yahoo知恵袋の質問より

yahoo知恵袋にある塾経営者の切実な叫びを見つけました…。

現在、週二回ほど学習塾を経営しています。けれども収入が少ないので午前中や休みの日に仕事をしたいと思っていますが、なかなか踏み切れません。子どもたちはかわいいし、仕事も手抜きには出来ないし…。以下省略。

(yahoo知恵袋2004/11/4)

ショック

世の中にどれだけこういう方が存在しているのか。(ずいぶん前の投稿なんで、この方は今、どこで何をやってるでしょうね…。)

以前調べた学習塾の生徒数調査。

衝撃的な数字でしたからね。

この知恵袋の方だけじゃ、もちろんないでしょう。

声には出さないけど、同じ悩みを抱えている個人塾長、たくさんいるような気もします。

個人塾経営者のWワーク(副業)…。

これほど切ない響きもなかなかないです。

望んでやってる人なんかいないですからね。

塾経営を少しでも生き長らえるための午前中のアルバイト。

教室では「先生」と呼ばれているのに、一歩外に出れば年下の先輩の言うことを聞かねばならんわけです。

ダメなヒトダメなヒト

ウウウウ…ウワーんッ!😢

Mr.MMr.M

うおっ…。何?急に?

ダメなヒトダメなヒト

お、お、おおおお俺と一緒だァァ!ウワーんッ!😢

今さらこんな記事を書く必要もないとも思うんですが。

最初に言っておきます。

塾を続けたいならWワーク(副業)は禁じ手。

Wワークで塾経営が好転することないですから。

ますます、生徒減りますから。

塾経営を続けたいなら、ホント、それこそ金が続く限り一心に学習塾に力と精神を投入するべき。

Wワーク(副業)をすることの誰でも分かるデメリット

斬る

・商品の品質アップにかける時間が著しく損なわれる。

塾の仕事って商品の品質アップに勉強が欠かせないわけですよね。

入試研究、教材研究。

また、お客様からのプロフェッショナルとしての信頼にこたえるために学校情報だって常に勉強していかないといけない。

授業準備だって、当然時間をかけて練りに練った授業の方がお客様に支持されるに決まってる。

自分自身の成長がそのまま商品品質のアップにつながる訳ですから、どこまでやってもやり過ぎることがない商売なんです。

Wワークで午前中の時間を潰せば、当然、そういう商品品質のアップに使える時間が減ります。

もうこれは、塾の経営競争において致命的な弱点になるでしょうね。

品質悪い商品をわざわざ買う人、いないですから。

・精神、体力ともに疲弊する。

午前中に仕事をするわけです。当たり前ですけど、疲れます。

でもって、この状態になっても塾経営にしがみつくわけですから、塾大好きの塾畑で育った人の可能性が高い。

塾畑で育った人間って、私も含め、他業界で通用しづらい人間が多い。

プライド高いし、偉そうだし。力仕事に向いてないし。

他業種の慣れないアルバイトで、より一層疲れるわけです。

しまいには、コンビニなんかで働いて、一回りも年下の先輩学生アルバイトに敬語で話さないといけないわけですよ。

「すいません、〇〇さん。宅配便の手配ってどうしたらいいんですか?」

「前も教えたじゃん!何で一回で覚えねぇ~んだよッ!いいよ、俺やるからッ!」

ダメなヒトダメなヒト

ウワーんッ!俺だよぉ~、まさに俺だよぉ~😢俺が働いてるコンビニの中山さん、言い方キツイんだよぉ~😢

半端ないストレスじゃありません?精神の疲弊、すごいでしょ。

午前中にこの苦行で、午後から塾の授業…。いや、普通の状態で授業に入れないでしょ。

・片手間感によるお客様からのイメージダウン

塾講師って、お客様から見ると専門職のイメージですよね。教育の専門家っていうか、ま、指導の職人って言うか。

そういうイメージ持たれている我々が、朝のコンビニで働いている…。

この片手間感が与えるイメージ。

相当のイメージダウンになる気が…。

私はイヤですよ、朝、コンビニやら仕分けの工場やらで働いている塾長の塾に自分の子供入れるの。

