接客力

昨日、第9弾の読者対談を行いました。

K先生、お忙しいところありがとうございました!

3時間弱にもわたる対談で、私自身ものすごく多くのことを学ばせていただきました。

正直、メモが多すぎて今回の記事の編集はかなり大変になってしまいましたが…。

それだけ、K先生が塾経営において取り組んでいること、K先生の思い、K先生の人柄、面白いことばっかりだったのです!

ま、前置きはこのくらいにして記事を進めて参りましょう。

FC系個別指導塾で2年目にして法人化!

まずK先生の簡単な紹介から。

埼玉県西部にて某FC系個別指導塾の経営をされています。

独立から2年目にして法人化をするほどに生徒を集め、利益を出されています。

2年目にして指導の品質を保つために生徒数を制限している状況とのこと。この辺りは私が話を伺ってきた売れている多くの先生方で共通しているように思います。

学力で切ることはしないけど、「やる気なし」は断っているそうです。

で、合格実績も相当出されているんですね。世間知らずの私は「FC系なんて正直、合格実績出してないでしょ。」みたいな偏見に凝り固まっていたんですけど、恥ずかしながら私の塾なんかより全然上です…。

K先生の個人的な話になりますが、相当の勉強家で朝起きたら予備校講師の動画を見ることから始まるなんてエピソードも聞きました。聞いててホント恥ずかしくなっちゃったんですけど、私なんて朝起きたらまず初めにやることは前日のグーグルアドセンスの収益がどのくらいになったかをチェックすることですから…。

Mr.MMr.M

欲望まみれです…。

K先生の勉強家ぶりは、教科的なことにとどまらず、例えば法人設立の手続きや税務関係についても相当勉強されたらしく、税理士や役所関係の人も「それだけ分かっているなら、大丈夫ですね。」とお墨付きを与えるレベル。実際、税理士との顧問契約も、K先生の知識があるため契約料を安く設定してくれているらしいのです。

ホームページに関しても、普通FC系って本部一括の型にはまったヤツじゃないですか。K先生の教室は本部一括のHPのほかに、独自でK先生自身が作っています。アニメ風に自らのキャラを売ったり、ブログが見やすいようにレイアウトされていたり、一見して自作とはわからないレベルです。

ま、そんなこんなでまず私が思ったことは、「なんでこの人が私のような小者にわざわざ会いに来てくれたのだろう…?」という率直な疑問。

いや、K先生、私と話をしたって学ぶことなんてほぼないはずなのに…。

ということを思いつつ、それこそ食い入るようにK先生のお話を伺ったのであります!

「人」を売る大切さを学ぶ

私もこのブログで何度も「人」を売る大切さ、キャラづくり、パーソナルブランディング的なことを書いて来ていますが、K先生もズバリこの辺りについてはおっしゃっていました。私の記事には出てこない、より具体的な話も聞けたので紹介いたします!

入塾面談の位置づけ・考え方

入塾面談では事務的な話はほとんどしないとのこと。何気ない世間話で相当の時間を使うらしいのです。それも全て自分自身を知ってもらうため。

で、こういう世間話をするためにも普段の生徒との授業以外の会話を超大事にしているらしいんです。例えば〇〇中学の△先生はどういう先生なのか、とか。で、保護者面談でその話題を放り込む。

「〇〇中学ですね。英語の△先生は・・・」そうやってネタを放り込むことによって、「あぁ、この先生は普段から生徒たちとコミュニケーションをとっているんだなぁ~」、と。普通に考えてこういうことを言われると安心感、持ちますよね?

事務的なことなんてパンフレットに全部書いてあるんだから、それを見てもらえばいいだけ。確かに…。

ここに関しては自分自身も結構反省しちゃいますね。私の塾ではどちらかというと入塾面談は事務的な話に終始しちゃうんで…。ま、コレは私の性格的なビビりから来てるんです。ほかのスタッフに面談を任せたときに大事なことが抜け落ちちゃったら嫌だな…って。

K先生がおっしゃってました。「せっかく自分と話をしてくれたんだから、生徒でも、保護者でも、それ以外の人でも、何か一つでもこの人と話せて良かったな、と思ってもらいたい。」って。それが体にというか性格にというか、K先生自身に染みついているんですから、やっぱり塾は流行りますよね…。

