『小さな会社・儲けのルール』という個人経営のバイブル

今回は偉そうに本をおすすめします。

ちなみに私は世の経営者の方々に比べると全然本は読んでないと思います。(月2冊とか…、いやもっと少ないか…。)

ハッキリ言って私は読書よりネットです。

今の時代、私程度の人間が知りたいレベルの情報は、大体ネットに出ているというのが私の考えの根底にあります。

本でしか分からないような専門的な知識は、私の仕事や人生には今のところほとんど必要ないです。「ネットの情報は正確性に劣る」って言うのも、それを受け入れてある程度半信半疑で取り入れていればあんまり問題ないですし。

何よりネットは情報獲得が速くできますよね。本のように購入にかかる時間はないですし、知りたいことをすぐ知ることができますから。そういう意味で私は完璧にネット派なんですね。

ただネットだと結局自分が知りたい情報だけに偏ってしまいます。別にそれは知りたくないとか、自分の考えと違う考え方みたいなものには辿り着けない。そういうワードは基本、検索かけないですから。

やっぱり人間成長するためには、未知の領域にも足を踏み出していかないといけない訳です。そういう意味で月に2冊(もしくは1冊)程度は本を読むようにしています。(まあTポイントが月に本1,2冊分くらいたまるってのが一番大きな理由ですけどね…。)

ということで、今回はこれから起業する人、とくに私程度の「小さい成功をまず目指す」という人におすすめの1冊を紹介いたします。

正直いって私は「年収500万+年間休日110日」獲得までは、起業精神というか経営精神というか、経営戦略の根幹にかかわる部分のヒントはこれ一冊で乗り切ってます。この一冊を擦り切れるほど繰り返し読んだだけです。(セミナーとかにもほとんど行ってません。)

本の名前は『小さな会社・儲けのルール』

以前も一度だけ軽く紹介したことがありますが…。どうです、この題名。いいですよね、私のような欲深い人間がすぐに飛びつきそうな題名です。でも、私にとっては経営のバイブルです。真面目にこの本がなかったら今頃私の塾はないかもしれない、そのくらいの本です。

大成功を狙う人、大会社を目指す人にはあんまり参考にならない本かもしれませんけど、片田舎で地域no.1を目指すような人にはドンピシャの本だと私は思います。よって、地域no.1を目指す人が多い個人塾経営者には結構どんぴしゃな本かなと。

少しだけ内容を紹介しますが、買って読んでいただければ分かると思います。Mr.Mがこの本から数々のアイディアをパクリにパクっていることが…。

社長にはだれでもなれるけれど…

プロローグは「社長にはだれでもなれる」から始まります。でもこの本、面白いのが「社長にはだれでもなれる!だからあなたもこの本を読めば必ず成功できる!」的な本ではないのです。

「だれでも簡単にできる商売はない」と断じていますね。

最近流行の独立雑誌には「だれでも簡単にできる商売」などと書かれていますが、それは大ウソです。その大半は悪徳フランチャイズみたいな保証金パクリ型が多く、実態は「元締めにとっては素人をだまして簡単に儲かる商売」です。

いやぁ~辛辣ですね。私が何でフランチャイズ塾に否定的か分かると思います。私はこの本を読んでたので、フランチャイズ加盟はハナから考えませんでした。

学習塾のフランチャイズはコンビニのフランチャイズよりも起業時の加盟金とかが高い、という傾向を知った今では、よりいっそうフランチャイズ加盟での塾経営はおススメしませんね。

何かで1位を目指すこと

1位の会社の1人あたり経常利益は、2位から4位の会社に比べて3~6倍も多くなっている。逆に2位から4位は1位の0.17~0.33しかありません。

花王はライオンの8倍も1人あたり経常利益を上げていますが(2002年度)、はたして花王とライオンの社員の能力に8倍もの差があるかどうかです。

経営陣の戦略目標と実行力の違いによって経常利益に8倍もの差が出てしまっているのです。

この場合、経営原則ですから、上場企業に限らず小さな会社でも当然あてはまります。小さな会社として独立する人も、長期目標では、なにかで1位になることを目指すべきだということです。

商品かエリアか、それに業界か客層か、直接、お客と関係するなにかで1番になることを目指すんです。

人は1番じゃないと覚えないし、紹介もしません。日本で一番高い富士山の名前を知ってても、2番や3番は知りませんね。

私がホームページやブログで「当たり障りないはダメ。」「お客様にとって空気はダメ。」と言っている意味がここにあります。何かで他よりも優れている、いや、もっと言うと1番優れていないと市場で認知してもらえないんです。