だって明らかに手を抜きそうですもん。

明らかに素人くさいですもん。

明らかに情熱なさそうに感じますもん。

中途半端感丸出しで…。

・手取りが伸びることが致命的にない

上で見てきたデメリットがあるわけですから、当然生徒は増えないでしょう。

一方で午前中にやる仕事はアルバイトだったりするわけで、そっちの時給も伸びないですよね。

ま、仮に伸びたとしても1時間何十円とか…。

このWワークを考える個人塾長っておそらく相応な歳の人が多いと思うんです。

時給の高いアルバイト見つけるって言ってもね…。難しいでしょ。

しかも、午前中限定じゃ、なおさら。

個人塾経営者のWワーク(副業)って手取りが増えない。どんだけ頑張っても、1年後、2年後、手取りが増える将来は描けない。どん詰まりなんです、この選択は。

Wワーク(副業)を考えるとき=塾を畳むとき

挫折

私自身は「Wワークを考えるとき=塾を畳むとき」です。

Wワークまでしないと続かない塾ってことは、ホント、市場に支持されてないってこと。

で、そんな塾しか作れなかった自分って、塾経営に究極的にむいてないんです。

しがみつく必要ないじゃないですか。

いや、しがみついたって不幸しか待ってませんよ。

一度きりの人生、やりたいことをやるって素晴らしいことだと思いますよ?

でもね、こんな状態で無理に塾経営続けていけば、本来愛しているはずの塾の仕事が自分自身を蝕んでいくんです。

やりたくてもやれないことはある。

やりたくても、その世界に選ばれなかったってことも、現実ある。

Wワーク、少なくとも塾経営に関しては諦め時ですよ。

スポーツで考えればWワーク(副業)がいかに無謀かよく分かる

全国大会を目指して日夜練習を積んでいるテニス部があります。

でも、頑張ってるんですけど、どうやら全国大会には行けそうにない。

そこで、週に4日はテニスを練習して、残りの日は野球を練習することに決めました。

要はね、テニスじゃちょっと厳しいんで、野球でもチャンスを作ろうかなって考えたんです。

舐めんな。

って話じゃないですか?

バカにすんなって話じゃないですか?

塾経営のWワークってこんなもんですよ。

どっちも上手く行くわけない。不幸の未来が誰にでもハッキリ見える。

話をテニス部に戻します。

このテニス部、やっぱり全国大会には届きそうにない。でも、全国大会に行きたい。

どうするか?

厳しいのを知りながら、それでもなお、全国大会目指してテニスを頑張り続けるしかないでしょう。

血のにじむような努力をテニスでするしかないでしょう。

塾経営続けたい。

このままでは厳しい。

それは分かる。それは分かるけど、Wワークで解決することは何もない。

Wワークをして少しは塾が生き長らえるかもしれない。でも、その間、自分自身が一番よく分かってる。コンビニでレジを打ちながら、工場で仕分け作業をやりながら、自分自身の心の中では「このままじゃいつか自分の塾は潰れる…。」認めたくない感情がいつも底にあるのを自覚している。

塾を続けたいなら、厳しいのを知りながら、それでもなお塾に力を注ぎ込まないといけない。目の前に生徒が少しでもいるのなら、Wワークなんか考えてないで、その生徒たちに全てを注ぎ込み、あり得ないくらいの成績アップを実現しなきゃいけない。

そっちの方がWワークをするよりも希望があるはず。で、やっぱりもうだめ、Wワークしないともう持たない。そのときは潔く塾自体を諦めるべきです。Wワークしたって結果は同じなんですから。

それでも副業を考えるならしっかり選びましょう!

と、ここまで副業をボロカスに批判してきてしまっていますが…。

それでも尚、「副業をしないと生活が…」という方もいるかもしれません。

そんな方はちゃんと塾経営が好転するような、未来につながるような副業を選びましょう!

副業に関するサイトで詳しいサイトがありましたのでリンクを貼っておきます。

ご参考になれば。

副業関連サイト