個人塾の教材費はどのくらいか?

教材

月謝設定に関しての記事はブログ開設当初に書いていますが、教材費設定についての記事は書いてませんでした。

たぶんですね、自分が教材費で儲けることを一切考えてないから。

教材に関しては「利益が出ない」ことが前提で経営を進めているから。

「ま、送料込みで±0ベースになればいいや」ってことで。これについては後程あれこれ書いていきます。

とりあえず、私が調べることができた個人塾の教材費一覧をどうぞッ!(数字は微妙にですが変えています。特定されると色々とね…。)

※参考にしたのは公立中学生対象コースの中1~中3をほぼ平均化した数値です。各塾とも中3生に関してはこの金額よりも高くなります。

学習塾 5科目 1科目
A ¥46,000 ¥9,200
B ¥28,000 ¥5,600
C ¥25,000 ¥5,000
D ¥20,000 ¥4,000
E ¥15,000 ¥3,000
F ¥8,200 ¥1,640

ホント、資料が少なくて申し訳ないんですが…。
でも、どうですか?結構、驚きのデータだったんですよね。

月謝の相場って何となくあるじゃないですか。でもね、この金額見ると「教材費に相場なんてねぇ!」みたいな…。

1科目あたりで見ても、最も高い金額設定の塾と、一番低い金額設定の塾で7500円程度の差がありますからね…。7500円の差っていうと、普通の教材7冊分には相当しますよね。まあ、『全国高校入試問題正解』だと1冊2500円程度しますけど…。(ただ、『全国高校入試問題正解』ってラインズの過去問サーチ導入しちゃうと、割と無力化される面はありますけどね…。国語以外は。)

どうなんでしょう?実質、渡している教材価格でそこまでの差があるのでしょうか?

(おそらく一番安いところは渡している教材は1冊でしょうね。送料考えると2冊渡しているとすると、足が出る可能性ありますから。これ、2冊以上渡していたら超良心的ですよ。)

ちなみにMr.M塾はこの表で言うとD,Eあたりにつける感じですね。まあ、教材費で利益出さないってなると、このくらいの価格設定かなって。(渡している教材が1科目当たり3,4冊ですから。)

教材費を調べることはかなり難しいという事実…

ちょっと話変わりますが、今回教材費の調査をしようとしてネット検索を例の如くバリバリかけたんですね。

教材費、調べるの超難しい!

ホントね、調べる塾、調べる塾、教材費は隠し玉のように載せてない!

まあ月謝すら載せてない塾もたくさんある訳で…。

「お、月謝は書いてあるぞ。」ってパターンでも、「※教材費、諸経費については別途かかります。」的な記述。

Mr.MMr.M

その別途を載せろ、別途を!

って突っ込んじゃうんですけど、なぜにここまで教材費を隠し玉にするのか?

「月謝を安く設定しておいて、目立たない教材費部分で利益を上げようとしてます?」って私は疑っちゃうんですよね。

私がひねくれてるから?いやね、たぶんね、思いますってお客様も。だってね、ネット調べるとそういうサイトあるんですもん、そういうことを言ってる人、いるんですもん。

「月謝が安くても、教材費や諸経費が高い塾もあるので注意!」みたいに…。

これって今の時代、どんな業界でもあって、私の場合は物置ですよね、物置のときに思いましたよね。物置って本体価格がホント、販売店によってバラバラなんですよ。ホームセンターとネット販売でも全然違うし。で、ネットで「超安い!」ってところ、見つけるじゃないですか。見積もりマシーンのMr.Mはガンガン見積もり請求する訳ですよ。するとね、結局、工賃とか材料費で合計額が高くなるという…。

そういうところは絶対頼まない!だって、嫌じゃないですか。目につくところは安くして置いて、隠し玉いっぱい持ってて結局金をたくさん取ろうっていう魂胆。まともな仕事、してくれなそうじゃないですか。

今の時代、そういうことを考えるお客様もたくさんいると思うんです。

これだけ多くの塾が教材費を隠し玉にしている現状、逆に正々堂々と教材費も公開した方が良い印象持ってもらえると思いますよ?「ああ、ここ誠実そうだな。」って。そういう好印象持ってもらえた方が、教材費でチマチマ稼ぐよりも大きな売上あがるような気がするのは、私だけですかね?

教材費で儲けることのリスク

塾講師ウソつかない

たしかに商品力があって、地域から信頼されているのであれば、教材費が高くてもやっていける部分はあると思いますけど。

私は結構リスクがあると思う。

だって教材って理由付けできないじゃないですか。

どこの塾が渡そうと『iワーク』は『iワーク』なわけで、『標準新演習』は『標準新演習』なわけですよ。本体価格は決まっていて、そのもの自体の価値は同じなんですよね。

それに対して、一方の塾は1000円で提供して、もう一方は2000円で提供している。これ、普通に考えて疑問を持ちますって、お客様。2000円の『iワーク』は金箔が塗ってあるわけでもないですよね?

「いや、うちは同じ『iワーク』でも使い方に工夫があるから。で、合格実績も出してるし。」って、それなら授業料を高くするべきじゃないですか?それは指導の質に関わるところなんだから。教材で儲けるのは教材会社。塾は授業料で儲けるべき存在。塾は教材の卸売業者じゃないですよね?

でも、授業料には転嫁しない、なぜか。さっきも言ったように授業料は目立つから。月謝が高い塾っていうイメージがつくから。

いいじゃないですか、高い塾で。それだけの指導してるんでしょ?同じ『iワーク』でも使い方が違うんでしょ?成績上げてるんでしょ?

ホント、スマホが普及する前、ネットもまだまだの時代、そういう時代だったら「授業料抑えて諸経費で稼ぐ。」的な発想でも通じたかもしれない。言い方悪いですけど、お客様に知識がなかったから。相場が分からなかったから。

でも今は違う。そんな小手先の勝負、お客様には通用しない。お客様は何でも知っています。現に私がこのブログで教材費について、ほんのちょっとですけど情報を提供しているわけです。塾用教材には価格が書いてないから大丈夫?そんなの前時代の考え方ですよ?ネット検索すれば、速攻で情報にぶち当たります。

授業料を高く設定すれば、やっぱり「高いな」って思われる。でも、それはしょうがない。それだけのサービスを提供するんですから。そこから逃げて安易に教材費に転嫁する方が、今の時代、よっぽど怖い。「あそこの塾、授業料安いけど教材費とか結構高いよ。他の塾と同じ教材なのにね…。」なんて噂、広まったら取り返しつかないことになりますよ?

私のようなセンスのない経営者だと、教材費は「本体価格×冊数+送料」がベストかなって。「なんでその教材費になってるんですか?」って言われても、はっきり答えられるじゃないですか。「これだけかかってるからです。」って。面倒くさくないし、リスクもないですし。