「塾経営 厳しい」の検索表示で上位表示になっているページが「”厳しい塾”で差別化」という内容。

おそらく検索した人が望んでいない内容のページが表示されている事実に先日気づき…

今回は「塾経営 厳しい」で調べた人が満足してくれるであろう記事を目指して国税局の申告所得データをまとめてみました。

実は先日、関連したデータを使って記事を書きましたが、その時使ったデータはあくまで関東信越国税局のものだけ。

ダメなヒトダメなヒト

そんな田舎者の集まりばかりのデータを見せられても納得いかないぜッ!

と、群馬とか長野とかの人たちにケンカを売ってしまいそうな人たちへ。今回はしっかり都会の人たちのデータも集めました!

なので、ここで出てきた結果には是非とも納得してください!

国税局の申告所得税データ

教育・学習支援業の申告所得税の所得階級別の人員データです。つまり、法人を除く個人塾経営者など(ピアノ教室とかそろばん教室とかを含む)の所得(≒年収)とある程度一致するデータのはずです。

所得階級  人員 合計 割合 上位%
70万円以下       612 878 538 584 241        2,853 12.43 100.00
100万円以下       618 1047 610 638 288        3,201 13.95 87.57
150万円以下       813 1485 833 883 328        4,342 18.92 73.62
200万円以下       579 1086 594 662 209        3,130 13.64 54.70
250万円以下       395 840 444 478 157        2,314 10.08 41.06
300万円以下       288 608 331 355 103        1,685 7.34 30.98
400万円以下       329 764 440 439 123        2,095 9.13 23.64
500万円以下       156 463 224 226 49        1,118 4.87 14.51
600万円以下        99 265 118 149 37           668 2.91 9.63
700万円以下        63 177 66 90 17           413 1.80 6.72
800万円以下        34 111 35 49 18           247 1.08 4.92
1000万円以下        60 130 45 54 15           304 1.32 3.85
1200万円以下        22 67 20 18 11           138 0.60 2.52
1500万円以下        17 59 16 19 4           115 0.50 1.92
2000万円以下        21 63 13 20 4           121 0.53 1.42
3000万円以下        15 57 6 18 4           100 0.44 0.89
5000万円以下         6 43 5 4 4             62 0.27 0.46
1億円以下         4 24 0 2 0             30 0.13 0.19
2億円以下 0 11 0 2 0             13 0.06 0.06
5億円以下 0 0 0 0 0 0              –                 –
10億円以下 0 0 0 0 0 0              –                 –
20億円以下 0 0 0 0 0 0              –                 –
合計     4,131 8178 4338 4690 1612      22,949 100

塾経営はズバリ「超厳しい!」

都会も含めての統計を調べても、結局以前調べた関東信越国税局だけのものとあんまり変わらないという…。

所得500万円超がわずか10%…。

このデータをみると私が提唱している小さな成功「年収500万円+年間休日110日」は、たしかに小さな成功といえるような気がします。(ま、「学習塾業界では」という条件ですけど…。)

所得200万円以下が半分を超える訳ですから…。(あくまで個人事業主に限りですけど。)

塾経営はハッキリ厳しいですよ、数字的に!数字的には超厳しいです!

塾経営(個人事業)のおよそ上位10分の1に入らないと、年収500万円を超えないという事実があるんですからね…。

ホントこういう数字を見れば、いかに「うまい話はない!」っていうことが分かると思います。

フランチャイズとか、自立型個別学習塾のシステムとか、「これをやればこのくらいの売上シュミレーションができます!」的な話は基本疑わってかからないとヤバいかと…。

どんな会社のどんな年収1000万円超のシュミレーションよりも、私は国税局のこのデータを信頼しますね。このデータはシュミレーションではなくてガッチガチの事実ですから。

つまり、うまい話にのせられての起業ではなく、「10分の1に入らなければ、普通の生活も成り立たない可能性がある。」という覚悟を持って起業すること。

つまり、他人頼みの経営ではなく、「10分の1に入れば、自分の好きな仕事で休みも適度にとって生活できる。」という希望をもって経営すること。

10分の1の現実を受け入れて、それに向かっていくんであれば学習塾経営は面白いですよね。単調な仕事ではありませんし、やりがいもありますし。何よりもこれだけ感謝してもらえる仕事っていうのも珍しいですしね。

でもまあ最後にもう一回。

学習塾経営は厳しいです。以上!