疑問

埼玉県公立高校入試まで残すところあと1週間になりました!

遂にですね、遂に今年も終わりますね。

ま、こうやってブログを書いている最中も頭の中は入試のことがひっきりなしに過るわけですけど…。

さて今回の記事は、入試の後の話。

学習塾の卒業旅行についての話をしたいと思います。

皆さんの塾では、入試の後に卒業旅行に連れて行ってますか?

ちなみに私の塾では卒業旅行は存在しません…。

意外に多い卒業旅行を行う学習塾

「塾 卒業旅行」ってネット検索すると、出てくる出てくる。

結構、驚きました。卒業旅行を実施している塾って私の予想に反して、結構多い。

日帰りじゃない塾も結構あるんですね~。

行先は関東だとディズニーランド、もしくはディズニーシー。

関西だとユニバーサルスタジオ・ジャパン。それが結構お決まりのパターンみたいで。

いやぁ~中学生、喜びそうですね。

ふと私の知り合いの個人塾のことを考えても、卒業後にどこかに生徒を連れていくって塾は多いかな~と。ん?あれ?というか、卒業パーティーとか含めると、私の塾以外は、知っている限り、どの塾も実施してるぞ?あれれ?

契約が終わる=自分たちの仕事は終わる

私は完璧にそう考えているんで、卒業旅行とか卒業パーティーとか、全くやるつもりがないんですけど、そっちの方が珍しいんですかね…?私なんか、合否の報告でさえ、契約終了後のことなんで、ホント生徒たちの善意で来てもらうって感覚があるんですけど…。

卒業旅行のメリット・デメリットを考える

いいね!

卒業旅行について、メリット・デメリットを考えてみます。メリットが多ければ、当然実施するという選択も視野にいれなければいけませんが…。

メリット

お客様の塾への愛着度アップ

とくに高等部まで設定がある塾なら、大事な部分かもしれません。今後もお客様として塾に通ってもらうわけですから。

楽しい思い出を作って、塾に対する愛着度を高めてもらう。通塾の継続率にも影響するかもしれませんしね。

愛着度が高まれば、高校卒業後のアルバイトスタッフ採用時にも影響するでしょう。アルバイトとして来てくれる率が高まるってことも十分考えられる。

卒業後に後輩とか、近所の子を紹介してくれたり。そんなこともあるかもしれません。

自分が楽しい・やりたい

単純に自分が楽しいってこともあるのかも?(私はこの部分が激しく理解できないんですけどね。お客様と旅行なり、遊園地なり行って何が楽しいのか?とくに歳の離れた中学生ですよ?価値観が違うじゃないですか。)

まあ生徒たちとワイワイ話すのが楽しいのであれば、塾の外で気兼ねなく過ごすのはもっと楽しいんですかね?(分からない。お客様と気兼ねなく話しなんてできないと思うんですけど、根本的に。私も生徒と話すのは楽しいですよ?でも、それはあくまで仕事上で。塾の中で。仕事の範囲で自分のパフォーマンスを試したり、それによってお客様が変わったりって部分があっての楽しさ。ま、人それぞれっちゃ、それぞれですからね…。)

ま、自分のやりたいことをやるっていうのは楽しいですから。自分の感情的にはものすごくメリットのあることなんでしょう。私はこの部分がホント分からないんで恐縮ですけど…。

デメリット

もうね、偏見入っちゃってますから。申し訳ないです。卒業旅行否定派の人間なんで、どうしてもデメリット部分ばっかり多くなっちゃう。プラスして揚げ足とるのが趣味みたいな部分がある性格なので…。

経費がかさむ

単純に経費はかさみますよね。ディズニーランドって一人いくらですか?6000円?7000円?遊園地とか全く興味ないんでちょっと分からないんですけど。まあ、それなりの金額ですよね。

生徒20人とか連れていくとなれば、それこそ20000部のチラシが一回まけるレベルで、経費がかかりますよね?

