今日から四月が始まります。

学校生活と密接にかかわる我々塾業界にとっても新しい年度の始まりで、心改まるかと思いきや…。

春期講習中で、それどころじゃない!

そもそも塾の新年度は3月から始めている。

ということで、特別何の「心新たに」感もない月の変わり目だったりするわけで…。

ま、私にとっての月の変わり目はブログの1カ月間の結果を確認する楽しみはあるんですが。

3月は「市川EB蔵さんの酒は無駄対談」と「個人事業主の税務調査」というまさかのラッキーパンチがありまして。

本ブログの主旨から外れた2つの記事。

『酒は時間の無駄。「酒はやめる」がホントはベスト?』

『個人事業主に税務調査が来るかどうか?売上1000万程度の個人塾の場合。』

の2つの伏兵記事がアクセスを集めてくれるという奇跡が起きたんですね~。

ということで、3月はおよそ45,000pvを獲得できました!2月と比較すると、およそ8000pvアップでした。凄いぞ、EB蔵!凄いぞ、税務署!市川EB蔵と税務署は、日本人に相当の影響力を持っているということをブログを通じて実感したMr.Mの肌寒い3月でありました…。

さて、4月はもはやこの二つの記事はアクセスを集めることはないでしょう。(税務調査の方は、また来年の確定申告時期に復活してくれることを願っておりますが…。)地道にブログ更新をしていく日々が続きますね。

ま、pv数だのユーザ数だの広告収益だの、ヨダレ垂らしながら常にチェックしてしまう私ですが、ブログ読者からのメール相談やコメントも、かなり増えてまいりました。ここについてはホント無条件に有難いことだと思っています。

やっぱり生の声をいただくと私自身感じることも多々あり、ブログの記事のネタになることも多いんです。本業の塾経営にもメチャクチャ結びつきますし、ときには自分の人生を改めて振り返ったりすることもあります。

他人の悩みは自分の悩みって感じで。

今までの自分の人生振り返ると、誰かに相談を受けるような人間じゃなかったんですよね。私はどっちかというと、「あいつは他人のことなど考えない、超自己中心的人間だから相談しても無駄。仮に相談したとしてもド直球のきつい言葉が返ってくるだけ」的な評価を実世界では受けていると…。ま、それは妻にさえ言われたりするんで…。(自分自身に自覚もありますし。)

ただ、ネットの世界は面白いですよね~。私の顔とか、声とか、話し方とか、そういう部分が分からないだけに実体とは全く別の印象を与えている部分が多いのかもしれません。こんなに相談メールを頂けるんですから。

コレ、仮に実生活で「これからはどんどん俺に相談してくれよッ!」なんて呼び掛けたって、「おい、Mが狂ったぞ!誰が何目的でアイツに相談持ち掛けるんだ?」って思われて、誰も何も連絡してこないLINEの画面を1人空しく眺める毎日が続くだけだと思うんですよ。

Mr.Mの活動を通して、他人の相談を受け、それに対して真剣に返答を考えたり、他人の気持ちを考えたり…。中年のオッサンになるまで自分自身がやってこなかった経験を今やってるという感じ。ホント、ゾウリムシレベルの微々たる部分でですが、世の中に役に立ててるようでうれしく思う部分が結構あったりします。

ま、私のブログ活動についての思いなどは誰も興味がないと思うんで、この辺りにして。

今回の記事は、何か選択、判断で迷ったときに私はこう考えますよ、という記事。

「どうしたらいいと思いますか?」という相談メールを受けたとき、私はコンサルタントではないので、「あなたの場合、コレコレこうだから、こうした方が良いと思います。」とは答えられないんですね。

相談メールに応えるとき、私は常に「私だったら」という前提をつけます。だから、全然、相談に応えてないんですが…。しょうがないです。私は私の実践しか知らないんですから…。(ま、たまに他人から聞いたこととか付け加えたりもしますけど。)

選択の基本は「なぜ自分は独立開業したのか?」にアリ。

夢・希望

私が経営判断とか、ま、そこまで大げさじゃなくても仕事上の選択に迷ったときは、必ず「なぜ自分は独立開業したのか?」を自問します。

「やりたいこと」と「やりたくないこと」を大事にする。

「なぜ独立開業したのか?」当たり前ですけど、それは「やりたいこと」をやるためですよね?ま、金を稼ぎたいからって部分も当然ありますけど。

言い換えれば「やりたくないこと」をやらないため、とも言えるかも。

ブログ読者の相談メールを見ていると、割とその部分を忘れちゃっている方が多いのかなぁと。

「う~ん、そこまで悩むんなら、それはやらない方がいいんじゃ…。」って。

「そんなに無理してやるくらいなら、独立開業なんてしなければ良かったんじゃ…。」って。

ダメなヒトダメなヒト

理想論を言うな!世の中にはやりたくないこともやらなきゃいけない部分があるんだぞ!?

