集団指導塾を強烈におススメする理由

集団授業なめないでください。

このブログを開始してから、複数の方と直接お話させていただき、そしてメールをいただくことも多くなりました。

その中で、個別指導塾の講師、教室長からご連絡いただくことが結構あります。

で、そういう方から話を聞いていつも思うこと。

Mr.MMr.M

個別指導、面倒くせぇ…。

ホント、コレ。

集団指導のみをやっている私の塾からすると、個別指導塾の業務量って5倍以上は軽くあるような気がする…。

で、個別指導塾の講師、教室長、私が抱える10倍以上の悩みを持っている気がする。

それでもって、私の3分の1以下の時間しか自由時間がない…。

Mr.MMr.M

ご苦労様です…。

このブログを読んでいただいている方の中には、今から独立を考えている方も何人かいらっしゃるとのこと。

そういう方にホント、ここは強烈におススメしますけど、集団指導塾にしておいた方が身のためですよ。

たしかにね、最初のハードルは高いかもしれません。

塾業界未経験者とか、経験あっても家庭教師とか、個別指導塾とか。

「自分が人前で話すなんて…」

心理的に無理って。そう結論づけちゃうかもしれません。

いや、一歩踏み出してくださいって、そこは。ここ一歩踏み出せるかどうかで、ホント、極端かもしれませんけど、人生変わっちゃいますよ?

集団指導って最初は確かに大変なんです。

人をひきつける話し方とか、間の取り方とか。

あとは、集団に対するコミュニケーションって一対一のコミュニケーションと全然違うって部分。

人前で話す機会って、他の職業だとなかなかないかもしれませんから。

そういう部分では確かに大変。最初は個別指導なんかよりも何倍も大変。

でもね、スキルついたら相当楽になっていきますよ?

授業準備は短くなるし、話し方、間の取り方、どんどん上手くなっていく。

同じことやるのでも、1年目と5年目じゃ何倍も短い時間でできるようになる。

最初の壁は高いですけど、それ超えたらどんどんどんどん仕事にかける時間が短くなるのが集団指導なんです。

個別指導塾は仕事のセンスが相当に必要である

センス悪いぜ

一方、個別指導はいつまで経っても仕事にかける時間は短くならない。

なぜなら、講師がコロコロ入れ替わるから。授業も一律じゃないから。

知識の積み上げがない。経験の積み上げがない。

せいぜい、自分自身がコマ割りするのが早くなるとか、事務作業が早くなるとか。

生徒が増えれば増えるほど、その生徒分の業務が比例的に増えていくから、流行ったからと言って楽になる訳じゃない。(集団の場合は、流行る塾になってるということは、自分の授業スキルが上がっている証拠なんで、業務時間はそれほど増えない。むしろ、私の場合は減ってます。)

で、私がホント、色んな個別指導塾の方に話を聞くと、個別指導って仕事のセンスが低くかったら運営できない。だって生徒のコマ割り考えて、アルバイトのシフト作成して、急な振替対応アルバイトにお願いして、アルバイト辞めれば求人かけて、授業下手くそなアルバイト講師のクレーム引き受けて、で、自分も授業に入って…。

こんなのスーパーマンじゃなければ対応できるわけないじゃないですか。相当の経営センスとか、事務処理能力とか、人望とかがかなり必要ですよ?

集団授業なら、極論、自分自身が職人として優れていれば、客は集まる。仮に経営センスがなくても、「あの先生の授業は面白い。分かりやすい。成績が上がる。」そんな評判が立てば儲けることができるんです。