ブログの威力

K先生にとってブログも自分自身を売る大事なツールだと。

塾の日常の様子を書くことによって自分自身を知ってもらう。自分自身を知ってもらうことによって、紹介が発生すると。

「チラシは効果が薄い」とおっしゃってました。「チラシをまくくらいならブログを更新した方がいい」と。

ここもブログの威力を物語るエピソードがあって、隣駅に住んでいる他塾に通う生徒がK先生の塾を紹介してくれたらしいのです。コレ、意味わからないじゃないですか?あり得ます?こんなこと。

その生徒か、その生徒の保護者か、おそらくK先生のブログを読んでいたんでしょうね。で、K先生に好印象を持っていたんでしょうね。自分の塾を紹介するよりも、この先生の塾の方が良いんじゃないかって。すごいですよ、コレは。

しかも、その隣駅にはK先生と同じFCの塾があったりするわけです。これはもうFCの看板とか全く関係なしに、K先生という「人」を売った勝利ですよね。「人」でお客を集めるって典型的なパターンだと。

保護者とのコミュニケーション

K先生は保護者とのコミュニケーションをほとんどLINEで行っているとのこと。

実はこのFC、本部の指示だと月一回は保護者と電話で話せ、っていう方針らしいんです。これは私が以前勤めていた大手塾と同じ方針ですね…。

コレ、超ハードなんですよ。だって今の保護者って大体皆さん仕事されてるでしょ?で、帰ってくるのって夕方以降ですよね?で、我々の仕事のピークもそこにあたるわけでしょ。そもそも時間が取れない。

さらに保護者様だって夕食の支度だのいろいろ忙しいじゃないですか。それにお風呂入った後、ちょっと休憩したいってときに塾から訳の分からん電話とか…。もはや、嫌がらせ以外の何物でもないって話で…。

というようなことをK先生、おっしゃってました。で、LINEでのコミュニケーションがほとんどらしいんですけど、ここでもやっぱり工夫があるんです。

例えば、「本日、北辰テストの申込書を配布いたしました。」「ありがとうございます。いつも忘れてばかりで申し訳ございません。」という流れになるとするじゃないですか。

そしたら「思春期の男の子は大変ですよね。」という一言を付け加える。

この一言で全然印象変わりますよね?あぁ、この先生いい人だなぁ~って。

ダメなヒトダメなヒト

そんな一言でたいして変わらんだろ?

いやいやいや、変わるでしょ?例えばね、私、この前の旅行で何回か旅館側とメールのやり取りをしたわけですよ、宿泊料金の確認で。子供の料金がちょっと不明な部分があってそれを確認したかったんですけど。

当然、事務的にしっかり教えてくれましたよ。で、最後に私が「ありがとうございます。」でメールのやり取りが終わったわけですけど…。ま、全然不快には思いませんでしたよ?でもね、コレ、最後に「小さいお子様がいて大変だと思いますが、お気をつけてお越しくださいませ。」とか一言あったら、やっぱり泊まる前から「いい旅館だなぁ~」って好印象持ちますよね?一言だけで、相当のプラスが生まれるわけですよ。

K先生の言葉で印象に残ったのが、”1個のセリフで5個くらいのメリットが欲しい”という言葉。日常で話す言葉一つ、相当のこだわりを持って生きてないと出てこないセリフですよ、これは。

もはや、意識してないでしょうね。自分の中に染みついていないと、ここまで一言一言にこだわれませんよ。常に話す相手に喜んでもらおうと考えているんでしょう。

「人」を見る視点を学ぶ

いただきます。

スタッフの評価についての話もありました。K先生は面白い基準でスタッフの力を評価しているので紹介します。

掃除にすべてがあらわれる

スタッフの掃除の様子を見るようです。ここは聞けば聞くほど納得しちゃうんですけど、掃除って人によって本当に差が出るじゃないですか。

掃除って基本面倒くさいですよね。やれって言われたことも、まともにやらない人も結構います。で、やれって言われたことしかやらない人はもっといます。でも、中にはやれと言われた以上に、きれいに掃除する人もいるじゃないですか。