分かるんですけど、いや、私だってやりたくないこと山ほどやってますよ、じゃないと塾経営続きませんもん。

でもね、何か根本的に譲っちゃってる人が結構多いんですよ。

「生徒に親身になって指導をしたい。」ってことで独立開業したのに、目の前の業務に忙殺され、お客様からのクレームを恐れ、変な話、そういう負の部分の慰めのための辛うじての「親身になって指導」みたいな…。「やりたくない」負の部分が95、で、その95に耐えるための息抜きとしての「やりたいこと」5みたいな…。

たぶんこういう状態になっている人って、「経営成り立たせるために、生活のために負の部分95は耐えないといけないんです!でも、やりたいことも5はできているから大丈夫です!」みたいな思考に陥っちゃってるような気もするんですけど、それっておかしくありません?

だったら、会社勤めで良かったじゃないですか?会社勤めだって「やりたいこと」5はできたでしょう?しかも、会社勤めの方が安定してただろうし、相談できる相手もいただろうし、雑務だって他にやってくれるいただろうし…。

生きるためだけの仕事になっちゃってるんだったら、会社勤めの方が10倍いいですよ?

私は「やりたいこと」:「やりたくないこと」=50:50の死守は独立開業したんなら、絶対だと思います。それが最低限のライン。このラインが保てないなら、自分で会社起こして自分で全責任を背負うようなリスクなんて冒すべきじゃない。

たとえば私の場合、チラシのポスティングとか門前配布とかは絶対にやりません。

時間的な費用対効果とかの問題もありますけど、それ以前に「やりたくないこと」MAXの仕事だからです。ポスティングって配ってる時間、何も出来ないじゃないですか。授業の準備もできなければホームページの更新もできない。チラシだって作れないし、教室の掃除だってできない。そしてポスティングにかかる時間って無茶苦茶長い。

門前配布は精神的に嫌ですよね。配ったチラシをその場で破り捨てられたり…。そもそも入学式だの卒業式だの、そういう祝いの場で「こういうことしないでくれる?」的な冷たい視線とか向けられるのって、精神的に結構こたえる。何かね、惨めな気持ちになる。

うん、そうです、「惨め」です。私は自分が惨めな気持ちになる仕事は絶対にやりたくないんです。「惨め」な気持ちになるような仕事って、もう、その仕事一つで「やりたいこと」:「やりたくないこと」の許容バランスを木っ端みじんで破壊する威力があるような気がする。

ダメなヒトダメなヒト

じゃあ、生徒数が減って経営がどうにもならなくなっても、ポスティングや門前配布はやらないのかい?

Mr.MMr.M

やりません!それをやるくらいなら、塾を畳みます!

この辺りの考え方が、結構大事な気がするんです。たしかにキレイごとばかりで、「やりたいこと」だけやるってのは無理です。でも、惨めさに耐えるような仕事を許容するくらいだったら、それはもう、ダメなんです。たぶん、その惨めさに耐え続けていても塾の復活は望めないんです。塾の発展は望めないんです。だったら店を畳んだ方がいい。

ダメなヒトダメなヒト

いやいやいや、生活第一だろう?

Mr.MMr.M

だったら、再就職に希望をつなげばいいじゃないですか?

ダメなヒトダメなヒト

いやいやいや、それじゃ独立した意味がないだろう?

