必要な売り上げは?

目指すべき利益を月収35万としましょう。

月収35万を達成できれば、春期講習、夏期講習、冬期講習合わせて年収500万円も現実味を帯びてきます。

では、月収35万を達成するためには売上がどのくらいあればよいか?

管理人の経験を照らし合わせて考えてみます。

 

アパート1室の場合

家賃63000円

光熱費10000円

通信費5000円

宣伝広告費20000円(年間でチラシ、看板製作など考えると240000円くらいは使うと思います。)

雑費20000円

合計支出118000円

つまり350000円の利益が欲しいなら

350000+118000=468000円

468000円の売上が最低必要だということですね。

よし、じゃあ売り上げが468000円になるように月謝やクラスを設定していけば…

Mr.MMr.M

ちょっと待ってください!!

468000円がMax設定だと、たぶん468000円には到達できません。

およそ8割稼働でもこの金額にとどく設定が必要です。

468000÷0.8=585000

10割フル稼働(定員+全生徒全科目受講状態)で585000円になるように月謝・クラス設定をしていきましょう。

 

クラス定員は?

まず管理人は個別指導は想定しませんので、集団指導という前提で。

※関連記事 ☞「集団授業」一本で

家賃を低く抑えるためにアパートの1室を借りる場合は、クラス定員は多くても8名でしょう。

1つの部屋に8名入れるとなると、12畳くらいの部屋が1つはある物件がいいですね。

12畳が1部屋と、隣に8畳くらいの自習室に使える部屋が1つあるといいです。

埼玉県坂戸市の県立坂戸高校狙いで管理人が試しに調べたところ、築30年以上ですが結構この条件に近い物件が見つかりました。

家賃は何と4万円台!

しかもこのアパート、1階が商業用テナントなんでゆくゆく生徒が増えてきたら1階に引っ越し戦法も使えます。

※関連記事 ☞最初の店舗

Mr.MMr.M

もし今の塾がダメになったら、私がここで再スタートしようかな…。

まあとにかく、クラス定員8名で1人塾長で塾を回していきます。

学年は小5、小6、中1、中2、中3といったところです。

教科は小5、小6は算数、英語。

中1、中2、中3はズバリ五教科授業設定です!

五教科も教えられない?

いや、そこは勉強しましょう。

公立高校狙いなら、いずれ五教科指導できなければいけません。

個人塾で理社を設定していない塾を見かけることありますけど、公立高校受験で理社クラスがないのは致命的ですよ(特に埼玉県では…)。

Mr.MMr.M

理社抜きで、結果出せませんから。

たとえ初めは受講する生徒がいなくても設定しておくべき。

管理人の塾もはじめはほとんどの生徒が数学・英語のみ受講でした。

しかし、生徒の成績が上がり塾の知名度が上がっていくにつれ、国理社受講も増えていきました。

そうなると客単価も一気に跳ね上がります!

 

月謝設定は?

さあいよいよ月謝設定です。

学習塾経営において月謝設定は超重要。

「近くのあの塾がこのくらいだから、少し安くしておこう。」

「一般的にはこのくらいだろう。」

そんな感覚で決めたらイエローカード。

とくに「他より安ければ集まるだろう。」っていうのは、もうレッドカード!!

 

「他と比べてみてください。個別指導でこれほど安い塾は他にはありません。」

この看板で2人で学習塾経営をスタートさせた塾があります。

2人とも大手学習塾で10年以上経験を積んだ一線級講師です。

今流行りのパソコンを使っての自立学習塾のような形で、順調に生徒を集めていきました。

3年目には定員を迎え、順調そのものに見えていたのですが…。

売上がどん詰まり!!