K先生曰く、トイレ掃除が最もその差が出ると。トイレを形だけサッと拭くだけなのか、それともトイレの裏の裏まで、壁まで掃除するのか。さらにトイレットペーパーが切れているのに気づくとか、洗浄剤、芳香剤が切れているのに気づくとか。で、自分で交換したり、ストックのある場所を聞きに来たり。

1を言われて1をやるのではなく、0を言われて1をやれる人間かどうか。

めちゃくちゃ説得力ある話でしたね。

男は不利…

トイレ掃除の話とは打って変わって、ここは非常に単純で明確な基準を持っていました。塾講師は圧倒的に女性が有利だと。保護者受けが女性の方が断然有利だということなんですね。

この視点が、K先生がお客様視点で何事も考える人だということを表していると思うんです。

実は、私は集団指導をしているということもあって、塾講師は男が有利だと考えています。で、なぜに私はそう思うのかというと、やっぱり女性は甘く見られることが多い。生徒たちのコントロールができないケースが多いと。やっぱり、体の大きい男性ってだけで、生徒たちはビビる部分がありますから。

コレ、私とK先生の講師に求める資質が違うんですね。K先生はすごくお客様目線なんです。特に保護者目線なんですよね。私は、こちら側目線。生徒たちをコントロールして指導を成り立たせるにはどうしたらいいか、ってことに重きを置いている。ある意味、保護者対応がいまいちでも、授業をしっかりやって成績を上げてさえくれれば、ほかのことは何とかカバーできるんじゃないかって考えなんですね。しかも、”厳しい”なんてイメージで売ってる部分もあるんで、やっぱり迫力があるかどうかが結構肝になるのかなって。

この辺りは個別指導塾の経営者と集団指導塾の経営者で、講師に求めることが大きく違うのかもな~という印象でしたね。

「人」を思う深さを学ぶ

ここは本当に見習わないといけないなって。私もスタッフのモチベーションとか、チームワークについてはいくつか記事を書いて来ていますし、自分なりにスタッフを盛り上げることをやってきたつもりでしたが、まだまだ甘かったです。

スタッフの誕生日にはケーキ

スタッフの誕生日には必ずケーキを買ってお祝いするそうです。ちゃんと、その日に来る講師の人数分用意するのだとか。

誕生日をスケジュールに入れておいて、その日にケーキを買っていくだけだから、手間もかからないし、大した金額でもない。やらない方がもったいない。

なんてK先生はおっしゃってましたけど、簡単に思えることほど難しいんですよね。中途半端な打算で慣れないことを無理にやっちゃったら、ケーキを用意するスタッフと用意しないスタッフが出て来たり、「それはそれで逆効果」、みたいな結果になりかねないですし…。

「すげぇな…、絶対職場に愛着持ってもらうのに効果あるだろうな」って思うじゃないですか。100%コレは経営的に正義だって思うじゃないですか。でもやれないのですよ。それが証拠に私はこの話に感銘を受けて教室に帰ってきて、この記事を作成している今の時点ですら、スタッフの誕生日を確認してないんです。

これはやっぱり内面から出る人間性というか、感謝の気持ちというか、そういう部分が大きいんだと。私の場合、頭で分かっていながら、体が理解していないというか…。

アルバイト講師を雇っている方は、ホントぜひ、コレはやったほうがいいです。ただし、私みたいに中途半端な気持ちじゃダメですよ。スタッフの誕生日を祝うことが、離職率を下げ、講師募集の採用活動費を下げ、己の塾の命運を握る一大戦術として覚悟を決めてやるべき価値のあることだと。

私ができないのは、コレをやらなくても何とかなっちゃってる今の経営があるからなんですよね…。だからね、上手くいってる時ほど、やっぱり駄目なんです。油断しますし、他人からすごく参考のなる話を聞いても動き出せない怠慢にまみれちゃうんです…。

Mr.MMr.M

皆さんは私のようになるべからず…。

スタッフの誕生日には手書きのイラスト

ケーキとともにK先生は誕生日の講師にメッセージを送っています。なんと誕生日の0時00分ちょうどに。そして、メッセージとともにタブレットで手描きしたイラストも添えて。あえて手描きなんです。LINEスタンプじゃないんです。

