とあるフランチャイズオーナーさんとお話させていただきました!

接客力

本日、Mr.Mの直接対談第3弾が行われました!

場所は都内某所…、というのはウソで埼玉県の片田舎の喫茶店です…。

お相手は学習塾開校2年目のBさん。

自立型個別指導塾のフランチャイズオーナーさんです。

最近、フランチャイズのネタが多かったこのブログ。まさに旬!

ということで、Bさんのお話を聞いたMr.Mの感想を書いていきます。

結局、行きつくのは…という話。

お話を聞いていて「やっぱり!」みたいなことが結構ありましたね。「結局、行きつくのはそうですよね!?」って感じで。

やっぱり「金」が足りない?

経費

ズバリ、FC本部の客単価の試算がやっぱり甘い!という事実。

これ、以前の記事でも書きましたけど、色んな会社のFCオーナー向けのサイトで、収益モデル見ると大体感じることなんです。

「こんなに一人頭、月謝払ってくれるかなぁ?」って。

私の塾が普通の公立小中学校に通って、普通に地元の公立高校に進学するって生徒たちを対象にしてますけど、客単価はだいたい2万円です。公立中学校に通っている生徒の月謝平均が1.7万円って調査も出ているようです。

でも、大体どこの会社の収益モデル見ても客単価が高い。何か大丈夫かな、こんな理想的な設定で…。って思ってたんですけど、Bさんの話を聞くとズバリ的中って感じでした。

現実はそんなに甘くないとのこと…。

本部の収益モデルの客単価と比べると75%を割る勢いとのことで…。(Bさんとの信頼関係を守るために、具体的金額は控えさせていただきます!)

生徒数を聞いたところ、私の”アパート1室+集団指導”のビジネスモデルなら、月の利益が30万円は余裕で出そうな数がいるそうなんですが、Bさんの場合はカツカツだそうで…。

「え!?その人数でカツカツ!?それは結構、厳しい戦いじゃ…。」なんて思ってしまったんですが。

やっぱりフランチャイズは「金」がかかるんだなぁ~と。そこはホント、私が考えていた通り、いや、考えていた以上でしたね。

どんどんなくなる「時間」

部長!

Bさんのお話の中で、色んな業務についてのマニュアルもあるとのことで。

とくに生徒、保護者との面談とか、電話とか、回数とかやり方がびちっと決まってるらしく…。

正直、「めんどくせぇ~!」って叫びたくなりました。

もちろん、私も面談もやりますし、電話もしますけど、それは必要最低限です。(売れている個人塾の経営者の方に聞いたところ、その人の塾の方がもっと少なかったですが…。)

「授業もあるのに、そんなのいつどこですればいいの?」ってくらいの業務があるようです。

何かせっかく独立したのに、「『あれしろ、これしろ』って会社員みたいだな~」とか思っちゃったり。

いくら「時間」あっても足りないんじゃないですかね。

やっぱり「自由(工夫)」がない

ま、当たり前っちゃ当たり前ですけど、チラシもホームページも自由に作れないわけですよね。

授業料の設定だって変えちゃいけないし。(だから客単価を上げるのが難しいですよね…。)

そんでもって教材とか教室設備とかまで、きっちり決まっているわけです。

ま、頭では「そういうもんだろうなぁ~。」って分かっていましたけど、実際、話を聞いてみるとキツイですよね。

わざわざBさん、私に会いに来ていただき、いろいろ私も話すんですけど、ことごとく私が言うようには出来ないわけですよ。たとえば教材一つにしても、教材会社決まっちゃってれば、私のように競合他社で見積もりかけて交渉しようたって無理なんですよね。看板だって何から何まで本部が決めてくれるって、「手間が省けていい」って言えばそうなんでしょうけど、値下げ交渉できないデメリットがあるわけです。

私がブログでもよく書いているパーソナルブランディングだって、ムチャクチャ制限あるわけです。ホームページを自分で作れないし、チラシのデザインも変えられない。

経営が行き詰って大変なのに、起死回生の一手が打てないわけです。

改めて思いましたね、「自由」がないってのは「工夫」がかなり制限されるってこと。経営的にジリ貧に陥っちゃうと変えるのがかなり難しいのかなってこと。

要は「成績」なんだと

ま、Bさんの塾も数ある自立型個別指導の一つなわけで、当然の如く、パソコンとかタブレットとか使うわけです。ま、流行りのシステムで売る系の学習塾ですね。私のような泥臭い芋くさい学習塾とは正反対のイメージの。

