挫折

難しい…。何が難しいかって?

いや、それは採用ですよ。

正社員の採用…。ホント、中小零細企業にとっては永遠の課題ですよね。

私も現在、ハローワーク、塾講師ステーション、そしてこのブログの3本柱で募集をかけてますけど、なかなかね…。

ちょっと前までは、近場の学習塾のホームページ見て、「あ、この人引き抜いてみようかな。」と思った人に直接メールして、SNSで知り合って一本釣り的なこともやってたんですけど、うまく行かず…。

一方で卒業生にアルバイトの話を持ち掛けると、ホント快く引き受けてくれるじゃないですか。もうね、ほんのちょっと思いますよ、もう正社員登用諦めて、卒業生のアルバイト軍団まとめてこの流れのままで、行けるところまで教室拡大やっていこうかな、なんて…。

でもね、やっぱり妥協したくない。卒業生のアルバイトが有難いことに増えたとしても、やっぱり正社員登用は私の仕事の方向性から、外せない。

極端な話、正社員登用を目指し続けるのは私の人生にとっても大きな柱なんです。正社員登用を続けていかない限り、私は私の思う通りの人生を歩めない!ホント、そのレベルで妥協できない部分なんですよね…。

塾講師がアルバイトに向かない3つの理由

ダメ講師

私は根本的に塾講師って職業は、アルバイトには向いていないと思ってます。特に学生アルバイト。あ、学生アルバイトを何か下に見ている訳ではありませんよ。そうじゃなくて、学生の性質上というか制約上というか、正社員講師に勝てない部分がかなり多いのかなって。ちょっとその辺りを考えてみましょう。

①研究、分析が必要な職業であるからこそ

塾講師って入試とか教材の研究は絶対に必要な職業ですよね。私なんか新入社員には、業務時間目一杯使って、とにかく勉強させたりしますからね。とにかく、知識の量がものを言う部分はかなり多い。

で、生徒のテストの分析とか、そういう部分もメチャクチャ大事じゃないですか。生徒のテストとにらめっこしたり、今までの成績表とにらめっこしたり。

そういう部分に時間が絶対的に必要なんですよね。いくら優秀な学生講師でも、やっぱり学生。勉強のための分析のための時間が使えないじゃないですか。塾講師としてここは大きなデメリットです。

私が大手学習塾に勤務していた時に、ホント、正社員級の学生アルバイト講師が3名いました。何でその3名が正社員級だったのか?だって正社員と同じくらい塾の仕事に時間つぎ込んでくれていたんですよ、その3名。

3名が3名とも大学の単位はギリギリ。大学に行かないで、給料も出ないのに塾に来て平気で2時間、3時間授業準備に費やす強者たちだったんですね。だから彼らは大学に友達も少なかったですし、ホント、アルバイトの塾を中心に生活が回ってたって感じですよね。

要はね、アルバイト講師が塾業界で正社員級のエースになるには、彼らが学生生活の多くの部分を犠牲にするしかないんです。彼らの犠牲に成り立つ塾ってどうなんだろ?って私は思う。(当時はホント助けられたんで、今更こんなこと言うのも無責任なんですけど。)

学生が学生らしく、本分の大学の授業をきっちり受け、大学の友達とサークル活動にいそしみ、そんな生活を続けられると、エース級の塾講師ってのは無理だと。(個別指導塾なら分かりませんが、集団指導じゃ無理です。)

私は卒業生のアルバイトにそういう犠牲の上で仕事をさせたくない。だから、私の塾ではアルバイトに授業は担当させないんです。授業を担当させるには、お客様の前に立つ塾講師になるには、学生アルバイトが使える時間は少なすぎると。

②責任が必要な職業であるからこそ

未来ある小中学生を指導しますからね。いろんな場面で責任は大きいです。

受験しかり、一回一回の定期テストも然り。究極的にはお客様の人生を生活を左右する可能性があるわけです。

そんな責任重大な仕事を学生アルバイトに任せるのは、本来おかしい。

子供好きで話し上手なイケメン大学生が、授業もそこそこに雑談ばっかりで毎回授業を終わらせる。で、生徒の成績が伸びない。志望校もガンガン下がる。1年間、2年間、そんな時間をお客様に過ごさせるって、ものすごいことじゃないですか。言葉悪いですけど、罪じゃないですか。

自慢みたいになっちゃいますけど、そんな環境で1年、2年過ごすかわりに私の塾で同じ年月過ごしてもらったら、たぶん、その生徒、人が変わるレベルで違いますよ?(私の塾なんかより、もっと成果の出せる塾も全然ありますけど。)私の塾だけじゃなくて、指導に責任もって、指導にプライド持って運営している塾に行けば、ホント、3ランクくらい志望校変わる未来があるかもしれないんですよ?