「俺はね、ポケットマネーで連れて行ってるんだ。」なんて誇らしげに言っていた個人塾経営者の方がいたんですけど、いやいやいやアナタ個人事業主でしょ?ポケットマネーもクソもないじゃないですか?って。経費申請してないだけで、立派にお客様からの売上使ってるんだって。

泊りがけの旅行なんてそのレベルじゃないですよね…。その金額あれば、性能のメッチャ良いパソコン、下手すりゃ2台買えるレベルですよね…。

時間がかかる

卒業旅行の自分に対する位置づけって皆さん、どうなんでしょう?卒業旅行って仕事なんですかね?それとも休日なんですかね?休日設定で、生徒たちと遊ぶってことなんですかね?

100%仕事ってことなら分からないでもない。何かしらの目的を持って、それを達成するために時間を使うんだったら、それは時間の無駄じゃないですから。

でも、休日設定だったら、私的には自分の時間が犠牲になってる気がする…。だって貴重な休日ですよ?生徒たちと遊んでる場合じゃないって。やりたいこと、山ほどあるじゃないですか。

家族との時間だって貴重だし、自分の勉強とか、趣味とか。

ま、自分の趣味が生徒たちと遊ぶってことなら、しょうがないとは思いますけど…。でも、何かそれってちょっと危険じゃないですか?危険な公私混同って言うか…。

それに時間がかかるって旅行当日だけじゃないですよね。たとえばチケット予約したり、経路調べたり、場合によっちゃバスを手配したり。

準備にだって相当の時間を費やすような気がするんです。

精神的負担が大きい

旅行中は生徒が悪さしないようにとか、そりゃもう神経使いますよね?生徒が仮に悪さして、「今日ハ仕事ジャナインデ、私関係アリマセン。」って片言の日本語使っても通用しませんよね。引率者なんだから。

バス手配してれば、生徒が遅刻しないか心配になるだろうし、公共の交通機関使えば生徒が騒がないかとか、乗り遅れないかとか…。

もしかしたら、自分の塾でマイクロバス所有してるなんて強者もいらっしゃるかもしれないんですけど、それだって精神的に疲れますよ。仮に自分が運転してるバスが事故ったら洒落にならんですからね…。

ダメなヒトダメなヒト

そんな万が一の万が一まで考えたら、何もできんぞ?

確かに。

ただね、卒業旅行自体そもそも絶対にやらなきゃいけないものでもないでしょ?

います?お客様の中で「卒業旅行のある塾じゃなきゃイヤだ!」って人。卒業旅行って学習塾のサービス重要度ランキングの中で相当下のランクに入る気がするんですよね。そのくせ、リスクだけは相当に高い。自分を含めスタッフの精神的負担、精神的疲弊が大きいと。

ダメなヒトダメなヒト

俺は自分も楽しんじゃうから、精神的負担ぜんぜんないぞッ!

他人の子預かって出かけるのに、それはないんじゃ…。そんなんで何か起こったら世間的に人生アウトになる可能性もあるんですよ?万全を期していたって、卒業旅行中に何か起これば相当に世間から責められるでしょうし…。

はじかれる生徒の精神的負担

多くの塾が卒業旅行については任意参加にしてると思うんです。で、塾にいまいち馴染めていなかった生徒とか、家庭の事情とか、参加できない生徒、はじかれる生徒っていると思うんです。

そのあたりがほぼ強制の学校の修学旅行とは違いますよね?違うからこそ残酷。

行かない生徒、行けない生徒、やっぱ嫌ですよね。仲間外れ感、持ちますよね?やっぱり寂しいですよね?

たしかにね、塾の講師がそこまで考える必要もないのかもしれませんよ?でもね、卒業旅行って頑張った受験生のための慰労の意味を込めたものですよね?もしくは仲間たちとの思いで作りとか?

