40代フリーターでも個人塾なら正社員の就職ができる!?

夢・希望

40代フリーターでも個人塾なら正社員の就職ができる…。

思い切ったことを言いましたが、実際にできます。

なぜ、そんなことを大胆に言い切れるのか?

私が実際に「40代フリーターでも正社員登用するから」です!

いや、「するから」じゃないですね。「したから」です。

ちなみに私の塾を支えてくれている相棒正社員講師も元々は30代フリーターでした。

じゃ、なぜ個人塾経営者は30代、40代フリーターを正社員として登用するのか?

ま、実に単純な理由がそこにはあるのですね…。

個人塾の就職がねらい目の理由

私が個人塾就職をおススメする理由が以下の3つ。

「ないない尽くし」で人気がないのが個人塾

個人塾と聞いてどういう労働環境を思い浮かべますか?

安定性がない、成長性がない、休日が少ない、給料も少ない(昇給も少ない、ボーナスもない)、出会いも少ない、福利厚生もない、職場環境もオシャレじゃない、ブランド力もない…

ま、正直そうでしょう?そんなもんでしょう?

しかもね、これは個人塾に限らず、塾業界全体に言えることですけど「自分には勉強なんて教えられない、人前で話すことなどできない」というイメージも付け加わるわけです。

ということで、ま、本当にびっくりするくらい人気がないのが個人塾なのです!

ま、コレはですね、実際に採用活動をしている私自身がメチャクチャ実感していることなんですけどね…。

ハッキリ言いますけど、40代フリーターであれば零細個人塾に絞っちゃえば十分に戦えますよ?だって相手は50代、60代のフリーターだったりしますから。ま、その辺りは以前に書いた「塾講師ステーション」に関する記事を見てもらうとよく分かるはず。

で、ここで一言。

「そんな、誰も応募しない世界に俺だって応募したくないよ~。」って?でもね、思うんですけど、40代フリーターの方々だって、客観的に世間から見れば「ないない尽くし」だったりしませんか?

職歴がない、資格もない、技術もない、金もない、妻もいない、子どももいない…

いや、コレは決して見下しているわけではなくって、世の中、需要と供給の一致の問題があるよって、ただ単純にそういう話なんです。

「ないない尽くし」同士、カンペキにマッチすると私は考えているんですけどね。

零細個人塾なら社内競争もかなり少ない

で、実際に就職するじゃないですか。

ま、たしかに零細個人塾ですから、将来性はなかなか難しいですよ。そりゃ、こんだけベタベタの業界で、トップが50代、60代とかの場合も多いでしょうから。

介護業界に比べたって、その塾が成長する可能性とかスピードって、相当低い。そこは間違いなし。介護業界なら資格を取ったり、管理職になれれば給料だってそれなりにもらえるようになる、なんて話も聞きますから。会社自体もイケイケどんどんで拡大する介護事業者もいるそうですし。

それに比べれば個人塾ってのは成長のスピードは相当に遅い。でも、そんな鈍行列車、古くさい零細個人塾にも、それはそれでいい部分もあるんです。

まず、社内競争が極端に少ない。そもそも零細個人塾で正社員登用できるところは少ないんです。(だから、正社員登用を応募している個人塾はそれなりに売り上げが立っているはず。)で、実際に正社員登用できる塾だって、3人も4人も一気に登用するなんてできない。普通は1人、せいぜい2人です。

採用された瞬間から、社内no.3くらいになる可能性だって十分にある。

ということはですね、給料はともかく、仕事のやりがいというか、仕事の裁量というか、その職場に与える自分自身の影響力というか、そういうものは大きい会社で歯車になるよりも、全然大きいわけです。40代までホント、それこそ大きい会社の超末端の歯車でしか仕事をしてこなかった人にとっては、自分自身がその組織に滅茶苦茶必要とされてる感覚、相当得られると思いますよ?