いろんなイラストを見せてもらいましたけど、講師が好きなものとか、その講師ならではのイラストを描いて送ってるんですよね。ケーキも嬉しいかもしれませんけど、こっちは相当嬉しいでしょうね。

(余談ですけど、私なんて妻からさえメッセージもらえませんから…。)

しかもK先生は辞めた講師にまで送るらしいんですよ。ここまで来ると、心底人に喜んでもらおう気持ちがないとマジでできない…。

誕生日メッセージを見て、職場復帰してくれた講師もいるらしいですけど、いや、コレは計算してできることじゃないですからね。あくまで結果だとは思いますけど。ただやっぱり、講師たちだって他の職場行くよりも、K先生のところの方が良いって普通に思いますよね?

このような方の塾なんで、離職率は相当低いとのこと。普通に4年間、院に行く学生だと6年間とか、ずっと続けてくれる講師ばかりとのこと。で、みんな融通を利かせてくれる講師ばかりだと。自分の予定をずらしてまで代講に入ってくれたり。

で、K先生は再三おしゃってましたけど、ホントに講師たちには感謝している、と。

コレ、私だったら思っちゃいますよ。「自分がこれだけやってやってるんだから、そのくらい当たり前だろ~?」みたいに。

やっぱりね、心の底からこういう方だから、講師たちもしっかりついて行ってくれるんでしょう。

K先生の独自戦術

ちょっとおまけ的な話で、細かい戦術もお聞きしたので紹介しましょう。

ダミーのトップ

個別指導でも競争は必要だとおっしゃってました。で、一番トップの生徒にも慢心させないために、ダミーのトップを作ることがあると。実在しない成績をランキングの上位に表示して「まだまだ上には上がいるんだぞ。」と思わせる。

嘘も方便って言いますけど、この嘘は全然ありですよね。ま、連続して使い過ぎるとバレちゃうらしいですけど、この辺りはすぐ真似できることなんで、一回使ってみようかな~と。(仲のいい学年とかでお互いの成績を言い合うような雰囲気だと木っ端みじんに失敗するでしょうが…。個別指導塾ならバレにくいですよね。)

Twitterで近隣高校生をフォロー

受験の季節になるとTwitterで「春から〇〇高校」とか「〇〇高校合格」とかで検索して、近隣の高校生をフォローしまくるという戦術。で、塾のツイートを見てもらうとのこと。私はTwitter未経験なんで詳しくないんですけど、やっぱりSNSの有効活用とかってこのくらいしないとダメですよね。流行にのって申し訳程度にホームページにTwitterのリンクつけてる塾もありますけど、アレ、本当に無意味だと…。

やっぱり仕事に対して真剣に悩んで、真摯に向き合っている人って何でもかんでも、とにかく可能性を探って動いてますよね。

指導に関しての学び

かなりの実績を出していらっしゃるのでそのあたりも質問したんですけど、意外な答えが返ってきました。

「特別なことはしていない」と…。

それでもしっかり答えていただいたので、紹介いたします。

自学自習が成績の決め手

結局、自分自身から考えてやるようにならないと成績は上がらない、と。

だから塾としては自学の時間をいかに作り上げていくかが大事だと。

中学3年生に関しては土曜日は強制的に自習、さらに講習中は朝から強制自習。とにかく強制的にでも自分で考え、自分でやる勉強時間を作り出す。

「授業を受ければ受けるほど成績は伸びない。」

というコマ数を増やしてなんぼの個別指導塾にはあるまじき?ことも保護者に言ってしまうというK先生…。すごい信念!

基礎内容の反復

夏期講習中に受験生にやらせる内容を少しお聞きしたのですが、たとえば英単語は1200語を6週やるそうです。ほかの教科も薄い教材を使って基本問題を何周もやらせるそうです。これは私が昨年の夏に話を伺った圧倒的に実績を出している個人塾の先生と共通してます。

上位生を輩出する塾ほど、基礎基本を徹底しているという事実…。今年の入試で学校選択問題の壁にぶち当たった私としては、この部分は本当に取り入れないといけないところです。難易度の高い数学、英語に目が行きがちですけど、実は基礎基本を徹底している塾ほど結果を出しているという事実…。

日々のプラスの積み重ね

いいね!