経営センスがどうやら自分はなさそうだ。そう思うんなら、繰り返しちゃいますけど、集団指導一本をおススメしますけどね。

お客様に合わせる経営の仕事量

個別指導塾の根本的な原理原則。

お客様に合わせる経営ってこと。

ま、自分自身で言ってますから、どの塾も。

「生徒一人一人に合わせた指導」って。

前提として永久に仕事量を減らすことができない道を進んでるんです。

もし個別指導塾やってて仕事量減らしたいなら、教室長雇って引退するしかない。もしくは経理事務とか雇うとか。

少なくとも学生講師たくさん雇ったからと言って、仕事量は減らないですよね。むしろ気苦労とともに仕事量は増えるでしょう。

個別指導塾のようなお客様に合わせる経営の仕事量に関してカンタンなイメージ図がこちら。

客に合わせる経営

一本一本の線の面積の合計が仕事量です。

たとえば一人一人のお客様に20の満足をしてもらうとしましょう。

そうすると上の図の場合、20×5人=100の仕事量。

で、20の満足だと退塾が出てしまう、成績が上がらないとなれば30に上げるわけです。

30×5人=150の仕事量。

仮に満足度が上がったことにより、お客様が10人になったら、30×10人=300の仕事量。

自分の仕事量はみるみる増えていくわけです。

お客様に合わせてもらう経営の仕事量

一方、集団指導を選択し、さらに確固たる塾の方針を掲げた場合は、お客様に合わせてもらう経営が可能です。

たとえばですね、高級レストラン。

ドレスコードが合ったりしますよね。で、子どもは禁止とか。

高級レストランをサンダルとジャージで行ってはいけないわけです。高級レストラン行って、カラオケやりたいとか言ってはいけないわけです。

お客様が、その店に合わせなきゃいけない。

で、合わせてくれたお客様に対して最上の仕事を提供する。

お客様に合わせてもらう仕事量は以下のイメージ図。

客に合わせてもらう経営

お客様は店の提供した円の中に入らないといけない。店はその円に向かって仕事を行う。

たとえば、お客様が20の満足度を求めれば、その円にむかって20の仕事量をすればよい。

それで足りなければ、円にむかって30の仕事量をする。

これ、お客様が増えても同じ。お客様は円の中に必ず入ってくる。円に入らないお客様は、その塾に来ないんで、そもそも対応する必要がない。

お客様に合わせてもらう経営の場合、お客様が増えても仕事量が変わらない。いや、確かに増えすぎると円がギチギチの満杯になるんで、円の面積自体を増やさないといけませんよ?でもね、線は一本です。せいぜい30の仕事量を50に上げれば事足りる。

「いやいやいや、そんなにうまく行かないでしょ~。」って個別指導塾経営している人は思うかもしれません。起業を考えている人は思うかもしれません。でもね、これ、一本芯通して集団指導している塾長なら分かってくれると思います。

アレもコレも手を出さずに、ホント、一つの方向性に向かって一つの価値観を突き通して個人塾経営している方なら。

人数増えたってそんなに仕事量増えないんですよね。(ま、たまにこの円から外れちゃう生徒来たりして、そういう生徒をフォローとかしてると、仕事量増えちゃいますけど…。円から外れちゃう生徒を完全に切ってる塾なら、ホント仕事量って増えないと思います。ま、私の塾はまだまだそういう生徒も追っちゃってる部分ありますけど…。)

個別指導じゃ100の仕事量を5人に分けたら、お客様1人頭、20の満足度しか感じてもらえない。

でも、集団指導なら100の仕事量で、お客様5人に100の満足度を感じてもらえる。(ま、もちろん、経験とか技術が未熟なうちは、仕事のロスが出るんで80とか70の満足度になっちゃうかもしれませんが。それでも個別指導よりは同じ仕事量でも、感じてもらえる満足度は高いはず。)

以前も同じような記事を書いたんですが、実際に話を聞いたり、メールをもらったりする中で、「この考え方は結構説得力あるぞ」って。

独立の理由に「自分の時間の確保」があるのなら、答えは明白だ。

休日取得

実際に学習塾の独立開業した人に話を聞くと、「自分の時間を持ちたかったから」って人が多いんです。

なのになのになのにッ!

根源的に時間を大量に必要としてしまう個別指導塾を選んでしまう人が多数ッ!

その選択、矛盾してますッ!

いや、いいですよ、資金潤沢ですでに別会社経営したりしてて、教室長雇って自分は塾の運営にはノータッチ的な金持ちなら。

一人で地道に、それこそ私レベルの、いや、もうちょっと上は欲しいな、くらいの感じで独立する人。前提として自分も授業を担当して、プレイングマネージャー的立ち位置を想定している人。

個別指導塾じゃ、ホント、誰か代わりの教室長雇う前に、正社員の仕事を任せられる奴を雇う前に、膨大な仕事量に圧殺されちゃいますって。

私のような凡人、経営偏差値40以下の人間、学習塾業界で「自分の時間が欲しい」ってなら、集団指導塾を選択すること。

20×20人=400の仕事量とか辛くないっすか?仮にスタート期からそこそこ上手く行ったとして、生徒50人。20×50=1000の仕事量。吐くレベルでしょ、この仕事量…。

ワーク・ライフ・バランスとか、有給休暇の義務化とか、そういうことが叫ばれている時代。一人一人のお客様に合わせて身を滅ぼすなんて、少し古い。いや、素晴らしいですよ、お客様、一人一人に寄り添う、その気持ち、その意欲。でも、自分が潰れたら元も子もないじゃないですか。

クロネ〇ヤマトだって色々限界感じて、配達の指定時間帯を短くするんです。ロ〇ヤルホストだって24時間営業を辞めるんです。

何かね、個別指導塾って働く人間の立場に立つと、今の時代に逆行しているような気もします。自立型個別指導塾なら違う?いや、同じですよ。結局、一人一人に合わせた、なんて謳い文句を使い始めた時点で方向性決まっちゃうんです。自分自身の思考が「お客様に合わせないとお客様に逃げられる」って強迫観念が生まれちゃうんです。

「自分の時間」って超大事ですよ。ホント、このブログ立ち上げて、収益が出始めて、で、知らない人たちと出会って、メールもらって、確実に自己の成長を感じている今の私。「自分の時間」がなかったらあり得ない。これ、個別指導塾を選択してたら、アウトだった。心底そう思います。

独立の理由に「自分の時間の確保」がある人、答えは明白。

個別指導 or 集団指導?

当然答えは、集団指導。ですよね?