そのくらい、この仕事は責任が大きい。だからね、仕事の責任って部分を考えると、個別指導塾で学生が片手間でやっていい仕事なのか?って疑問なんです。これ、学生アルバイトが悪いとか言ってるわけじゃないですからね。「片手間でいいから」って学生アルバイトに授業を任せている塾の責任です。

受験って責任重いですよ、ホント、そういう覚悟で仕事しないとお客様から信頼されませんよ。その責任を学生アルバイトが負えるとは思えない。ちょっと責任重くてバイト辞めますって、そんなんじゃお客様は困っちゃうわけですから…。

あとは子供を預かる上での安全面での責任ですよね。こっちの方がより大事。

たとえば学生アルバイトだけで、教室管理させるじゃないですか。で、そこに不審者が入ってくるじゃないですか。で、ホント、残酷な話ですけど不審者が生徒を傷つけたり…。

そういうことがあった場合、学生アルバイトの責任って残酷的に重くなりますよね。もちろん、そういう状況を作り出している経営者がもっとも責任は重いですけど、現場にいた学生アルバイトが抱えてしまうショックというか、責任感というか…。学生アルバイトが背負うにはあまりにも大きすぎることだと思うんです。

ダメなヒトダメなヒト

コンビニだってアルバイトだけの時間帯あるぞ。

そこがコンビニとか飲食店と、学習塾の違いです。コンビニや飲食店は、たとえば夕方以降のお客様って大人が多い。ま、もちろん中高生は来ますけど。

学習塾は例外なく、子どもなわけです。それは塾側だって100%認識している事実なわけです。子どもしかいない環境において、まだ大人になり切れていない学生アルバイトにその環境を管理させることのリスク。私は大きすぎると。

こんなこと考えたくもないですけど、仮に私の子供がコンビニに買い物に行くとします。その時間帯はアルバイトしかいなかった。運悪く、何かしらの事件に巻き込まれる。もちろん、犯人に対する憎悪はありますよ。それはありますけど、店側に対して「なんでアルバイトしかいないんだよ!」とは思わないような気がする。コンビニってそういうものだから。

でもね、これが学習塾だったら違う。犯人に対する憎悪は同じとして、塾側の責任もやっぱり考える。「なんで子どもしかいない環境なのに、学生アルバイトだけで管理させてたんだ!」って。

事件なんか起きないでもらうのが、理想ですけど、経営者としては最悪のケースまで考えるべきだと。子供の安全、お客様の安全って、いくら考えても考えすぎることはないって。

ま、不審者うんぬんの前に学生アルバイト講師自体が悪いことをするリスクだってありますよね?もちろん、正社員講師だって悪い奴は悪いですけど。でもやっぱり正社員って悪いことやったときのリスクも大きいですし、研修もそれこそたくさんできますし。アルバイトよりも背負うものの重さは確実に大きいわけです。

昨今、飲食店のアルバイトの問題行為が世間を騒がせてますけど、子どもが関わっているだけに重いんですよね、責任が。塾講師ってのは。

③継続性が大事な職業であるからこそ

生徒の変化、点数とか宿題のでき具合とか。成績や勉強に関わること以外でも、生徒の様子がいつもと違うとか、明らかに集中力が切れているとか。

そういう日々の生徒の様子を観察することが超大事な仕事でもあるわけです。

継続性って表現したら、いいんですかね。

当然、継続的に生徒を観察できるのは正社員が強い。週に2,3日しか入らない学生アルバイトじゃ、自分が仕事場にいないときの生徒の様子は分からない。

もしかしたら、自分が出勤しない日に生徒が自習に来て、メチャクチャ課題を頑張ってるかもしれない。でも、それを学生アルバイトは分からない。そのことについて、生徒はメチャクチャ褒めてもらいたい。気持ちを共有してもらいたい。でも、学生アルバイトは知る由もない。

そういうことの連続で、生徒の塾側に対する信頼度アップの機会を失い続ける。信頼度が高まらなければ、当然、成績は上がりにくい。継続性に乏しい仕事しかできないアルバイト講師は、お客様の大事な部分を見逃す可能性が非常に高いんです。

正社員なら塾が空いている日は基本的に出勤しているわけです。継続的に生徒を観察し、コミュニケーションをとることができる。講師自身のキャラを売る機会、生徒の信頼を獲得する機会、圧倒的に学生アルバイトよりも多い。