日々のプラスの積み重ねが大事。K先生、何度もおっしゃっていました。話の内容を吟味するとホント、そこの部分が分かります。

お客様と話す一言一言、講師たちに対する感謝の一つ一つ、そして日々努力研鑽を惜しまないK先生の姿勢、すべてが日々のプラスの積み重ねという言葉に集約できるような気がします。

ちょっとしたプラスの積み重ねが、いざというとき大きなマイナスを帳消しにしてくれる。

逆にプラスの積み重ねがなければ、いざ何をやろうとも説得力がない、だから効果がない。

その通りだと。K先生に乗っかって調子こいてモノを言いますけど、私も以前に記事にしました。日々の「いいね!」の積み重ねが大事だって。ま、言葉は人柄を表すって感じで、私の方が下品な感じの表現になっちゃってますけど…。

結局セミナー言ってたいそうなことを聞いても、何か流行にのって金払って波動砲打ったって、それで劇的に何かが好転するほど経営って甘くない。日々の積み重ねがないのに、成功しようたってそりゃ一部のダイヤを見つけ出せる天才じゃない限り、無理なんですよって話。

私もこの部分はやっぱり聞いてて反省すべき部分があって、このブログとか進行形のオンラインサロンの構築とかそっちばっかりに時間がとられて、本業がちょっとおろそかになってる部分が正直あってですね…。

K先生と話した昨日は、「ちょっとお客様にプラスの積み重ねをしないとな」ってことで、生徒と向き合う時間を増やしたところ、やっぱり自分って能力ないんで、せっかくのK先生との記事の完成が2日がかりになっちゃってるんですけど…。

K先生の悩み

いかにも順調そうなK先生ですが、結構深い悩みもあるようです。

講師不足

もうね、意外も意外なんですけど、講師不足には毎年悩まされているとのこと。離職率は低いけど、K先生の塾の所在地的に圧倒的に大学生が少ない。(近くに大学が全然ないので。)

学生の絶対数が少ないから、応募自体が本当に来ないとのこと。

あれだけ講師に対して誠意をもって接しているのに講師不足なんです…。

私思うんですよ、世の中、「講師不足講師不足」って嘆きが蔓延してるじゃないですか。個別指導塾を中心に。

講師の誕生日をケーキで祝ってるのか?って話。メッセージを0時00分に誰よりも早く送ってるのか?つて話。それやってても講師不足なんですよ?

何も手を打たず、講師に慰労の念も表さず、駒のように使ってるだけで?応募出しては、人が来ないって?いや、それで嘆くのは都合良すぎでしょう?って生意気にも思っちゃうんですよね。

これだけやってる方が講師不足で悩んでいるんですから、まずここまでやってみて嘆きましょうよ?って。ま、大したことやってない私に言われるのは皆さん腹が立つとは思いますけど。

右腕の創出

ここまでご覧の通り、K先生はそれこそ何から何まで自分でやってきた人です。休みなく突っ走ってきた人です。それは今もそうで、やっぱり休日なんか月2回とからしいんですよね。(もう聞いてて恐縮しちゃうんですが…。ちなみに私は前の土日は休みましたし、今日も休みですし、今週末も二連休です…。)

そろそろ自分の時間を持つためにも休みが欲しいと。塾以外の仕事もやりたいと。そのお気持ちは私もよ~く分かります!

それにこの先を考えると、やっぱり自分の後を任せられる人を作らないといけない。う~ん、これは個人塾の命題でもありますよね、私も同じ悩みを抱えていますし…。

私は幸いにも正社員を二名抱えられていますが、彼らに教室を継いでもらうのか?というと、またそれは別の話のような気もしますし。どうしても管理者とか責任者ってのは、根本的な適性があるような気もするんですよね…。(授業だけできればいいってもんじゃないですから…)

FCの縛り

ま、ここまで記事を読んできた方の何人かは同じことを考えていると思うんです。

「この先生、FC加盟している必要ある?」って。

それはホント、私も思います。聞けば聞くほど「FCなんて関係ねぇ!」ってことをガンガンやってるんですよ、K先生。

ノウハウなんて完全にFC飛び越えちゃってますよ?

