全てに手を出せば自滅する

Mr.MMr.M

指導の範囲は「公立高校受験」にしぼることをおすすめします。

それはなぜか。

公立高校受験もやります、私立難関もやります、大学受験もやります、中高一貫私立生も見ます、しまいには中学受験もやります…。

入試研究も授業準備もそれぞれ全く異なります。

大変な労力になるのは明らか。

しかも、それぞれの入試日や模試の時期が異なるし、生徒自体の生活リズム、学校行事の日程も違う。

全部に対応していったら休みがなくなるのは当たり前。

生徒欲しさに皆さんそれをやるから、学習塾はブラックだと言われるんです。

 

我が埼玉県では公立高校入試は3月の初め。

年末年始はまだ入試直前ではありません。

Mr.MMr.M

だから年末年始は5日間ガッツリ休めます。毎年、家でゆっくり箱根駅伝も見ています。

中学受験まで手を出していたら絶対無理ですよね。

埼玉県の中学受験は1月前半には始まってしまうんですから。

大晦日特訓、正月特訓…。

私も大手学習塾に勤務していたころは「のんびり」とはほど遠い年末年始でした。

「公立高校受験」は余計な手間がかからない

「公立高校受験」にしぼれば、生徒に合わせるのは定期テストの日程と入試日くらい。(埼玉県の場合は「北辰テスト」もありますが。)

埼玉の公立高校入試なら、英検・漢検もほとんど影響しないので対策講座も必要なし。

だから英検・漢検の受付会場、受験会場にもならないほうがいいです。(受けたい生徒は他の塾で受けてもらえばよい。)

英検・漢検関連で年間何日の休みを潰してしまうか…。

 

入試研究や授業準備にしても、公立高校受験なら労力はそんなにかかりません。

内容は学校の教科書のレベルに少し+αがあればいいだけですから。

さらに、公立高校(県立・市立)は上位校だろうと下位校だろうと共通の入試問題を使うことが多い。

1年に1つの入試を研究すればいいわけです。

(東京や神奈川は上位校の問題が違うので多少手間だと思いますが…。我が埼玉県も最近数・英は2種類の問題になりましたが、分析の手間は私立校に比べればたいしたことありません。)

 

しかし私立高校は学校ごとに入試問題が違います。(しかも難しい。)

その年その年で、自分の塾の生徒が受験する学校分、研究しないといけないわけです。

受験生が4,5名のうちはいいですが、10名を超えてくるあたりから正月休みは返上ですよ。

講師育成においてのメリット

さらに将来、スタッフを雇い始めるころにも「公立高校受験」にしぼることがメリットになるはずです。

私国立難関校受験をまともに指導できるスタッフを育てるのは大変難しい。

多くの場合、スタッフ自身が経験してきた入試よりも、難しい内容を習得しなければいけないのですから。

中学受験も同じ。

中学受験を経験していないスタッフからすれば、まともな指導にたどりつくまでに大変な労力・時間が必要です。(スタッフもそれを教える塾長も。)

でも「公立高校受験」なら、学校の教科書の内容が分かれば基本OK。

ほぼ100%、どんなスタッフでも中学校は卒業しているはず。

勉強の内容自体は難しくないでしょう。

授業スキルはまた別の話になりますが、「公立高校受験」の分野はスタッフ育成の面でも断然手間がかからないんです。

勇気をもって仕事をせまく絞りましょう。休日をとるために。

これから起業する方。

また、現在生徒募集に苦しんでいる方。

喉から手が出るほど、生徒が欲しいのは分かります。

でも皆さんが手にしたい生活は、休みなく仕事に追われる毎日ですか?

中途半端で結果が出ない指導を続け、クレーム処理に追われる毎日ですか?

そういう毎日のために、わざわざ自分の塾を持ったのですか?

Mr.MMr.M

勇気をもって「公立高校受験」にしぼってください。

1日8時間労働、土日休みを目指しましょうよ。


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