塾におけるチームワークがはまる瞬間

いいね!

先日、ホント、ある一瞬なんですけど「あぁ、この塾って…、いいね!」って自分で思っちゃった瞬間があるんですね。

ダメなヒトダメなヒト

自画自賛ってキモいんですけど~、ウケるんですけど~

一人のアルバイトスタッフが海外に旅に行ったんですね。ま、A君としましょう。

で、帰国して仕事に入ってくれたんですけど、その日、中学3年生の理社のテストをしたわけです。

で、採点してランキング表まで作成するのが、A君の仕事だったんです。

昨年から私の塾では、テストをやる度にトップの生徒にはジュースをあげる制度があるんですね。(このあたりは売れている個人塾長のアドバイスなんですが。)

A君、言うわけですよ。

「俺、生徒たちにご褒美分のお土産買ってきてるんですけど、上位3人まで上げていいっスか?」って。

その時点で私的には超感動なんです!

これって相当ありがたい。だって職場に愛着ないと絶対にこういう行動ってとれないじゃないですか。自分の金使って、で、海外行ってる間も職場のこと考えてくれて。(正社員でもこういう行動取れない人って腐るほどいると思うんです。他人につくす意識ゼロ的な人。)

当然、やってくれと。ぜひ、やってくれと。

で、このA君、なかなかユーモアあるヤツで、クソダサい現地のズボン買ってきたんですね。縫製とかホント、日本じゃあり得ないレベルの雑さの。柄もね、こんな片田舎で履いてたら通報されるレベルの。

で、テスト1位の生徒が見事そのクソダサいズボンを獲得したんですけど、そいつがね、そのズボン履いてきてくれたんですね。次の日。

まあ盛り上がるわけですよ、周りの生徒は「有り得ねぇ~!」って。

で、私も言うわけですよ、「おい、私の予備のズボン貸してあげるから、今すぐ燃やした方がいいぞ。」って。

で、その土産買って来てくれたA君が言うわけですよ、「いやいやいや、みんな批判してるけど、その国じゃそのズボン皆履いてるからね。」って。

「そんなわけないだろ、その国の人に謝れ!」って、正社員の相棒がツッコむ。

で、私が他のアルバイトスタッフB君に「ねぇ、ファッションリーダーのB君。このズボン、何点?」

アルバイトのB君、しばし悩んで「3点ですね♪」って。

生徒もその間、われわれのコミュニケーションの輪に入って笑い続けるわけです。で、最後に私が。

「はい、この3点のズボンを履いてきた〇〇君に拍手~。」で、一連のコミュニケーション終了。で、すぐに生徒たちは勉強に入る。

時間にしてたった5分くらいですよ。でも、この5分にお客様の塾への愛着度を高め、クチコミの要素を存分に散りばめ、そしてスタッフ間のコミュニケーションを深め、スタッフの仕事へのやりがいも高めるという、チームワークの炸裂っていうんですかね。仕事場の「いいね!」って言うんですかね。私はメチャクチャ感じた瞬間だったんですね。

生徒の成績を上げながら、こういうチームワークがはまる瞬間を日々創り出していければ、生徒が集まる塾になるのかなって。

チームワークを高められないような教室長は要らない。

ダメ講師

経営者だけじゃなくて、その塾のボス。塾長かもしれないし、教室長かもしれないし、ま、チームのリーダーですよね。

そのリーダーがチームワークを高められないようなら、ホント、要らないと。

教室見渡しますよね、で、生徒たちの様子が停滞している。

スタッフも疲れている。

そこで、コミュニケーションを仕掛ける。

もしくはねぎらいのコーヒー一杯でも入れてあげる。

いいですか、送付物のとりまとめしている場合じゃないんですよ?

給料の計算かましてる場合じゃないんですよ?