K先生もはっきり言ってました。FCの縛りを抜けたい、と…。

ただ、FC加盟ってのはそうそう抜けられるものじゃないらしく、抜けたら一年間同業禁止だの、今の場所を移転しなければいけないだの、なかなかハードな条件があるらしいのです…。

”移転”は相当厳しいですよね…。私もちょっと前に移転騒動を大家さんと起こしているんで、その難しさは肌身に感じましたし…。

前述のようにもうすでにK先生の生徒募集ってFCの看板なんて意味ないんですよね。ブログとかクチコミばっかりらしいので。

FCのノウハウもらうどころか、FCオーナー会議でみんなに成功体験を話してくれ、なんて言われるくらいですから…、いや、これでロイヤリティ払うって…何?誰でもそう思いますよね。

記事のタイトルでFC系でも成功している塾がある!なんてあおってる感じのタイトルにしちゃいましたけど、違いますよね?

コレ、FCだろうと何であろうとK先生だから成功しているってだけ。別にどこのFCだろうと成功しただろうし、仮にFC加盟してなくたって、いやむしろ加盟してなかった方がより成功している可能性も高い。(ちなみになぜK先生がFC加盟しているかというと、実はK先生は勤めていたFC加盟塾を買い取って独立したのです。よって、K先生がFC契約をしたのではなく、買い取った塾がFC加盟をしていたんで、自動的にその契約を引き継いだ形になっているという感じなんですね。)

ま、要はFCだろうが何だろうが、成功するには努力と研鑽が必要で、独自のカラーを出していかないといけないってこと。で、それができるんであればFC加盟はゆくゆくは足枷になる可能性がありますよ、ということだと。

K先生からの個人塾起業を考える方へのメッセージ

夢・希望

「開業を目指している人ともやり取りをしてるんです」、ということを伝えたところ、そのような人たちに向けたメッセージを2つほどいただきました。

楽しむこと

まず、塾という仕事を楽しむこと。K先生は自身が勉強好きで、そして人を喜ばせることが好きだから休みもなしで働き続けられるとおっしゃってました。

義務感でやるような仕事はやらないでほしいと。好きだからやるんだ、という働き方をしてほしいと。

ちなみにK先生のぶっ飛んでいるところは、高校生が夜遅くまで勉強できるように自分自身が職場に近いところに引っ越したらしいんですね。自分が近いところに引っ越せば、終電の時間が遅くなるから生徒たちも遅くまで残ることができるということで。

いや、ここまでなら「そういう人もいるんでない?」って話だと思うんですけど、なんとK先生、引っ越し先の見学に一度も行かなかったらしいんです。広さだけ分かって教室から近ければいいやってことで、とにかく早く引っ越すために書類を送ってくれって。内覧なしで書類だけで契約を結ぶという荒業…。

実際に部屋に入ったのが、引っ越しの時だという…。そんな人、います?生徒のことめちゃくちゃ考えてないと無理でしょ?コレ、考えようによっちゃ、自分の生活よりも生徒の自習が大事ってことでもありますよね…?(奥さん、大丈夫なんですかね…?というお節介な心配を少々…。まず、私の家じゃ許されないです。100%、遠心分離器にかけられて何かにされるでしょうね…。)

「休み」を最初から求めたら成功は難しい

これは私の反省点でもあるんですけど、私はこのブログ中で休みを大事にしましょうね、という記事をたびたび書いています。で、その中で少し懸念していることが、「独立したら休みを増やしてもいいんだ!」みたいな考え方をしてしまう人がいるんではないか、ということ。

いや、私の休みを大事にするという考え方にウソ偽りはないんですよ?私は塾経営をしていながら休みをしっかりとるって部分を自分のかなり大事な生き方の柱にしてますから。変な話になりますが、私は覚悟をもって休みを取りますし、スタッフたちにも覚悟をもって休みを与えています。

でもね、それって最初からできるわけじゃないんです。ここはホントに勘違いしないでほしいんです。最初は無理です。特に一人塾長で始めるんだったら、最初はある程度休日はあきらめた方がいい。(だからと言って無駄に教室を開ける必要はないと思いますけど。自宅でできる仕事は自宅でやればいいし。)

