久しぶりに明らかにやる気のなさそうな生徒現る!

サボるのが得

久しぶりの感じでしたね~。

「親に言われてきただけ~。」「マジ眠い。」「今日は見たいテレビあったのによぉ~。」

原則、休み時間は何を話そうと生徒たちの自由にしているMr.Mですが、この久しぶりの周りの生徒を低いレベルに引きずる爆弾生徒…。さすがにね、授業始まる前にフラストレーション90%以上って感じでしたよね。

珍しいんですけどね、私の塾は「厳しい」ってイメージで通ってるんで、基本、この手のタイプの生徒は来ない塾なんですけど。ま、親が強引に連れてきたわけです。前の塾でぜんぜん成績上がらなかったらしく…。

そりゃ、この態度じゃ成績アップなんて無理。講師のこと舐めてるもん、完全に。塾って場を完璧に勘違いしてる。友達と遊ぶ場とか?居眠りする場とか?

授業1分前。私の塾の生徒たちは、基本、おしゃべりを止め始めます。ノート、筆記用具もそうですけど、気持ちも授業の準備に入るんですね。

一方、この体験生。ノートも筆記用具も何も出さず、机にぐだ~って。

1分前にして全く授業を聞く気が見えない。ノートを書く気も見えない。

休み時間を1分残していましたけど、正直、我慢の限界。

この生徒がこのまま授業に突入しても、どうせ周りに迷惑がかかる。雰囲気が緩くなる。

ということで、体験生にも関わらず、怒りますよね?

「おい、お前、授業に入った瞬間、その態度だったら追い出すからな。おい、目を見て話聞けよ、コラ。」って低い声で目を見ながら言っちゃいますよね~。

私の気持ちの中では、「テメェ~授業邪魔して、俺のお客様に迷惑かけたら許さねぇからな。」って感じです。

この時点で、この体験生はお客様ではないと判断。

入塾してもらう気はゼロ。とりあえず、黙って話を聞いて黙ってノートを取ったらバイバイ。という感じ。

このパターンはですね、決して傲慢でも何でもないと私は思ってます。

たとえばレストラン。静かでおしゃれな雰囲気のところは小学生以下お断りなんて普通。上下ジャージ+サンダルじゃ入れない、なんてところもありますよね?

自分たちの商品の品質を守るために、お客様を選ぶっていうのは店の権利です。

高齢化が進んで福祉の事業所もたくさんありますよね?どんな老人も受け入れるって、理想論だけでやれればいいですけど、やっぱりそれだって利用者選ぶ必要ありますよね?平気で職員にセクハラするような利用者、平気で受け入れてたら職員は疲弊するし、評判悪くなって職員の採用にも響くし、結局サービスの低下を招くわけです。

というか、何でこの生徒、こんなになっちゃったんだろうなって。中途半端に塾行って、こんな悪い癖付くくらいなら、いっそのこと塾なんか行かなきゃよかったのに…。ってつくづく思います。

体験授業で塾の基準をこれでもかと振りかざす

覚悟

ま、授業1分前に放ったセリフが全てですけどね。「うちはこういう基準でやってんだぞ」って。

もう、意気消沈しちゃいましたね、この体験生。

この時点で、まあ、ほぼ入塾はしないかなと。

あとはいつものペースでガンガン進めていく。

明らかにノートを取るのについて行けてないわけです、彼。

でも、待たない。

だってそれが普段の私の授業スタイルですから。

もし仮に体験授業で彼を優しく待ってあげたとして、入塾してからもずっと彼に合わせるなんてこと、絶対できないわけですよ。

そんなことしてたら確実に今いる生徒たちの成績に響く。

入塾後にできないことは、体験授業でもやりません。

Mr.M塾の基準をこれでもかというほど味わわせる。

ノートは高速。指名されたら「分からない。」は有り得ない。何かしら発言はさせる。下を向くな、肘をつくな、足を組むな。

とにかく生徒たちに課している基準を体験生にも課していく。

これがうちの授業、うちのスタイル、うちの伝統、うちの魂。

これでもかというほど、生ぬるい環境で育った彼にぶつけていく。

「どうだ?耐えられるか?耐えられないだろう?甘く見るな、Mr.M塾を。君に合わせることなんて絶対にない。君がわれわれに合わせようと必死にならない限り、この塾に君の席などない!

もうそんな気持ちですよね。

結局、その彼。意気消沈したまま、一言も話すことなく2時間半の授業を終えました。ま、今までは塾で友達とおしゃべりばっかりしてたらしいんで、黙って2時間半耐えたことだけでも彼にとっては大変だったんだと思いますけど…。

凄まじく疲れた様子で帰っていきましたね。

それでも入塾希望があるのならば…

手続き

で、そんな彼。

入塾するんです!

ま、さすがにこれには私も驚きました。

絶対に入塾はない、と確信してましたから。

そういうような授業展開でバシバシやりましたし。

親の強制力がものすごい働いたんでしょうね…。

でもね、私はこうなると彼に対する考え方は変わります。

彼は、親に言われたとはいえ、彼にとっては地獄のような2時間半を経験したうえで、Mr.M塾の門をたたくわけです。

99%は親の強制かもしれませんけど、1%は自分の意志でもあるんです。

仮に100%彼の意志がなければ、泣きながら家の柱にしがみついて塾に行かなければいいんですから。

1%、そのたった1%でも、Mr.M塾の基準を了承したわけです。

こうなればもう彼はお客様です。

彼は知っている訳ですから。どの程度の基準で、どの程度の怒られ方をするのか。どのくらい授業が速くて、勉強の量が多いのか。それを知っていながら門を叩く。つまり、Mr.M塾の基準に合わせる覚悟が1%はできているんです。

この1%があれば、あとは我々の仕事。どれだけその1%を増やしていけるか。どれだけ彼を叩き直していけるか。どれだけ彼をMr.M塾の基準に持っていくことができるか。お客様になってくれた以上、そこは全力で尽くさなければいけません。

あの体験授業を経ながらYESを出してくれたわけです。我々だって彼の成績のためなら容赦はしません。それは彼も十分に分かっているはずだから。

体験授業の段階で入塾を断ることがあるのか?

ダメ講師

基本、ありません。

今回のように基準をバシッと示していけば、大体ヤバそうな生徒は入塾しません。

「いや…、絶対こんな塾、ついて行けないし…。」って。

”体験授業という強烈な踏み絵”を経て、入塾の意志を持ってくれる生徒さんなら、基本、全員受け入れます。(プラスして、入塾面談でも保護者にかなり覚悟を持ってもらいますので…。)

ただし、それは”基本”ですね。

例外として、今までに2名ほど断ったことがあります。

保護者が外国の方で日本語が読めないというパターン(外国の方でも日本語が読めたり、コミュニケーションがとれれば何の問題もないんですが)。保護者とのやり取りも、学習塾としてはすごい重要ですから。緊急の場合とか、意思疎通ができないと命にかかわる場合だってありますからね。

もう1人は、コミュニケーションがとれない生徒。(この生徒は悪意があってとれないのではなく、学習塾レベルでは力添えがどうしてもできない子でした。)どう考えても、私の持っている力では成績を上げることができない生徒。それが分かっているのに受け入れるのは無責任だということで。

この2ケースを除いては、こちらから入塾を断ったことはないです。

ま、迎合しない体験授業を展開すれば、Mr.M塾の基準に馴染めない生徒は大体、向こうから断ってくれますので。わざわざこっちから断る必要もないんですよね。