先日、珍しく友達が少ない妻が(私もですけど…)長電話をしていたのです。

「え~っ、そんなこと言われたの~。大変だねぇ~、そっちも。」

みたいな会話が聞こえて来て…。

長電話が終了し、「何だったの?」と聞くと、どうやら茨城にいる学生時代の友人からだと。

旦那さんの心無い一言にずいぶんとストレスをためているらしく、旦那がいないすきを見計らって電話をかけてきたとのこと。

ま、会話内容を妻から聞いていた私は思ったわけです。

「あ~らら、この旦那さん。頭悪いんだろうなぁ~」と。

あ、皆さん、勘違いしないでほしいのは、私は決してイクメン思考の持ち主でも、フェミニストでも、博愛主義者でもないですからね。

ただ単に、自分のメリットとか、自分の能力とか、自分の性格を考えたときに、家事も育児も普通にした方がいいですし、言葉遣いもたとえ家族であっても気をつけた方がいいですし、ま、そういうことから今回のテーマを選んでいるだけですので。

やめてくださいね、「あなたこそは妻への理解がある夫の鏡!」なんて評価をするのは。ぜんぜん違いますから。

それぞれの家庭でのパワーバランスの中で、別に休みの日も食っちゃ寝してても、家族組織がフルパワーで最高効率で回っているんなら、別に家事も育児もしないで、嫁さんを奴隷のごとく扱ってても、私は他人様の家庭のことは知りません。

ただ、実際問題、人間ってのはそんなに許容範囲も変わらんですし、快不快レベルだって似たようなもんだというMr.M理論を用いれば、ある程度私のような凡人だったら、それなりに気を遣った生活してた方が結局自身のメリットにはなるような気はしてますけど。

今回の妻の友人の家だってそうじゃないですか。後述しますけど、この一言でこの家庭のパワーバランスとか、夫の態度とか、妻のストレス度とか、少しだけ垣間見れますけど、夫は結局知らない間に無神経な一言でリスク増やしてるわけですよ。そんで友達に電話で吐き出すレベルでストレスためさせて…、これじゃ奥さんだって労働生産性落ちちゃいますよね、きっと。

悶々として掃除や料理の時間が伸びるかもしれない、精度も落ちるかもしれない、何より、昼間の時間にストレス発散の長電話をしてる時間が結局もったいないじゃないですか。コレ、たぶんこの旦那さんからすると、「なんで家事もろくすっぽしないで長話してるんだよ!」って話になっちゃうと思うんですけど、いやいやいや、もともとはオマエがまいた種じゃんか、って話なんですよね。

すいません、何か塾経営にぜんぜん関係ない話になってしまい…。一応、無理やり結びつけると、アレです、上司Aが仕事ができなくてお客様に迷惑ばっかりかけてるんですけど、ぜんぜん気づいてないんですよ、その迷惑に。で、真面目な部下がいつもお客様にフォローの電話とかかけて、それこそ雑談も交えて信頼関係を何とか維持しているわけですね。その電話聞いてた上司Aが言うわけですよ、「そんな関係ない話を客としてるから、お前は仕事がトロいんだッ!」って。アホ上司過ぎませんか?

旦那のムカつく一言集

こういう話はネット上にゴロゴロ転がっているわけで…。

ホント、塾経営に関係ないですけど…。ちょっとネットサーフィンにて回収した一言集を見てみましょう!

「だったらやらなくていいよ」

「つまりこういうことだろ?」

「おかず、これだけ?」

「今日何してたの?(掃除もしないで)」

「いいな~。君は一日子供と一緒で。」

(ダ・ヴィンチニュース「妻が絶望する、夫のセリフ5選」

ま、要するに偉そうなんですよね。いや、確実に自分自身の方が偉いと思ってなけりゃ、こんな言葉は出ないわけです。

だって自分より偉い人に言いますか?こんな一言。たとえば、妻のお義父さんに言います?