もちろん、人を雇って余裕を作り出せたときに休みを取りやすい授業日程とか、下地を作っておくのは大事。商品数を絞るのも大事。でも、最初はやること腐るほどあるんですから。勉強しないと周りのライバルたちに木っ端みじんに駆逐されるんですから。(こんな怠惰に満ち溢れた思想の持ち主であるMr.Mでさえ、独立当初は今の半分くらいしか休まなかったわけですから。)

K先生はハッキリ言ってました。最初から休みが欲しいなんて思想で独立したら、絶対に成功しないって。

その部分に関しては、私も同じなんです。売り上げが上がって人を雇えるようになったら、真剣に覚悟をもって休みを取りに行くべきですけど、それまでは休み返上で突っ走り続ける覚悟が必要だってことは、休日信奉者の私も異論はないんですよね。(お客様の都合関係なしで無茶苦茶な営業日設定している塾とかは「ちょっと違うな…」とは思いますけどね。)

Mr.Mにはない考え方、Mr.Mとは違うスタンスがそこにある!

とここまで何と書きたいことが山ほどありすぎて10,000字を超える記事になってしまいましたが…。

ずいぶんとMr.Mが提唱していることと違う部分があるのがお分かりかと。

例えばK先生は、生徒の自習は夜遅くてもできるだけ長く許可したいってスタンスです。「夜10時からが本番」というような言葉も出ていました。

これに関しては私は真っ向から逆の意見を持っています。私の場合は夜10時は全て終了。皆さん早く帰りましょう!というスタンス。

人に関してもそう。K先生は塾講師は女性が有利という意見でしたが、私は逆。塾講師は男性が有利だと思っています。それはお互いが大事にしている部分が違うからなんですね。

で、何が面白いかって別にお互いが違う部分があったとしても、くだらない論争なんかしないんですよ。そりゃ、当たり前だろうって。お互い違う人間が違う場所で違う組織で戦ってるんだから、それぞれが違う考え方、手法で生き残ってきただけじゃないかって。で、違うからこそ学ぶべき部分がたくさんあって。

比べちゃ悪いですけど、以前に親しくしていた個人塾の先生方の集まりだと、ホントに「ウチはコレコレこうだ」「いや~それは違うでしょ~、そういうもんでねぇよ~」「いやウチはこういうことやってるんだよ~、絶対コレが正解だよ~」みたいな…。俺のこと認めて認めて認めて!私って凄いでしょ、凄いでしょ、凄いでしょ!う~ん、いや別にそれってどうでもいいんですけど…。認めたら満足なんですか?凄いって言ったらアメでもくれるんですか?というね…虚しさがね…。(あんまり言うのは止めましょう。)

どうですか?皆さん。Mr.MよりもK先生の方が話を聞いてみたいって人だっているんじゃないですか?いや、それはそれで私としては悲しい気持ちもありますけど…。

でも確実に言えるのは、K先生は私と違って超細かい税金関係のことを知ってたり、ホームページ作成についても知ってたり、いろんなツール持ってたりしますから。私なんて超大雑把に金の計算したり、そりゃひどいもんですけど、K先生は税理士とは別に独自に金の管理表とか作ったりしてるそうなんですね。だから、細かいことを計画立ててきちっとやりたい人なんかは、私なんかよりもK先生の話の方がバチっとハマる部分もあると思うんですよ。

ということで、K先生もオンラインサロンに参加していただく予定ですから。もうね、お願いしちゃってるんで。皆さんがMr.Mなんてしょうもないヤツよりも、もっと話を聞いてみたい人がいるじゃんかよ~って思ったとしても私は別に良いのです。私は私で、この人たちは俺が集めたんだぞ~ッ!って自己満足に浸ればいいんですからねッ!

サロンの構築自体は進んでいるんですが、ペイパルの暗証番号なるものがなかなか届かないんで…。早くGoサインを出したいんですが…。待ち望んでいる奇特な方がどれほどいるかは未知数ですけど、奇特な方々、今しばらくお待ちをッ!

最後にK先生、本当に貴重な時間をありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!


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