が載っているか載っていないかの違いだけ。

どっちが勝つでしょうか?

間違ってもチラシ作成・ホームページ作成は、「自分自身がどちらを作りたいか」ではない。

お客様がどちらを望んでいるか?です。

自分が来てほしいと望んでいるお客様がどちらを望んでいるか。

それでも自分は顔を出す自信がない?

こんなモデルのような表情ができない?

大丈夫です。

一回やっちまえば慣れますから。

一回やっちまえば大したことないって気づきますから。

我々いい歳じゃないですか。

いい加減カッコつけてもカッコいい歳じゃないんですよね。

ズッコケられる人の方が、超カッコいいと思いますよ?

と言って、何が何でも顔出ししなさい!とは言わないですけど。

さっきも言ったようにリスクゼロの話ではないので。

顔出ししなくても集客できるなら、それも正解なわけですし。

顔出ししても集客できないなら、それは間違いなわけですし。