他にも継続性の部分で言うと、勤続年数ですよね。学生アルバイトは通常、長くても4年です。大学1年生のときに指導していた中学3年生が、3年後、高校卒業の報告を塾にしに来てくれるじゃないですか。そのとき、教えてもらった学生講師はいないわけですよ。学生講師は自分の就職が決まって塾を去っているんです。

地域に根ざす、伝統としてそこにある、第二の故郷、第三の故郷、そういう存在としての学習塾の役割があるとしたら、自分が教えてもらっていた先生がことごとくいない塾。どうでしょう?お客さんからしたら、やっぱり悲しいですよね。

ダメなヒトダメなヒト

そんな客の感情なんて、俺ぁ知らんぞッ。

私はね、ただ単にお客様の感情の話でおさまらないと思うんですよ。やっぱりね、昔からそこにある塾に、昔から同じ先生がいる。そんな塾の方が評判になると思うんですね。口コミもやっぱり発生しやすいと思うんですね。

後は単純に講師が頻繁に変われば、退塾のリスクはそれだけ高まるってのもありますよね?これはもう、個別指導塾の永遠のテーマだと思いますけど。

ま、正社員講師だからって長く続けるってこともないんですけどね。長く続けてもらうように、継続性のメリットが発揮されるようにしていくのが経営者の腕の見せ所ってことで。

ブラックな職場を抜け出すためには正社員雇用が重要

休日取得

私は自分も含め、正社員全員が年間120日以上休める学習塾を作りたいと本気で考えてます。もうここは、自分が学習塾をやっていることの大きな命題だと。そのためには正社員雇用を追い続ける必要が絶対にあるんです。

教室管理をアルバイトに任せるのは危険

先ほども言いました。責任って部分で、私は学生アルバイトだけに教室管理をさせるのは絶対にしない。いつ何時、何があるか分からない時代。塾に最低1人は正社員を常におく。

責任を持って教室管理を任せられる人材を確保しないと、休日は増やせませんからね。私の考え方だといくら学生アルバイトをたくさん雇っても、自分の仕事量は減るかもしれませんが、休日は増えないんです。

いつ何時何があるかって、ホント、ありますからね、問題って。先日、記事にしましたけど、私の財布盗まれましたし。これ、生徒同士での窃盗だったらヤバいですよ?しかも、その事件があった日はアルバイトしか教室いなかったとか…。言い訳できないですよ。

あとね、不審者の話、さっきしましたけど、去年ある日の昼間、私一人で教室にいるとき、見知らぬ男性がトイレに入ってたんですよ!超怖かったですよ!

もう、ホントね、虚勢張ってデカい声で「テメェー何してんだ、オラァァァ!」って言いましたけど…。結局、障害を持った方で間違えて入ってきてしまったらしいんですけどね。

ホント、これが悪意持った不審者だったら…、とか思うと、油断ならないです。

そういうことを踏まえて私はアルバイトのみに教室管理はやらせません。何かあったとき、責任負わされるアルバイトも超かわいそうですし。

ダメなヒトダメなヒト

俺は何があってもバイトを責めるような真似はせん!

Mr.MMr.M

いや、そういうことじゃなくて…。まともな学生なら、事件とかあったら、やっぱり自分を責めますって。責任感じちゃいますって。周りが責めなくても。それが可哀そうじゃないですか。

マルチタスクに耐えうるのは正社員講師だけ

以前にマルチタスクの記事を書きました。

要は、どのスタッフも仲間の代わりができるように役割を限定しないで仕事をしていくってことです。

4月から企業の有給休暇が義務化されますよね?

それを着実に実行していくには、私はマルチタスクがかなり重要な柱になると思ってます。

今は正社員が私を含め2人しかいないんでマルチタスクもクソもないんですが。

これが、ホントあと1人。

正社員が増えたら、相当、マルチタスクの威力を発揮するように思うんですよね。

学生アルバイトじゃ、せいぜい2教科じゃないですか、担当できる教科って。3教科以上って、それなりの質の授業考えたら、やっぱり学生アルバイトじゃ荷が重いですよね。勉強時間も授業準備にかける時間も足りない。

正社員講師が3人いて、その3人が3教科以上指導できれば、相当臨機応変に休日設定できるはず。私は今年中にはそれを実現したいと本気で願ってます。(というか動いてます。)

ということで、本日の記事の終わりは、このわけの分からないMr.Mの塾で働くことに、ちょっとでも興味がある人、連絡下さいね~!という呼びかけで終わりたいと思います。何度目だろう、この呼びかけ…。

Mr.MMr.M

それだけ必死だと、理解していただきたいッ!以上ッ!