ダメなヒトダメなヒト

もう、オッサン疲れたわ…。だって「疲れたから今日は塾を休ませる」とか、「部活の打ち上げで休ませる」とか…。振替授業、振替授業って…。学生バイトもテスト前で授業に入れないって言うしよぉ~。授業調整で結局深夜まで他の仕事できねぇ~し。深夜に夏期講習の準備してたら、いきなり「ガコン!」って音鳴って、心臓止まるかと思ったら、朝刊よ。外は明るくなってんだよ~。今日もまた授業欠席の連絡どんだけ来るんだろ?バイトの奴ら、「入れません。」連発だろうし…。とにかく、ちょっと寝よ…。

前に記事にしましたが、どれだけの個別学習塾の責任者が振替授業で困っているでしょうね。

☞フランチャイズ個別指導塾経営者を苦しめる振替授業

とくにもうすぐ夏期講習。

授業のコマも爆発的に増えます。(爆発的に増えないと個別指導塾では売上的にヤバいですもんね。)

そこで考えられるのが、授業の振替要請も爆発的に増えるということ。

さあ、個別指導塾の責任者様方、この夏も戦いの始まりです。(もう始まっていると思いますけど…)

振替授業を上手く捌けるか、それとも、振替授業の要請を断固突っぱねるか。

負けられない戦いがもうすぐ始まる…。

ダメなヒトダメなヒト

俺は、こんなことばっかするために独立したんじゃないんだけどなぁ・・・

 

塾の規約で振替授業を防止

当たり前ですけど、塾の規約にはっきり振替授業を行う場合を明記しておくべきです。

ほとんどの個別指導塾が規約をホームページに載せてますね。

割と厳しめで載せてるところが多い印象です。

それだけ振替授業は経営的に大ダメージをおよぼすということなんでしょうね。

(それに悩まされないためにも経営的には集団授業を私はおすすめするんですけどね。)

ただ、病欠に関して振替を認めた瞬間、苦しい戦いが始まると思いますけど…

だって生徒はいつでも病気になれるんですよ、休みたければ。

塾に行くのが面倒くさければ、頭が痛くなればいいんです。

友達と遊びに行きたければ、風邪ひけばいいんです。

これだけ温暖化が進んでるんです、熱中症気味なんて、かめはめ波と同じくらい気軽に打てますしね。

まあ、規約を作っても振替授業はなかなか減らせないことは、容易に想像できると思います。

塾を休ませない風土をつくる

規約なんて病欠一本で、高速道路並みに便利な抜け道が完成します。

病欠、振替、病欠、振替、病欠、振替…規約の抜け道を堂々と病欠と振替が行き交います。

規約ではダメなんですね。

根本的解決にならない。

結局、目に見えないものになりますけど、塾を簡単には休めないという風土が重要なんだと思います。

 

「簡単には休めない風土」

これを作るには結構骨が折れますよ。

生徒とのガチンコバトルも覚悟しなければいけません。

ときには保護者とのバトルに発展することもありますし…

 

頻繁にある病欠連絡に対しては、勇気をもって疑いをかけるんです。

「本当なんだろうな?」とか、「少しくらい具合が悪いくらいなら来い。来てからダメなら帰れ。」とか。

疑わしきは徹底追及です。

「じゃあ、電話家の人に変わって」とかすぐに言えるくらい覚悟を持ちましょう。

家の人にも「休むハードル低くなっていきますよ。」とか言えないとだめです。

休みの連絡をすること自体が煩わしい、それならいっそ塾に黙って行った方が楽。

生徒や保護者がそう思うほどに、我々は休みに対して敏感にならないとダメです。

塾全体に「この塾は容易には休めないぞ。」という集団意識を持たせないとダメなんです。

(もちろんスタッフも含めです。)

 

振替授業が発生して困るのは、本来あなただけじゃないはずです。

生徒や保護者だって困るはずなんです。

だって、振替授業多い生徒って成績伸びないでしょ?

精神的に好き勝手やってる人間が成長する訳ないんですよ。好き勝手やって今まで生きてきてるから成績が悪いんですから。

それを矯正するのが我々の仕事のはずなのに、塾に入っても今まで通り、好き勝手休みたいとき休んで、来たいとき来てるなんてこと、やらせてていいわけないんです。成績伸びないんだから。

そういう意味でも断固お客様に譲ってはいけないラインがありますよね。

私も一度だけ、生徒の欠席を疑って保護者と夜のバトルを繰り広げたことがあります。

☞クレームについて

もちろん、生徒はそれで辞めてしまいましたけど、私は塾全体の休ませないという風土を守るためにも必要なことだったと今でも確信してます。

 

塾のサービスの質を上げる

振替授業が発生しないために、生徒の休みを減らす。

そのためにできることは、単純に塾のサービスの質を上げるということもあります。

簡単に言えば、「休んでもいい。」と思われているサービスだから休むわけです。

「休みたくない。」と思われるような質の高いサービスなら生徒は休まないわけですよね。

 

授業が楽しくて分かりやすくて成績も上がるから塾に行きたくてしょうがない、そんな状態だったら休まないわけです。

「安くて早くて上手いラーメン」が作れるラーメン屋さんがお客様を失わないのと同じことです。

おそらく個別指導塾を経営されている方は分かると思いますけど、力がある講師が担当する生徒たちは欠席が少ないと思うんですよね。

 

もちろん、そんな理想的な指導を実現するのは一朝一夕ではできませんよ。

私の塾だってまだまだです。

でも、サービスの質(=授業の質)の向上は、生徒の欠席を防ぐだけでなく塾の存亡自体がかかっている部分なので、結局追及するしかない部分だと思います。