Mr.MMr.M

いやいやいやいや、今の現状、「独立した意味ある!」って自信もって言えるほど、充実した仕事に囲まれてるんですか?という話。

売上のため、利益のため、経営のため、存続のため、いざというときには「やりたくない仕事」、つまり惨めさがともなうような仕事もアリ、という前提。その前提が悪い。その前提があると、必ず甘える。

生徒数が少なくなったら惨めさを受け入れて、ポスティングに行けばいい。門前配布をすればいい。(ポスティングとか門前配布が好きでやってるとか、誇りを持ってやってるならいいですけど…。それなら、塾経営じゃなくてポスティング業者になればいいとは思いますけど…。)そういう「惨めさ」を許容してしまう思考が、今現在の仕事に隙をつくる要因となっているかもしれませんよね?

私は惨めになるくらいなら塾経営は辞めると決めています。だからこそ、そこまで落ちることができない。惨めな仕事をしないために、今を必死に過ごさないといけない。惨めさを許さない基準で経営していると、「塾が潰れる」基準は、常にそこまで迫っているんです。ギリギリになったらこうしよう、なんてない。常にギリギリ。「やりたい仕事」が5割を切ったらアウト。だからこそ、今の「やりたい仕事」に覚悟を持って全力を注げる。

「やりたい」ってのを大事にするって、ラクをすることじゃないですよ?むしろ、「やりたい」を守るためにホント真剣に「やりたい仕事」に全力を尽くさないといけない。「やりたい」仕事で結果を出さないと、「やりたくない」惨めな仕事がどんどんどんどん迫ってきますから。

当たり前ですが、Mr.Mだって悩むんです…。

悩み

以前に記事にしましたけど、最近で最も悩んだのは商品を「五教科セット」1本にするかどうかの選択。

今後の売上や生徒の成績を考えれば、生徒全員に「五教科セット」を受講してもらうというのは大きなメリットであることは間違いないんです。しかも、商品を一本化したほうが、お客様への商品説明の手間も省けるし、月謝作成など日常の業務の手間も相当に簡素化するので、本当にメリットテンコ盛りであるのも間違いない。

しかも、私の憧れている塾経営者の方からの指摘だっただけに余計に迷ったんです。

でも、最終的には今まで通りの「単科受講からアリ」という選択に。

ま、五教科必須となることで出てしまう退塾者、今後の集客、今後の方向性など、いろいろ考えましたけど、結局、一番大事にしたのは自分自身が五教科セット一本化を「やりたくなかった」から。

一教科受講でも、その一教科をきっかけに成長してくれた生徒もたくさん見て来ています。そういう生徒がアルバイトで帰って来てくれたり。また、週に一日しか塾に通えない、超ハイレベルなクラブチームに入っている生徒もたくさん見て来ています。そういう生徒たちの頑張りって、自分自身が励まされる部分もあったり、ホント、この仕事やっててよかったって思えることが多かったな、と。

なんか、自分の独立開業した動機とか、今現在の仕事のやりがいの根本に関わる部分だったりして、五教科セット一本化は「やりたくない」って思ったのが、一番の理由でした。

後は正直、面倒くさいって部分も結構ありましたよ?今から商品をガラッと変えるってときに、お客様に説明したり、文句に対応したりとか。でも、私は「面倒くさい」ってのも立派な経営判断の要素の一つになると思ってます。「面倒くさい」って気持ちも、確実に自分の仕事のパフォーマンス落としますし。ま、当然面倒くさい「だけ」で仕事を選択してはいけないですけど…。

その場に止まることだって立派な選択、立派な断行だ。

何かを変えよう、変えないとマズいかも…、そう思ったとき、取るべき選択肢は「やる」「やらない」かですよね?

で、多くの人が言うと思うんです。「やらないと後悔する」って。もしくは「やった上での後悔だったら次につながる。」って。

私も多くの場合、その通りだと思います。基本、私も「やる」を選択します。ただし、今回の五教科セット一本化のように「やらない」を選択する場合ももちろんあります。

「やらない」を選択した場合、私は「でも、いつかは”やる”かもな~。」という保留状態、つまり悩み状態でいることはしません。

「やらない」という選択は、保留ではないんです。悩み中ではないんです。

「やらない」ことを断行するんです。「やらない」ことを覚悟するんです。

私が最もくだらないと思うのは、「やらない」を選択したにも関わらず、結果が出ない場合に「やっぱりやった方が良かったかなぁ…。」って、逆の選択肢を羨ましがってウジウジ思考を停止させること、工夫を重ねないことです。