塾側も善意でやってると思うんですよ。善意でやっていながら、一部のお客様にとっては決して善意に感じられない可能性、確実にあると。そこまで考えたら、何もできない。全員が幸福になることなんてあり得ない。ま、そう言われると思います。で、私もそれはその通りだと思います。世の中、誰かの犠牲の上に成り立っている部分は多いと思うんで。

でもね、この卒業旅行についてはただ単に「やらなきゃいいじゃない。」って話のような気もするんですよね。「わざわざお客様に嫌な思いをさせるリスクをとらなきゃいいじゃない。」って。「嫌な思いをする生徒を作る必要、どこにある?」って。

危険性

卒業旅行を含め、生徒たちと外に出かけるのが一番嫌な理由がここ。

危険じゃないですか。

他人の子預かって、遊園地行く。旅館に泊まる。あらゆる瞬間に子供たちが危険にさらされるじゃないですか。

目を離したすきに不審者に何をされるか分からない。歩行者に身体がぶつかって因縁つけられるかも分からない。長距離バスの運転手が疲労困憊で事故るかも分からない。下手すりゃ命に係わる場合だってあるわけですよ。

さっきから、そんなこと考えてたら何もできないって話も出てますけど、そもそも危険に突っ込む必要性があるのかどうか?

卒業旅行って、この危険性の部分だけを考えても、相当のメリットがない限り私はやらない。やらないというよりも、やれない。ビビりだから。

結局、自分の感情が70%は占めてないか?

斬る

でね、私が何でこんなにも卒業旅行否定派の人間に仕上がってしまったかというと、ある個人塾経営者たちの会話を聞いてからなんですね。

「今年はね、うちは卒業旅行はなし。だって、今年の受験生態度悪いんだもん。連れて行く気にならないよね~。」

およよ?ですよね。もうね、サービスでも何でもないんです、この方にとっての卒業旅行って。生徒をお客様とも思ってないんです。要はね、自分が楽しめない旅行なら行かないってことですよ。受験生の態度が良かろうが悪かろうが、仕事としてやってるなら関係ないはずでしょ?態度が悪い生徒たち対策で管理の工夫を見出して、毎年提供しているような卒業旅行に仕上げていくのが仕事じゃないですか?工夫と努力の上で、お客様に思い出を提供して慰労の念を示すべきでしょう?

完璧にね、この発言をもってして「ああ、この塾の卒業旅行って塾長の個人的感情でやってんだな。100%、自分が行きたいから中学生まきこんで旅行行くんだな。」って。

もうね、ひねくれ者のMr.Mは「他に一緒に旅行行ってくれる人、いないんだな、この人。うん、寂しいね。」って思いましたよね。

何かこういう話聞いてると、スナックとか個人経営の居酒屋とか、たまに常連さん連れて温泉旅行行ったりするじゃないですか。それと大して変わらんのかなって。友達感覚っていうか、お客様に対しても無礼講、無礼講って。お客様と友達の境目が消えかかってるって言うかね…。

当然、やりたい仕事をやるために独立したんでしょうし、やりたいことやるために塾を経営してるんでしょうし。俺は卒業旅行をやりたいんだ、って気持ち、生徒たちと一緒になって最後に楽しみたいんだって気持ち、そういうのもあって当然だと思うんです。

Mr.MMr.M

だって私は逆にやりたくない仕事をやらないって考えから、卒業旅行はしないわけですから。ま、その部分では同じなわけです。

でもね、その卒業旅行をやる理由の70%以上が、「自分が楽しみたいからッ!」って人は危険だと。それはもう、スナックとか居酒屋の常連と一緒に行く旅行とそんなに変わらんぞ、と。それ、仕事じゃないぞ、と。

卒業旅行で得られるメリットは卒業旅行以外でも得られるのでは?

卒業旅行で得られるメリットがお客様の愛着度UP自分自身の楽しみに帰結するんだったら、いくらでも代替手段があるんじゃないかって。

ま、私は教室で卒業パーティー的なのは、学校のお寒い謝恩会的な感じになりそうなんで、それこそ勧めないですけど…。

近くのホテルのレストランで食事会とか?それも、何か半端ですよね。

じゃ、結局、卒業旅行じゃん。ディズニーじゃん、ユニバーサルじゃん、お泊りじゃん。ってそれはさっきからリスクというか、デメリットが大きすぎると。

結局ね、普段の指導とか、コミュニケーションに勝るものはないのかなって。「あぁ、私、この塾通ってよかったな。」って、別に卒業旅行あるから思うもんでもないじゃないですか。

3年間頑張った部活動がなんで思い出に残るかって、日々の練習の辛さとか頑張った記憶が大事なわけですよね。

だから、卒業旅行なんてやらないでも、日々、それこそ全力で生徒に向き合って指導していく。その一瞬一瞬が、より生徒の心に刻まれるように己の技術を磨いていく。それで良いじゃないかって。

いや、自分は何とか慰労の念を示したい?

