本

以前にも書きましたけど、私はぜんぜん読書家じゃありません。

やっぱり優れた経営者になるためには、たくさん本を読まないといけないとは思うんですが…。

う~ん、読みやすい本というか面白い本は読めるんですけどね…。

前の記事に書いたように仮にそれが世にいう素晴らしい本であっても、『孫子』パターンだと…

Mr.MMr.M

つ、つまらん…。

結局、時間の無駄って思えてストレスたまるんで、なかなか…。

以前に紹介した『小さな会社・儲けのルール』なんかはメチャクチャ面白かったんで、何度も繰り返し読みましたし、今もトイレの中で読んでます。

で、今回紹介する本は個人塾を起業をしたあとに、「俺はたくさんブログを更新してやるぜッ!」って考えてる人にはホントにおススメです。

ま、私がおススメするまでもなく、多くの人が読んでいる本だとは思いますが…。

その名も『道をひらく』

著者はあの経営の神様、松下幸之助さんです!

有名過ぎて私みたいな小者がおススメするのもおこがましいんですが…。

この本も私の家のトイレに置かれています。

本田宗一郎さんの『会社のために働くな』も置いてあります。

ダメなヒトダメなヒト

松下幸之助?本田宗一郎?キミ、超ミーハーだね。

Mr.MMr.M

恥ずかしいィー!

ちなみに本田宗一郎さんはこの本の中で、「自分は本を読むより人に聞く」って内容のことを言っています。

Mr.MMr.M

ほらっ、世界の本田だって本はあまり読まないって言ってるじゃん♪

と、トイレで勝手に良い気になってるわけです。

ダメなヒトダメなヒト

悲しい奴…。

『道をひらく』ってどんな本?

9歳からでっち奉公に出て、1代で松下グループを築き上げた立志伝中の人物であり、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助は、経営者としては稀有といえるほど多くの著作を残している。本書は、PHP研究所の機関紙「PHP」に連載したエッセイをまとめたもので、見開き2ページの短編が120あまり載せられている。

(中略)

本書の初版が出たのは1968年なので、すでに「古典」といってもよいが、その内容は決して色あせていない。それは、著者が時代によらない普遍的な心理を洞察していたからであり、また、著者の理想とした「身も心も豊かな社会」がいまだに実現していないからであろう。飾り気のない文体は、礼節を重んじ、謙虚に人に接することを常に説いた著者の人柄がにじみ出ており、思わず引き込まれてしまう。社会人だけでなく、大学生や高校生も手にとってもらいたい。きっと何かを発見するだろう。(戸田圭司)

という説明が、アマゾンの本の紹介に出てます。

要は経営の神様、松下幸之助さんが書いたエッセイ集です。

ま、私がこの本を手に取ったきっかけは、ホント、ただのカッコつけです。

Mr.MMr.M

え?愛読書?松下幸之助の『道をひらく』だけど、文句ある?

ってカッコつけたかったんです。

Mr.MMr.M

松下幸之助くらい読んでないとね~。

とか言いたかったんです。

正直、恥ずかしくて言えないですけどね。まだまだ、この本を愛読書っていえるレベルの人間じゃないんで…。いつかは「『道をひらく』が愛読書」って言っても、笑われないくらいの人間になりたいとは思いますけど。

『道をひらく』が、なぜブログを書くのに役に立つの?

読めば分かりますけど、すごく読みやすいんです!

文章にリズムがあって、ホント、スラスラ読める。

読んでて気持ちいいくらい流れるんです。

で、表現が超オシャレ。

比喩がたくさん使われてるんですけど、いちいち分かりやすいですし、こんなことを私のようなオッサンが言うのもなんですけど、美しいんですよね~。国語的に言うと反復法とか、体言止めとか、倒置法とか、そんなのが嫌味なく使われてます。

さまざま

春が来て花が咲いて、初夏が来て若葉が萌えて、野山はまさに華麗な装いである。さまざまの花が咲き、さまざまの草木が萌え、さまざまの鳥が舞う。さまざま、とりどりなればこそのこの華麗さである。この自然の装いである。