スタッフとお客様含めてのチームなんです、学習塾ってのは。

チームがそこにいるのに、自分一人机に向かってせっせと何かやっている。いや、やっててもいいですよ、私だって生徒が自習してたり、演習してたり、そんなときはバチバチキーボード叩いてブログ書いてたりしますから。でも、自分一人の作業に没頭してたら絶対ダメ。

神経は常にチームに向いてないと。自分の作業に没頭してたら、チームワークが停滞しているかもしれない。チームワークの爆発のチャンスを逃しているかもしれない。

忙しい、忙しい、忙しい…

常に話しかけるなオーラを出して、自分は忙しいんだぞ、お前らができない仕事をやってるんだぞ、そういうスタンス。

そんなリーダー誰が求めてますか?そんなリーダーの下で誰が働きたいですか?誰がそんな塾で勉強したいですか?

一人塾長だから関係ない?

いや、一人塾長でもお客様がいるじゃないですか。お客様が一人でもいればチームですよ。チームがそこにあるなら、チームワークを仕事の最優先にすべきです。

偉そうなこと言ってますけど、私もそれを本当に意識して仕事をやり始めたのは去年から。で、去年は開塾以来最高の売上、生徒数を記録してます。で、おそらく今年の入試は過去最高の結果が出ると。

自分の仕事は、自分がエースになることじゃないと。エースを作り、エースを支えるサポートを作り、観客を作り、チームをまわす。それに尽きるのかなと。

今は完全に思いますね。チームワークを重視しない塾長、教室長なんて不要だって。

チームワークを高めるために意識する3つのこと

接客力

①スタッフのモチベーションを上げ続ける。

これは何度か記事でも書いてます。詳しくはそちらの記事に譲ります。

モチベーションのアップのためには、多少の投資は必要ですよ。で、その投資分はかならず信頼しているスタッフたちが返してくれる。一部、投資を無駄にするようなスタッフもいます。でもね、そういう奴の分も補って余りある成果を、やりがいもって働いてくれるスタッフが取り返してくれる。

私は絶対的にこの部分については信じています。スタッフに対しての投資は、かならずプラスで返ってくると。

また、記事にすると思いますけど、送別会の季節が近づいています。ホント、ここに関しては時間も金も労力も、本気で投資します。もちろん、大きい会社みたいに豪勢にはできないですけど、送られるスタッフが「ここで働いて良かった。」って本気で思ってもらえるように。で、送る側のスタッフたちも「自分たちもこういう送別会をしてほしいな。」って思ってもらえるように。

②自走式のスタッフを作る。

今回のアルバイトスタッフA君みたいに、自分で考えて行動に移せるスタッフが教室の発展には超重要なんです。自走式になってもらえないと、自分の仕事は増え続ける一方。リーダーとして周りを見渡して、チームをまわす余裕がなくなる。

で、自走式のスタッフを作るって簡単に言いましたけど、難しいですよね…。

ここに関しては私も「これだ!」ってのは無いです、申し訳ないんですが…。

タダですね、私が意識しているのは否定をしないこと。特に、スタッフがこれをやりたいとか、これは違うんじゃないですか、とか、そういうことを言った場合にまず否定しない。

否定されると「フンッ!せっかく考えて言ったのに、もういいッ!もう言わない!もうやらない!」ってなるじゃないですか。

自発的に出たものに関しては、基本的にオールOK。(サボろうとか、怠けようとか、そういう仕事を減らそうとする意見じゃなければ。)とにかく「やってみろ」と。

で、やった後は結果を確認してダメでも何でも褒めますよね。そして「ありがとう。」って感謝する。

とにかく自由に動きやすい、意見を言いやすい雰囲気、環境を作るってことです。

後は何でもかんでもは教えないってことですかね。「まずやってみなさい」って。もちろん、できなくても何にも言わないですよ。で、「できなければ遠慮なく聞きなさい」って。

仕事を教える段階でも、極力自分は動かないですよね。まず、先輩アルバイト。どうにもならなければ、正社員の相棒。それでもダメなら自分が教える。(自分まで来ることは、ほとんどないですけど。)

他人に何か教えるのって、受け身人間にはできないんですよね。全部が全部受け身で生きてる人間って、仕事が自分の血となり肉となりってない。全部、型通り言われた通りにしかできないから、いざ教えようと思っても、自分の中に何も残ってないんです。