月謝設定が低すぎたので、教室一杯に生徒があふれても利益が立たないのです。

2名でやっていたものですから、手取りもほんとうに微々たるもので…。

 

35万円の月収を3年後には稼げる月謝設定をしっかりしていきましょう。

 

小学生の月謝設定

まず10割稼働想定の585000円を小学生と中学生に分けましょう。

で、あなたの塾に小学生は来ません。

本当に来ません。

名もない個人塾。

心理的に入りにくいアパート。

そして「厳しい塾」という看板。

来るわけありません。

 

でもいいんです。鼻から小学生は狙っていない。

ラッキーパンチで来てくれると思えばいいんです。

小学生のクラス設定しておいたところで、中学生の時間帯と被るわけじゃありませんし。

だから小学生で稼げるMAXは適当に月60000円としておきましょう。

ホント適当ですけど、3年目に小学生でこのくらい稼げれば十分ですよ。

小学生は人数来ませんので、月謝設定はズバリ数・英2教科で10000円。

これでいいです。

小5、小6合わせて6人来てくれれば60000円達成です。

適当すぎると言われるかもしれませんけど、ホント小学生は来ないですからね。

 

中学生の月謝設定

あなたが本当に真剣に考えなければいけないのは中学生です。

公立高校受験に絞った場合、あなたの塾に来るのはほとんど中学生でしょう。

※関連記事 ☞「公立高校受験」にしぼる

 

まず売り上げの学年比率を以下のようにみます。

1年:2年:3年=5:6:9

これは管理人が10年以上の経験からひねり出した数字です。

当たり前ですけど、受験が近い3年生が一番の稼ぎ頭になりますね。

この比率で、585000円から小学生の60000円を引いた数字

585000-60000=525000円

を学年別に割り振ります。

1年:2年:3年=131250円:157500円:236250円

これが学年別に稼げる月のMAX売上になります。

次にこれを客単価に落としていきます。

クラス定員8名なので8で割ります。

1年 131250÷8=16406.25円

2年 157500÷8=19687.5円

3年 236250÷8=29531.25円

これがMAXの客単価です。

これが生徒1人がMAXで授業を受講した時の月謝の参考値になります。

言いかえれば五教科受講した時の月謝ですね。

次にこのMAX客単価に0.8をかけます。これが重要!!

1年 16406.25×0.8=13125円

2年 19687.5×0.8=15750円

3年 29531.25×0.8=23625円

これがあなたの塾が設定する主力商品の参考価格です。

1,2年生は数・英2教科でこの月謝。3年生は数・英・国3教科でこの月謝でしょうか。

この主力商品を8名の定員に受講してもらえば、これだけで月420000円達成です。

小学生の60000円を足せば、480000円ですね。ハッピー!

いや、ちょっと待てよ。

月謝は8割想定しているのに、定員は8割想定しないんかい?

ごもっともな意見です。

Mr.MMr.M

でも、しません。

定員の8割想定はしちゃいけません。

中学生を各学年8名ずつ。

これを3年間で集められないようだと、あなたの塾は地域で支持されてないってことです。

定員も8割想定をしてその分月謝を上げたところで、地域で支持されてなければほぼ達成できない想定になってしまうんです。

中学生の定員8名は必ず集めるつもりで月謝設定はしてください。

 

だから生徒の成績は必ず上げないといけないんですよ。

営業をやらないかわりに、成績は上げないとこの月謝設定は成り立たないんです。

小学生はアバウトにしました。

でも中学生はアバウトにできない。

中学生の1年8名、2年8名、3年8名の計24名は死守してください。

たとえ小学生0でも、中学生が定員になっていれば「厳しい塾」「成績が上がる塾」「公立受験に強い塾」という認知が広まっているはずです。

小学生0でも、中学生の何人かは五教科受講してくれているはずです。

それなら小学生0でも、月収35万は十分達成できているはずです。

そして、そこまで支持されているのであれば次の一手も打てるはず。

物件を移動し、人を雇って、クラス定員を増やす段階。

 

単価は現実的に8割がけをしてください。8割がけで35万を達成できる月謝を設定してください。

定員の8割がけはしないでください。それはあなたの覚悟を8割がけしているようなものですから。

 

最後に一言・・・

Mr.MMr.M

私の塾の月謝はもっと高いです。


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