でもね、結局Bさんの私に対する最大の関心ごとは「成績を上げるにはどうしたらいいんですか?」ってことだったんです。

最新のタブレットがあろうが、よく分からないですけど成績管理システム・問題作成システムがあろうが、要は生徒の「成績」が一番大事だってこと。

システム重視の自立型個別指導塾の経営者が結局「成績」だとおっしゃっているんです。

生徒が集まらないのは、生徒が他塾に取られてしまうのは、「成績」を上げ切れていないからだと実感しているんです。システム云々は関係なく。

で、「どうやって成績を上げるのか」と質問された私は

Mr.MMr.M

勉強時間です。

と至極当たり前の何の工夫もない答えをアホみたいな顔をしながら言ったんですけど、Bさんは凄く納得してくれたんですね。

最新の自立型個別指導のシステムを使ってらっしゃる方が、泥臭い芋くさい単純な「とにかく勉強させろ」という理論に納得してくれるという矛盾。

結局、「人」が大事

塾講師ウソつかない

で、さっきの話の関連になりますけど、Bさん、おっしゃってました。

「タブレットやパソコンで成績が上がるなんてことはない。」と。

それはあくまで手段の一つにしか過ぎない、と。

結局、大事なのは「人」

「人」が教えなければ、成績は上がらないと。

(「タブレットだけで上がる生徒は、結局、何もなくても上がるし、塾に行かなくても上がる」というBさん。う~ん、納得。)

それを聞いてると、「じゃ、突き詰めて考えるとタブレットも要らないんじゃ…。」とか思っちゃったりもするんですよね…。ま、使いどころですかね?何事も。

FCオーナーに対するイメージとの違い

Bさんとのお話を通して、私が感じていたことと一番違ったのが、「FCオーナーって全部他人任せの他人頼み。」みたいな固定観念。

何をやるにも他人に頼って、何があっても他人のせい。

そんな固定観念を私は正直、持っていたんですね。

ぜんぜん違いましたね、Bさん。

よ~く勉強されてる。

塾業界のこととか、近隣の塾のこととか、小中学校に生徒数がどれくらいいるとか。

自立型個別指導塾って、「指導経験なくてもICTの力でどうにかなりますよ~」的な説明が多いじゃないですか、FCオーナー向けサイト見ると。

Bさんはちゃんと教科的な勉強もされているんですね、「やっぱり自分自身が教えられないとダメ」とのことで。

正直、ここまで勉強されてて、私のような小者にでさえ連絡を取ってくれて、工夫もしようとしているのに、「なぜにフランチャイズ加盟を…?」って思っちゃいました。

1から自分でやったって十分行けたんじゃないかって。もったいないなぁ~って。

人柄も明るくて、お話も面白いですし…。

私が抱いていたFCオーナー像は崩れ去りましたね。ま、Bさんは特別なのかもしれませんが。

個人塾のビジネスモデルはやっぱり集団指導がおススメであるという結論

Bさんとの話の中で私が強烈に感じたことは、結局、集団指導が一番経営的にシンプルで手間がかからないし、売上もあげられるってこと。

私の塾の場合は単科受講ありなんで、ちょっと参考にならないんですけど、集団指導って3科セットとか多いですよね。要は客単価をこっちが決めることができちゃうんですよ。

同じ地域にある売れている個人塾なんて、5教科セット一本勝負ですからね。客単価、メチャクチャ高いですよ。

自立型個別指導塾然り、従来型の個別指導塾然り、受講回数をお客様が選ぶパターンになると結局単価が低いほう、低いほうに流れて売上が上がらないという…。

で、私が改めて集団指導塾をおススメする最大の理由は、Bさんがおっしゃっていた一言。

「結局、良い生徒たちは集団指導塾に生徒持ってかれちゃうんですよね…。」という切ない言葉。

もうね、現場で毎日戦っている方がおっしゃってるんですから、間違いないと。ホント、その通りなんだと。(たしかに私の塾に個別指導塾から流れて来る生徒は多いです。集団指導塾から流れて来るより多いかも。)

で、Bさんこうもおっしゃってましたね。

「成績悪い生徒を何とかしたいんだけど、やっぱり勉強しない。強制させる必要があるんだろうけど、自立学習謳っているから、それもやっぱりおかしいし…。」と。結局、強制の必要性が分かっていながらできないというジレンマ。

うちの塾みたいに「強制させます、こっちが言ったことをやってください、それが嫌なら違う塾に行ってください。」みたいな方針と比べるとムチャクチャ不利な経営になるんだろうなぁ~って。

わざわざお会いしていただいたのに、ぜんぜん私からのアドバイス的なことは話せていなくて、むしろ、私の方が勉強させていただいたように思います。

Bさん、この場を借りて改めて感謝申し上げます!

そして、場所を指定しておきながら、迷子になって時間に遅れてしまいましたこと、改めて謝罪いたします!(すいません、このブログで時間についての云々を偉そうに言っておきながら…。)

そして、コーヒーごちそうさまでした!

今後もMr.Mの経営ブログをよろしくお願いいたします!そして、また何かありましたらお話させて下さいッ!勉強させていただければと思います!


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