「お義父さん、だったらやらなくていいですよ。」「お義父さん、つまりこういうことでしょ?」「お義父さん、おかずこれだけですか?」「お義父さん、今日何してたんですか?(掃除もしないで)」「いいですね~、お義父さんは一日孫と一緒で。」

殴られるでしょ?普通に。

まだ独身で想像しにくい方は、この「お義父さん」の部分に「課長」を入れて応用してみてもいいですよね。

「いや、妻は別に偉くない。対等な関係だろ?」って当たり前のことを殊更頑固に言う人とか、まだ学生で「課長」を想像しにくい人なんかは、もう「友達」でいいです。友達の「きよし」を入れて応用してみてください。

「きよし~、だったらやらなくていいよ~。」「きよし、つまりこういうことだろ~?」「きよし、これだけなの?」「きよし~、今日何やってたんだよ~。」「きよしはいいよなぁ~、一日中家でゴロゴロできてさ。」

こんなやつ、友達でも何でもないでしょ?普通に。

ま、結局、妻への一言の部分に、お義父さんでも、上司でも、友達のきよしでも、誰でもいいから変換してみりゃいいんですよ。そしたら、それがどれだけのリスクをもって自分にはね返ってくるか、誰だって分かるから。

ハッキリ言いますけど、こんな発言しても許してもらえるの、自分の親とマザー・テレサしかいないですよ、きっと。でも、マザー・テレサは亡くなってるんで、親しかいないわけですよ。

妻の友達の夫の妻への無能な一言

さて、今回私の妻が友人から受け取った電話。

その友人が旦那さんから何を言われたのか。

友人が子供三人と昼間、家にいたらしいんですね。

そしたら、真ん中のお子さんが火傷をしたらしいのです。

ま、そんなにひどい火傷ではなかったらしいのですが…。

で、夜、旦那さんが帰宅してこの火傷の話になったようなんですが…。

旦那さんの一言。

「いつかもっとヤバいことが起きると俺は思ってるよ。」

・・・は?

って、私は思ったんですけどね、妻からこの話を聞いたとき。

一瞬、意味が分からなかったんです、この発言の意図が。

要は、「今回は火傷で済んだけど、君みたいに注意力がない母親じゃ、いつかもっと大きな事が起こっちゃうんじゃないかって、僕は思ってるんだよ?」という意味らしいのですが…。

いや~、素敵な人だな、と。

とても幸せな人だな、と。

とても無能な人なんだな、と。

何というか私は、「絶対に友達になれないタイプだな」と。

自分だったら何て言うか想像すると、「火傷で済んでよかった…。」しかないと思うんですよ。

仮に重度の火傷だとしても、「命が助かってよかった。」だと思いますし。

そもそも子供の命というか、健康に関わる事態が起きてるのに、嫁さんの管理能力だとか、生活態度にまで思考なんて回らないというか…。(いや、嫁さんが子供ほったらかしにしてパチンコとか行ってたらパンチしますよ?)

なぜ無能な一言なのか

どっすん

ま、この一言にあふれる無能っぷりってたくさんあると思うんです。

まず、上下関係。

明らかに奥さんのことを下に見ている発言ですよね。

オマエごときの能力じゃたかが知れてるのは、俺様分かってるから、みたいな…。

仮にこんなこと言えるとしたら、自分が主で相手が奴隷という関係性だけであって、で、現代の日本は奴隷制度はありませんので、そんなことも分からない無能であると言える、と。

で、あとはしっかり注意してれば、全てのリスクが回避できるという幻想を抱いている点。

どんなに注意してても、不測の事態は起こるときは起こるし、場合によっちゃ火傷どころか、生命に関わることだって起こる。

そんな当たり前ことにも考えが及んでいない+能力高い自分だったらそんなことは起こさない的な、自己優生学とも表現できそうな傲慢な単位を取得なさってる。

あとは、こんな発言したら奥さん、相当ストレスためますよね?そしたら、日々の家事の効率性だって、自分に対する気遣いだって激減するじゃないですか。ストレスから体調壊すこともあるだろうし。そしたら、結局、自分自身が損するわけですよ。最悪、緑色の紙だろうし。

そんなの中学生くらいでも予測可能な未来だと思うんですけど、その簡単な未来のリスクに考えが及んでない点。無能すぎる。(いや、奥さんが子供を連れて家から出ていっちゃうのを望んでいるならいいですけどね。慰謝料、養育費、その他もろもろの覚悟も持っているなら、別に否定はしませんけど。)

何で職場で部下や同僚に優しくするんですか?思いやりをかけるんですか?

職場がうまく機能するためですよね?で、上手く機能した方が自分も楽しいし、売上上がって給料あがって、結局、自分自身のためにもなるからですよね?

家庭だって一緒じゃないですか?

え?金にならないから全然ちがう?家族は身内だから関係性が全然違う?

