10連休

五月の大型連休が近づいています。

お盆休み、年末年始、世間が連休を取る季節。

われわれ塾関係者は夏期講習やら、冬期講習やらで、連休ってなかなか取れません。

しかし、唯一連休を取ることができそうなのが五月の連休。

事実、大手塾ではここで結構連休を入れるところもあるようで。

「大手も連休だからウチも休んじゃお~♪とくに今年は10連休だもんね~♪」

でも、その連休、本当に大丈夫でしょうか?

10連休vs一学期中間テスト

まず、10連休にするかどうかは中学生たちの学校行事予定表を手に入れてから考えましょう。

10連休明けの一週間後とかに一学期中間テストが入ってたらアウト。

残念ながら、10日連続休塾はあなたの塾の運命を地獄へと近づける…。

10連休後、わずか一週間で結果を出せるような生徒は学年一ケタ台の生徒くらい。

他は全滅するでしょう…。

休み中は家でやる課題を出すから大丈夫?

バカ言っちゃいけない。

家で出来ないから塾に通っているんです。

いくら課題を出したってまともにやるわけはないんです。

自らの連休を優先するか?

生徒たちのテスト結果を優先するか?

その人の仕事に対するスタンス、人生に対するスタンスが表れます。

「あぁ、あの塾ってやっぱりテスト前なのにガツガツ休むのね。だから成績上がらないのね。」って評価を得る可能性だって十分にあり得る。

10連休vs一学期中間テスト。

私のような公立高校受験をメインに戦う学習塾だと、年末年始の休みよりも神経質に考えないといけないのです。(年末年始は休んでも、入試までまだ日があるんで大丈夫ですから。)

10連休なんか一生に一度しかない?

一方で新天皇即位での10連休なんて一生に一度しかない可能性もあります。

そうそう頻繁にあることじゃないですから。

「そんな時くらい…」

という気持ち、分かります。

でもね、この10連休。生徒には関係ないんですよ。

生徒は結局、部活があったりします。

生徒たちにとっては、ちょっと短い春休みとか、冬休み程度の感覚なわけです。

小中学生が新天皇即位の儀に興味があるかと言えば、99%ないでしょうし。(そもそも私もないですから。)

生徒たちにとっては10連休は一生に一度ではないんです。まだまだこれから先、夏休みも冬休みも春休みもたくさんあるんですから。たいした特別感はないんですよね。

一生に一度、というのは大人の話。

これ、重要なのはスタッフに対してだと。

正社員、たぶんこれから先、10連休のチャンスなんかなかなかない。

とくにブラック色の強い塾業界、今後10連休のチャンスが訪れることは天文学的確率でないでしょう。

ここしかないんです。

10連休をあげられるチャンスは令和元年、2019年の5月がラストチャンス(の可能性が高い)。

やっぱり、世間の10連休騒ぎの中、「俺も休みてぇ~な~」って思うでしょ?

その部分はかなり大事なことだと。

どうするのが一番良いか?

生徒には塾で勉強させてスタッフは休む。

それがベスト。

つまり、経営者が泥をかぶれ、ということ。

スタッフは気持ちよく10連休を取ってもらいましょう。

その間は経営者が生徒を見るんです。

残念ながら、経営者は新天皇即位の儀を見ている場合じゃありません。

それはヤフーニュースで確認すればよし!

だって経営者は自由じゃないですか。

何も世間に合わせてこの5月の10連休に休まなくたっていいんです。

ずらしで休みを取っちゃった方が旅行だって安く行けるわけだし。

えっ?世間に合わせて自分も休みたい?

そういう思考の人はもともと経営者なんか向いてないでしょ。

周りに合わせて事を進めたい。自分の人生を進めたい。それならサラリーマンやってりゃ良かったじゃないですか。

この5月の10連休は個人塾経営者にとってはむしろ泥をかぶる10日間だと心得よ、というのがMr.M的結論。

ダメなヒトダメなヒト

一人塾長はどうすればいいのよ?

それは仕方ないです、10連休も潰して代わりの休みも取れません…。一人塾長とはそういうことです。だからこそ、一人塾長は何とか這い上がってスタッフを抱えて自由に休みが取れるところまで持っていかないと大変ですよ、ということです。

一人塾長の方々は、泥をかぶった分の休みをどこかで取れるようなところまで、早く塾を大きくしましょう!

では、お互い新年号の5月の連休ではない連休を頑張りましょう!