「自分自身って世の中に必要とされているんだ!」って思えるようなら、相当仕事にやりがいを感じませんか?(いや、プレッシャーになって逆に嫌だ、と思われるんであれば逆効果でしょうけど…。ただそういうタイプの方は、正社員の就職なんて考えないと思うんですけどね。)

さらに社内競争が少ないってことは、高齢の塾経営者(塾長)が引退した場合に、もしかしたらその塾を継ぐ、なんて可能性だってなくもない。(実際にアルバイトからでさえ、個人塾を継ぐ人いますからね。それだけ、個人塾ってのは人材不足、後継者不足なんです。)

就職するのに資格が全く必要ない

40代フリーターの人が正社員を目指すときって、資格を取ろうってする人とか多いじゃないですか。

介護業界にしても、IT業界にしても。

20代とか30代に比べて、自分自身の市場価値がそれこそ1年単位でガンガン落ちていく40代において、1年間資格勉強に費やすとかって、結構リスク高いんですよね。本当は一日でも若いうちに、就職活動を始めないと、どんどん自分の市場価値が落ちて行っちゃうわけです。

で、この部分でも個人塾就職はメリットがあるわけですよ。

だって学習塾講師って何の資格も要らないんですよ?大学で教職課程を学んでいる必要すらないんです。

それを証拠に私自身は教職課程を1ミリも受けてませんし、それこそ英検も漢検も全く持ってない訳ですよ、私は。

就職どころか、独立するのにだって何の資格も要らないのが学習塾業界。

資格試験の勉強をしている時間も惜しい、それに費やす金もない、そんな人にはうってつけの業界だと。

40代フリーターが個人塾の正社員を目指す正しい方法

いいね!

では、40代フリーターが個人塾の正社員を目指すための正しい方法とは何なのか?コレ、他の業界とだいぶ違います。なぜなら、個人塾って私の所も含め、金がないから一般的な企業がとるような金のかかるような採用戦術はとれない訳です。さらにベンチャー的要素もないから、ウォンテッドリーとか、今時の採用媒体を使う企業も少ないし。

ということで、40代フリーターが個人塾の正社員を目指すために使う媒体は、『ハローワーク』『塾講師ステーション』の2つで決まり。

『ハローワーク』経由

ま、コレは注意点も何もないんですけどね。地元のハローワークに行って相談すれば、企業への応募はすんなりいくでしょう。手順も何もないです。

一応、注意点として「ハローワークはブラックばかり」という噂に踊らされないこと。いや、ブラックじゃないところもたくさんありますよ!なんて軽々しく言うことなんてできませんよ。ぜんぜん、ブラックも多いと思います、実際。

ただ、私の塾もハローワークに応募を出した経験は何度もありますし、私の知り合いでハローワーク経由の就職で良い職場に巡り合えている人も結構います。

ま~大きい企業=ホワイト、小さい企業=ブラックって括りの思考回路で生きているんであれば、否定しようがないですけど、中小零細企業って皆さんが思うより金ないですから…。

よく見るんですよ、「人材募集に金もかけられない企業はブラックだ!」みたいな書き込みとか。いやいやいや、お前が会社経営してみろって話。1円たりとも無駄にできない金でやりくりしてるのが中小零細なんだぞ!って。ま、そんなところには就職したくないって、たしかに20代なら分かりますけど…。

40代フリーターであれば、「ハローワークはブラックしかない」なんて噂、むしろ大歓迎だと思うんです。そんな噂が立てばたつほど、ライバルがいなくなるじゃないですか。

ちなみに私は2018年にハローワークに求人を出しましたけど、一回も応募がなかったですから。まあ、当然私の塾の条件がしょぼかったって部分が大きいんでしょうけど、別の言い方すれば、ライバルの少ない誰でも入れる狙い目って考え方もできるでしょ。

(ただ、人口10万程度以上の市町村じゃなければ、そもそも個人塾で正社員応募をしている塾がないかもしれませんが。)

『塾講師ステーション』経由

ハローワークでの求職よりも競争率は確実に上がるはずです。実際に私の塾にもそれなりの応募がありましたから。ただし、40代であれば採用を勝ち取ることは十分に可能。相手は50代、60代のフリーターが多いからです!