花は花だけ、木は杉だけ、鳥はウグイスだけ。それはそれなりの風情はあろうけれども、この日本の山野に、もしこれだけの種類しかなかったとしたら、とてもこの自然のゆたかさは生まれ出てこなかったであろう。

いろいろの花があってよかった。さまざまな木があってよかった。たくさんの鳥があってよかった。自然の理のありがたさである。人もまたさまざま。さまざまの人があればこそ、ゆたかな働きも生み出されてくる。自分と他人とは、顔もちがえば気性もちがう。好みもちがう。それでよいのである。ちがうことをなげくよりも、そのちがうことのなかに無限の妙味を感じたい。無限のゆたかさを感じたい。そして、人それぞれに力をつくし、人それぞれに助け合いたい。

いろいろな人があってよかった。さまざまの人があってよかった。

中学生の国語の教科書に載せても全然いいんじゃないかって思うくらいです。

でもね、やっぱりそこは経営者なんで、題材は実生活に結びついたことなんでイメージしやすくて面白いんです。(ここが孫子とちがうところ。昔の戦争のこと言われてもね…って。私はなっちゃいましたから。)

体験の上に

ここに非常な水泳の名人がいるとする。そして、この名人から、いかにすれば水泳が上達するかという講義をきくとする。かりに三年間、休まず怠らず、微に入り細にわたって懇切ていねいに講義を受け、水泳の理を教えられ、泳ぎの心がけをきかされる。それでめでたく卒業のゆるしを得たとする。だがはたして、それだけで実際に直ちに泳ぎができるであろうか。

いかに成績優秀な生徒でも、それだけですぐさま水に放りこまれたらどうなるか。たちまちブクブク疑いなし。講義をきくだけでは泳げないのである。

やはり実際に、この身体を水につけねばならない。そして涙のこぼれるような不覚の水も飲まねばならない。ときには、死ぬほどの思いもしなければならないであろう。

そうしてこそ水に浮けるし、泳ぎも身につく。体験の尊さはここにあるわけである。

教えの手引きは、この体験の上に生かされて、はじめてその光を放つ。単に教えをきくだけで、何事もなしうるような錯覚をつつしみたいと思う。

こういう文章が書ければ、たぶん多くの人がスラスラ面白く読んでくれるんだろうなぁって。

こういうオシャレな表現をちょっとでも使えるようになれば、「あ、この人、多少は知識ある人なんだ。」って思われるかなって。

なので、トイレの中で何度も何度も読んでるんです、自分の中に刷り込まれるまで。

1つのエッセイが、塾のブログ1本分くらいにちょうどいい長さってのもありますし。

経営者だけじゃなく、誰が読んでもためになる。

私としては経営者の心構え的なイメージで本を買ったんです。

でも、そんなことはない。

この本読んで、心改める、勇気をもらう、生活を見直す、そんな風に感じるのって、別に経営者だけじゃないはず。

誰が読んだって感じることはたくさんありますよ、きっと。

真剣勝負

剣道で、面に小手、胴を着けて竹刀で試合をしている間は、いくら真剣にやっているようでも、まだまだ心にスキがある。打たれても死なないし、血も出ないからである。しかしこれが木刀で試合するとなれば、いささか緊張せざるを得ない。打たれれば気絶もするし、ケガもする。死ぬこともある。まして真剣勝負ともなれば、一閃が直ちに生命にかかわる。勝つこともあれば、また負けることもあるなどと呑気なことをいっていられない。勝つか負けるかどちらか一つ。負ければ生命がとぶ。真剣になるとはこんな姿をいうのである。

人生は真剣勝負である。だからどんな小さな事にでも、生命をかけて真剣にやらなければならない。もちろん窮屈になる必要はすこしもない。しかし、長い人生ときには失敗することもあるなどと呑気にかまえていられない。これは失敗したときの慰めのことばで、はじめからこんな気がまえでいいわけがない。真剣になるかならないか、その度合いによってその人の人生はきまる。

大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない。おたがいに心を新たにして、真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたいものである。

こんな文章が書けたら、塾のブログ読者もとんでもない数になりますよね~。

私もまだまだ血となり肉となり骨となるまで、『道をひらく』を読み続けたいと思いますッ!


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