「○〇市〇〇町で厳しい公立高校受験専門の学習塾」と謳えば、割と多くの地域ですぐにno.1になれるように思います。

「手作りローテク商品」の見直しと「シンデレラ商品」

手がかかりすぎるために大手が扱えない「ローテク商品」は、小さい会社や起業して間もない人には見直す価値があります。

たとえば、飲食業はオーナーによって料理も味も店の雰囲気も千差万別です。手作りローテク料理には、大量生産の大手外食チェーン店もかないません。大手もいるけれど、小さい店でも存在できるのです。

美容院、デザイナー、コピーライター、コンサルタント業など、みな職人業ですから大量生産もできないし、手作りのローテク商品として価値を作りやすいですね。

「シンデレラ商品」とは、市場規模が小さくて、一定の需要があるにもかかわらず、業界のなかでは見下げられて嫌われている。改良を加えたり、商品の種類を増やせばお客様から喜ばれて売り上げ増につながるのに、だれも手をつけない商品のことを言います。

私はすぐに思いましたね。「ローテク商品」「シンデレラ商品」って言うのが、まさに「集団指導」だって。個別指導塾の乱立に続いて、パソコンを使った自立型個別指導塾の増加もあります。「元締めにとっては素人をだまして儲かる商売」風に、大会社はどんどん「集団指導」から遠ざかっているように思います。

たしかに「集団指導」は手間がかかります。一丁前の講師を育てるには、間違いなく年単位の時間がかかります。(人それぞれ意見はあると思いますけど、3年はかかりますかね。)だからこそ、その塾にしかない味になって人を呼べるんですよ。それに「集団指導」で結果が出せればお客さんも嬉しいはずなんです。だって「集団指導」の方が、月謝を安く設定できるんですから。

成功するには長時間労働が不可欠

・・・約3倍を投入すると大体勝てるようになります。それで3倍が「必勝」。よく必勝と言いますでしょ。でも、はちまきを締めるのが必勝ではないんですよ。平均の3倍働くのが必勝なんです。でも、ルート3ですから12時間でいい。

4倍が「圧勝」。つまり、1日14時間働けば才能が劣る人でも絶対負けません。なかには「死んだつもりでがんばる」と言う人もいますが、これを「決死型」と言います。

いまのは1日あたりですが、1年単位ではどうなるか。

年間100日程度の休日を除いた中小企業の平均は1850時間。

これが3倍の必勝型ならルート3で3200時間。

4倍の圧勝型が3700時間、5倍の決死型が4140時間となります。

自分はどうも人より才能や実力が劣ると思った人は4140時間。これを10年から15年くらい続ければいいんです。

普通、起業本とか経営本でこういうこと書かないですよね…。「楽して儲かる!」的な誰もが飛びつく言葉の方が、本も売れそうじゃないですか?でも、こういうキレイごとじゃない部分をはっきり言ってるんで、この本を私はバイブルにしたんですね。で、当然この長時間労働についても実行してみたんですけど…

結果は、私の過去のダメダメ生活の記事を見てもらえば分かると思います。実は、今よりもダメダメ生活をしていた時の方が休日は少なかったんですね、形だけは。今よりも教室に入っている日は多かったんです。でも、無駄に入ってたんですね…。

この本の長時間労働を実践しようと休日を減らしても、結局集中力とかエネルギーが分散されてダラダラした毎日が続くという…。

この本については、ホントほぼ100%に近い形で経営に取り入れてるんですけど、この部分だけは出来ませんでした。「努力も立派な才能の一つ。」「そしてその才能が自分にはない。」という結論をつけて、休みはできるだけとる!という方向性に変わっちゃいましたね…。

最後まで無条件におススメしちゃえばいいんですけど、Mr.M的悪い癖で何か最後はちょっと落としちゃいましたが…。

Mr.MMr.M

私が根性ないだけです。本が悪いわけではありません!

でも、ホントこの本は役に立ちます。あんまり内容書いたら怒られちゃうんでこのくらいにしようと思いますけど、手書きの手紙作戦とか、名刺・封筒作りとか細かい戦術的なことも書いてありますし、エリア戦略もホント参考になりますし、パーソナルブランディングに関わる内容もありますし…。

皆さんに一つだけお願いします。

「この本読んだら、Mr.Mの経営ブログなんて今後一切見る必要なしッ!」

って思って、Mr.Mを見捨てることのないように!私は私でこの本のエキスを個人塾という舞台に置き換えて色々書いているつもりなので…。

Mr.MMr.M

とにかく、本を読んだ後も私を見捨てないでください!


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