①塾講師ステーションに登録

②正社員応募検索。

絞り込み検索で雇用形態「正社員」、指導形態「集団指導10名以上」をかける。ここがポイント。「集団指導10名以上」で絞れば、相当にライバルが減ります。「個別指導」を望む人なんて世の中にたくさんいるんです。「個別くらいならできるかな…」なんて、全く普通の考え方なんです。で、ライバルがたくさんいるような条件で応募したら、40代フリーターは、30代女性とか、20代転職組にまず負けるんです。

③他校舎応募がない個人塾を探すこと。全国規模で探せば10個くらいは見つかるはず。他校舎で応募をしているところは基本大手です。で、大手塾は当たり前ですけど競争が激しいです。しかも大手塾はわりと平均年齢が若いので(しかもアルバイトはほぼ学生ですし…)、40代フリーターからの転職だと実際に働き始めてから、肩身の狭い思いをする可能性もアリ。

④その個人塾がブログを開設しているのであれば、塾のブログを読みましょう。大体、経営が順調な個人塾なら定期的にブログの更新がされているはずですし、儲かってそうな雰囲気も漂っているはず。そして、ブログにその塾の経営者の人間性もはっきり出ているはずですから、「いや、さすがにこの人の下では働けない…」ってリスクも回避できるかと。ま、リスク回避ばっかりだと選択肢なくなっちゃうかもしれませんけど…。

面接でアピールするポイント

覚悟

うまいこと面接までこぎつけたら、アピールすのは「やる気」のみです。

「子どもが好きで…」とか、「人に教えるのが好きで…」とか、20代でも言いそうなことをいくら言っても全く加点はないと思ってください。

それよりも、採用側がききたいのは「いや、もうこの歳なんで覚悟決めないといけないですし。ここでやるしかないと思ってます。」という言葉。

「自分は塾講師の経験がないし…」なんてそんなに気にしないでください。仮に40代フリーターで塾講師経験があったとしても、採用側はそんなに重視しないはずですから。(重視するのであれば給料をバカ高い設定にして、即戦力しかダメ、みたいな条件にしてるはずです。そんなの一部の予備校とハイパー進学塾の大手だけです。)

40代フリーターに抱く採用側の不安ってのは、「すぐ辞めるんじゃないか。」「こっちの言うことを聞かないんじゃないか。」の2点だと。その2点をクリアするような言葉をいえば、相当好印象を与えられると思うんです。

「もうこの歳なんで…」⇒「この人は自分自身のことを客観的に分析できているぞ。」という評価。

「ここでやるしかない。」⇒「こちらの指示もしっかり守ってくれそうだ。」という評価。

これで良いと。こういうことが言える人は素直に長い間働いてくれそうに映ると。

いや、自分の塾講師経験とか、自分の指導論とか知識を殊更ひけらかす40代フリーターがいたとしたら、むしろ逆効果かなって。「な~んかこの人、自分流持っててウチの塾のスタイルに合わせないんじゃ…。」「な~んかこの人、あぁでもない、こうでもないって文句言いそう。」みたいに思われるリスクだってあるんです。

だって仮に40代でそれだけ立派な経歴とか能力をお持ちだったら、こんな零細個人塾じゃなくてもっと給料もネームバリューも大きい塾にいけばいいじゃないですか。って私なら思います。

だから、私は零細個人塾狙いであれば、塾講師経験はそれほど気にする必要ないと思いますよ?私だったら未経験者でも、「ここで頑張るしかもう道はないと思ってます!」とか言ってくれる人の方をぜんぜん評価しますよね。

最大限のブラック回避術

40代フリーターで正社員の就職…。当然、できるだけいい会社に入りたいとは思いますけど、いい会社だったら、まず若い人たちが集まっていると思ってください。業界でも評判の会社なんて、それこそ新卒でしか入れなかったり、ヘッドハンティングでしか入れないんです、世の中。そこはハッキリあきらめましょう。

それでもできる限りブラックは回避したいという人に。ま、学習塾業界は業界全体がどす黒く染まった世界ですので、ブラック覚悟で入職すべきだとは思いますが(だからこそ40代フリーターにもチャンスが十分ある世界なんです!)それでも一縷の望みをかけて、ということであれば、以下の点に注目すると良いかもしれません。

集団指導塾を狙え!