いつか誰かに教えなきゃいけないんだ。って、そういう気持ちが自走式にさせる部分もあるかと。

③三位一体のコミュニケーションを炸裂させ続ける。

自分ー生徒、自分ースタッフ、この1対1のコミュニケーションに終始するとスタッフたちは「自分たちは黙々と仕事をして、あんまり生徒と話しちゃいけないんだな。」って雰囲気になります。で、そうなるとお客様を含めたチームってのはできない。

私が思い出すのが自分が学生時代に勤めていた個別指導塾ですよね。自分が教えている生徒以外の生徒と、まあほとんどの学生講師は話さないですから。ま、当時の私もその一人ですけど。自分ー担当生徒、この1対1のコミュニケーションが教室中に蔓延しているわけです。

チームじゃないんで、うるさいんですよ。向こうの1対1のコミュニケーションって、こっちの1対1のコミュニケーションに関係ないじゃないですか。何かね、となりで授業やってる講師とその生徒の話がね、「身内だけで盛り上がってんじゃねぇよ!」って感じで。ま、こっちはこっちで身内で盛り上がってるわけですけど。

これね、チームにならない。塾をあげてのチームワーク強化につながらない。ま、この辺りに個別指導塾が根本的に抱える大きなデメリットを感じますけどね、私は。

チームワーク強化につながらないコミュニケーション

自分ー生徒ースタッフ、三位一体のコミュニケーションをどれだけ炸裂させるか。私はここを超意識して仕事をしています。自分と生徒の会話の中で、通りがかったスタッフにいきなり話を振る。自分とスタッフの話の最中に、そばにいる生徒に「〇〇さんはどう思う?」とか声をかける。

とにかくどんなコミュニケーションでも、「自分には関係ない。」「身内だけで盛り上がってんじゃねぇよ!」ってならないように、三位一体のコミュニケーションを心がける。

自分の役割はチームで発生しているコミュニケーションに刺激を与えること。爆弾を投下すること。コミュニケーションの火が大きくなるように。

チームワーク強化のコミュニケーション

Mr.MMr.M

だから常にチームのコミュニケーションがどこで起こっているか、アンテナ張ってないといけないんです!

自分の手柄を喜ぶ三流リーダーになるな!スタッフの手柄こそ最上の喜びだ!

自分が担当している授業に関しては別ですよ?そりゃ、自分が担当している授業中は自分の独壇場ですけど。

休み時間中のコミュニケーションとか、生徒の行き帰りのコミュニケーションで、塾長自身が自分が自分が、で、ウケとって満足して、家帰ってうまい酒飲む。違いますよね?

そんなんじゃ、チームは衰退していく。今は上手く行ってるかもしれませんよ?でも、必ず人間は衰える。エネルギーがなくなる。「あれ?」って。「なんか最近お客様の反応悪いな」って。チームよりも自分優先で進めて行ってるから周りが見えない。自分自身も見えない。原因不明の客離れ。

自分の手柄に喜んでる場合じゃないんです。自分がスーパーエースで、自分が出て行けば間違いない?

そんなの組織のリーダーとしては三流じゃないですか?

私はスタッフの手柄こそ喜びたい。「クッソあいつ若いくせしていい仕事しやがって。」って嫉妬すると同時に、嫉妬できるようなスタッフを持ったことを感謝したい。

特に私みたいな能力に限界が来ているような人間が、スーパーエースになったって、私の塾の未来はたかがしれてるんです。

自分以外の誰かがチームを引っ張って、チームが強化されて、塾が大きくなって。そういうことに生きがいを感じたいと。そのために最大限チームワークの強化に寄与するような仕事が自分の役割なんだと。

ま、偉そうな記事になっちゃいましたね…。最後に例の如く、こんなMr.M塾で一緒にチームを作ってやろうという人、連絡お待ちしております!

ダメなヒトダメなヒト

最後はひどく強引な締めですな。

Mr.MMr.M

言わないよりはね。言っておいた方がね。1%でもね。ってことで、以上!