「もし、あのときやっていれば、今頃こうなっていたかもしれないのに…。」逆の選択をしておいて、こんなことを今さら考え続けたって、全く意味はないですよね?それが一番くだらない。

私は五教科一本化は「やらない」ことを断行したんです。それによって生徒の成績が上がらなくても、売上が上がらなくても、五教科一本化に原因を求めてはいけない。そこに原因を求めたら、また最初に逆戻り。こんなことやってたら、一つ一つの事案について、「やる」か「やらない」かの悩みから一生抜け出せない。

そこは「やらない」ことを断行したのだから、不可逆な問題なんです。自分が今選択している「単科受講OK」という判断の中で、生徒の成績をより上げる工夫、売上を上げるアイディアを捻り出さなくてはいけないんです。

「やらない」という判断は、決してその場にとどまることではなくて、「やらない」というルートを進むということ。そのルートを進みながら次の課題をクリアしていくって考えないと、ずっと自分は「やる」か「やらない」かの分岐点で、指をくわえて誰かが何かをしてくれるのを待っているような気がする…。

どうせ失敗するんだから「やりたい」ことやって、「やりたくない」ことやらないで失敗したい。

覚悟

無責任な話になってしまいますけど、今、経営している学習塾がダメになっちゃったって、もう一回、塾を作ったらいいじゃないですか。

私のようにアパート1室開業だったら100万円程度あればできるんです。

もう利益が何年も出てなくて100万円も出せない?

だったら、再就職だっていいじゃないですか。

学習塾なんてどこも人手不足です。選ばなければ職にありつける可能性だって十分にあるはずです。

先日、メールをいただいた方は、割とお年を召した方のようでしたけど、個別指導塾のアルバイトが決まって、そのすぐ後、正社員での教室長の打診を受けたとのこと。

そういうケースだってあるんですよ。

何にしたって命まで取られるようなことはないんです。

「やりたい」ことをやって、それでダメでもどうにかなる。

「やりたくない」ことをやって、それでダメでもどうにかなる。

だったら、せっかく独立開業したんです。「やりたい」ことをやる方を私は選びます。

会社員勤めが長いと「やりたくない」ことをいかに他人より我慢し、他人より多くできるかが仕事の成否を分けるという固定観念がしみ込んでいるかもしれません。確かにサラリーマンなら、そういう部分もあるかと。より多大なストレスによって、より多くの給料を稼ぐ的な考え方。

経営者には通用しないですよ、そんな考え方。ストレスがかかればかかるほどパフォーマンスが落ちて、組織の労働生産性が落ちて、商品品質が悪くなって、お客さん離れて売上落ちるだけですから。

零細個人塾において我慢は大事ですけど、それは今やってる仕事の成果が出るまで待ち続ける我慢とか、スタッフが一人前に育つまでの我慢とか、そういう意味での我慢。

日々の「やりたくない」に我慢するとか、ストレスを我慢するとか、惨めさを我慢するとか、ってのとは違うと。

個人塾経営って個人事業で始められる方が多いですよね?個人事業の10年後の生存率なんて10%程度だって聞きます。大体が失敗するんですよ?どうせ失敗するんだから、「やりたい」ことをやって失敗した方がいいじゃないですか。「やりたくない」ことやらずに失敗したいじゃないですか。

経営判断に迷って、ホント、体調崩すレベルでストレスためちゃうくらいなら、このくらい軽く考える術を持っていてもいいですよね。私は悩んだり、ストレスためるのが超苦手なんで、ちょっと「う~ん…」ってなると、大体こんな感じのことを自分に言い聞かせて次のことを考え始めます。じゃないとやっていけないですから。

ホント、無責任なまとめで記事を終わらせてしまうと思いますけど、個人塾経営なんてそもそも責任は自分自身でしかとれないわけで。そうであるなら、ドカンとぶつかってドカンと散れ、と。で、案外そういうことをやったときに限って、希望の打開策が見えてきたり。

今現在、悩んでいる方々。もうじき桜が満開を迎えます。満開の桜を一目見て、悩んでいることに決着をつけるのも日本人らしくていいじゃないですか。

ダメなヒトダメなヒト

訳の分からん季節の風吹きこんで上手くまとめようとしたな?全然、上手くないからな。

Mr.MMr.M

イヤぁー、辞めてぇぇぇ!言わないでえぇぇ~!恥ずかしィー!