じゃあ、何か送ればいいじゃないですか。それこそ手書きの手紙とか。手書きの手紙が面倒くさい、時間がないっていうなら、すでにそれは慰労の念なんかないんです。やっぱ、自分が楽しみたいから生徒引き連れて旅行に行くわけです。

自分自身が楽しみたいから生徒と一緒に旅行に行くなんて寂し過ぎますよ。その一日、仕事と違う世界の人たちと遊べばいいじゃないですか。家族でもいいし、友人でもいい。新しく知り合った誰かでもいい。たまには塾という世界の外に出て、別の空気吸えばいいじゃないですか。そういう楽しさより、お客様と過ごす方が楽しいなんて、どう考えても世界が狭すぎる。

卒業旅行で得られるメリットがあるにしても、それは自分の努力とか日々の過ごし方で十分に代替できることだと。で、そっちの方がデメリット、リスクが全然少ないと。

まとめ

ま、たぶん少数派です。私の意見は。

さっきも言いましたけど、ホームページ見ても多くの塾が卒業旅行を敢行してます。

で、その中には売れている塾もたくさんあります。

なので、塾的に卒業旅行は行くのが正しいのか、正しくないのか、で言えば私の結論は「行くのが正しい」んです。

矛盾してますよね?散々言ってきたことと。

単純なんですよ、私は。売れている人たちがやっていることが正しい。売れている人たちが言っていることが正しい。私は常にそういう基準で物事を考えているんです。

だからね、もし仮に「M先生、卒業旅行ってやった方がいいんですか?」なんて、起業したばかりの人に聞かれれば、サクッと言いますよ。「やった方がいいです。」って。何でですか?って理由聞かれれば、「売れている塾が結構皆やっているからです。」って。

「じゃあ、Mr.M塾もこれからは卒業旅行、やるんですか?」って聞かれるとするじゃないですか。

「絶対にやりません。」って平然と答えますよね。で、(おいおいコイツ頭おかしいんじゃねぇか?)って思われますよね、きっと。

たしかにね、売れている人たちが卒業旅行、やってることが多いは多いんです。でもね、さっき上げたデメリット、ここは間違いなくあるんです。で、それに見合うメリットはやっぱりないと。

それでも売れている人たちがやるのは、売れているからこそなんです。売れているからこそ、資金的にも精神的にも人的にも余裕があってやりたいことをやれるからなんです。多分ですよ、売れている人たちはメリット、デメリットなんてほとんど考えてない。気持ちです。生徒を連れて行ってあげたいな、楽しみたいな、って気持ち。

勢いあったり、センスがあれば、そういう感覚的な感じでも仕事って成り立つ部分はあるかもしれない。でも、私は経営偏差値40以下のダメ人間。そういう奴が何となくの気持ちで、仕事なのかプライベートなのかよく分からないモヤモヤしたことをやっちゃダメ。気持ち先行で目的とか利益が曖昧でリスクが高いことは絶対にやっちゃダメ。そんなことに時間とか、金使ってたら誰にも勝てない。

自分は気持ち優先、感覚優先でもガンガン稼げるぜ!って人は、ぜひ卒業旅行、生徒と行って楽しんで下さい!

いや、自分はそんなに大層な経営者じゃない。そんなにセンスはない。って人は、私の意見を少し聞いてもらってもいいのかなって。周りを真似して利益上がってるときだけ生徒をどこかに連れて行って、貧乏になったら今年は行かない、とか恥ずかし過ぎますから。私レベルの小さい人間だとそこまで考えて、「だったら最初から行かなきゃいい」って。そういう考え方もあるんです!