そうですかね?

家庭生活だって金になりますよ、今の時代なら(言い方が悪いかもしれないですけど)。家族に思いやりもって、家族の機能をフルに生かして、たとえば私のように朝のブログ活動に理解をしてもらえれば、それが金になる時代ですから。金になれば当たり前ですけど、家族のためにも、自分のためにもなりますよね。(もっと直接的に育児ブログとか大市場狙って成功すれば、もっと金になるだろうし。)

家族は身内だから関係性が全然違う?甘えていい?偉そうにしていい?

そんな馬鹿な、ですよ。

家族だって他人ですよ。自分以外は他人です。一緒に暮らしたり、自分と同じ血が入ったり、たしかに他の人たちとは違いますけど、極論他人です。本当の気持ちは分からないし、魂の部分は触れられない。それは子供であっても同じ。自分の思い通りになんて絶対にならないし、してはいけない。

家族が自分のことを100%理解してくれて、自分も100%家族を理解しているなんてのは、残念ながら幻想です。家族全員がその幻想に100%浸りきって盲目的に幸せだったらいいけど、世の中そんなにうまく行かない。大概が旦那さんが「家族だから分かってもらえる、許される」って幻想に浸ってて、奥さんは現実見つめてて旦那の日々の言動とかきっちり覚えてるパターンなんです。(もしくは大きくなった子供が、「は?何言ってんのオヤジ?キモいんですけど…」みたいな。)

だからこそ、職場で仲間を思いやるのと同じように、家族も思いやる。その集団の快不快のpH値をできるだけ快の方に持って行く。そのために自分の限りある能力を限りある時間で振り絞っていくだけ、という単純な話だと。人間ってのは幻想に生きてるわけじゃないんだから、現実世界での実利、損得、それを基準に一挙手一投足全力尽くす。そう考えたら、一言をどう表現するかなんて、時間も労力もかからない部分なんだから、それこそ考えなしに訳の分からない自分の感情と思想だけでぶっ放すのは愚かすぎると私は思うんですが…。(と言いつつ、私は頻繁に感情に任せた発言を88ミリ高射砲のようにぶっ放していることがありますが。)

いや、こういうことを言うと「オマエは家族も親族も信頼していない冷血漢なのか?」とか言われると困るんですけど。(こんなことを言ってもしょうがないですけど、そうやって言う人より私は自分自身の家族とか親族とか職場の仲間とか信頼してると思いますが。ま、表面上はいくらでも言葉は尽くせますし、それなりの表情してないと認めてくれない人も多いかも分からんので、この話はこの辺で。)

別にコレ、妻を思いやるとか、イクメンとか、ワンオペとか、そういうレベルの話ではなくって、自分自身のメリットデメリットを捉えていないだけのただの無能発言だと。

何というかですね…、家事についても育児についても、奥さんに対する発言についても、もっと自分自身のメリットデメリットを考えたらいいんじゃないの?という単純な話を割と多くの人がもっと真剣に考えた方がいいんでは?という話なんです。

仕事場だってその場の憂さ晴らしとか、その場の優位性を保ちたいだけとか、自己満発言炸裂させたら、ホント、その場一瞬限りは「スッキリ!」って微々たるメリットあるかもしれないですけど、その後に待ち受ける絶大なるデメリットはだれでも想像できますよね?

家族生活だって同じだって考えれば、イクメンだの、ワンオペだの、現代社会どうだの、七面倒くさいことを論じなくたってやるべきこと、言うべきこと、できること、できないことって割と単純な話のような気はしますけど。

ま、今回の話にしても”旦那の発言⇒妻の友人⇒妻⇒私”、と間に2つのバイアス挟んでますんで、実際はもっとライトな感じなのかも分からんですが。

と、偉そうに言っている私が、近い将来自分の妻から緑色の紙を突き付けられたら、どうぞ皆さん笑ってやってください…。

Mr.MMr.M

冒頭の妻の受け答え、「大変だねぇ~、そっちも。」そっちも?アレ?ということは、こっちもってこと?みたいな微妙な不安はありますよね…。

お知らせ!

第一回Mサロンオフ会に参加希望の方は管理人まで本日、8月9日中にご連絡ください!

m-salon@gakushujuku-keiei.com (管理人メール)

オフ会日時 8月16日 16時~ 池袋(鳥良 池袋1号店)


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