学習塾業界でまともに休みが取れているという話自体、ほとんど聞かないんですが、その中でも個別指導塾の正社員でまともな生活をしている人を聞いたことがありません。

生徒の管理、アルバイトの管理、とにかく業務が多すぎて休みの日を削っている人ばかりです。

正直、学習塾業界は個別指導塾の室長という役割であれば、多少の地方でも正社員登用があります。でも、それに応じるとドツボの可能性大。精神を病むレベルのブラック勤務の始まりかもしれません…。

集団指導塾+個人塾だと相当数は少なくなります。それでお入職後の労働環境を考えると集団指導塾の方がまだマシな可能性があるように思います。

土曜休みを掲げる塾を探せ!

本当に雲をつかむような話になるかもしれませんが、「土曜日休日」を設定している個人塾があったら速攻でマークすべし!

土曜日こそ集客の要、というのがどうやら学習塾業界の常識らしいのです。土曜日こそ集客イベントをやったり、テストをしたり、保護者面談・保護者会をやったり。とにかく土曜日は外せないのが学習塾業界なのです。

その業界にあって土曜日を休日設定している塾。これはもう経営者の思想が表れています。「土日は休むもんだよね。」という思想。(ま、私がそうなんですけど…)

正社員塾講師は年間100日も休日がないなんて当たり前のような世界ですけど、もしかしたら100日突破も有り得るかも?

実家通いは諦めるべし!

今まで書いてきたような条件で個人塾はほとんどヒットしません。極端に言えば、その都道府県に一つもヒットしない可能性すらあります。とくに地方に住んでいる場合は、このような条件の個人塾を探すのは至難の業になるでしょう。

ということで、実家通いという選択肢は捨てた方がいいです。それを捨てない限りは、人間らしい正社員勤務を個人塾でする、という40代フリーターの夢は叶えられない可能性大!

個人塾には「やりがい」だけを求めてください!

いただきます。

「個人塾、集団指導、土曜日休み」の3つで絞った場合に、求職者が求められる職場への条件は1つだけにしましょう。1つだけ。

それは「やりがい」だけ。

指導を通して得られる充実感。今まで歯車としてアルバイトをしてきた人にとっては、個人塾という小さい組織の中で必要とされる喜び。自分自身の成長が塾の成長と連動するという達成感。重要なチームの一員として感じることができるチームワーク。

そういう「やりがい」だけ求めましょう。

給料、休み、労働時間、昇進…そんなものを求めていては、個人塾での正社員登用は永遠に来ない。(というより、他の業種でも難しいと思いますけど…。)

われわれ個人塾だって、応募者に何でもかんでも求められないのです。「やる気があってコミュニケーションが普通にとれる人」それくらいしか求められないのです。経験値や年齢を求めたら、われわれ個人塾に応募してくれる人などいないのですから。

お互いに多くを期待しないで動けば、40代フリーターの方は正社員という立場を手に入れ、われわれも正社員登用を成功させられる。ま、そんなお互いウィンウィンの関係ができたらいいなぁ~と。そういう期待を込めてこの記事を書いているんですけど…。

いや、最後になりますけど、ホント個人塾って正社員の応募来ないんですから!私だって、ホントに2年くらいかかりましたから…。今回の方の正社員登用まで。この方がずっと勤務し続けてくれればいいんですけど、ま、世の中なにがあるか分からないですからね…。

いずれ、正社員登用を再び考えるときになったら、このブログでも呼びかけますので、その時はぜひ、この記事を読んだ方は連絡をください!

個人塾就職には次がある!

個人塾にいざ就職して、あ、やっぱ全然だめだわ…ってなっても、次があるんです。次ってのは、独立開業です。

大手塾に就職だと、ホント組織の歯車になって経営も何も分からず、ブラックな闇に心身ともにエネルギーを吸い取られて終わり、ってパターンも多いと思いますけど…。

社員がせいぜいパート・アルバイト合わせて10名程度の個人塾だったら、経営者の動きとかもモロに分かりますよね?

勤務しながら、独立開業の勉強がメチャクチャできるわけですよ。

2年間くらい多少のブラックさに目をつぶって、勉強と資金をためるって意識で頑張れば、自分自身が社長になるって選択肢も見えてくるのが個人塾への就職かな、と。

現在、40代フリーター。5年後は個人塾長。そんなルートも十分可能性あります!